前日を振り返って
前日1月23日の東京市場は、前日の急騰を受けた「高値圏での調整局面」という位置づけが明確な一日であった。
日経平均は53,846円で取引を終え、心理的節目である54,000円台の定着には至らず、上値の重さを再確認する展開となった。
NF日経レバ(1570)も同様に、高値49,430円を付けた後は伸び悩み、終値は49,070円。
想定していた48,900円〜50,200円のレンジ内ではあるものの、結果としては下限寄りの着地であり、指数以上に慎重な値動きが目立った。
乖離値は4,600〜5,000円とやや再拡大し、値幅は約1,100円を確保。
方向感は乏しかったが、短期トレード余地そのものは依然として残されている状況である。
寄り前情報

米国市場はまちまちの結果となった。
ダウ平均は49,098ドルと下落した一方、ナスダックは小幅高、S&P500はほぼ横ばいで推移している。
半導体大手インテルの決算を嫌気した売りがダウの重しとなり、米国株全体としてはリスクオン一色とは言い難い。
注目すべきは為替動向である。
ドル円は先週末の158円台から一気に154円台前半まで円高が進行しており、市場では為替介入を警戒した動きが意識されている。
この急激な円高は、輸出関連株にとって明確な逆風となる。
ロイターによる本日の日経平均予測レンジは52,500円〜53,300円。
先物主導での下押しスタートが想定される一方、政権基盤安定への期待が下値を支えるとの見方もあり、急落というよりは「下を試しながらの調整」がメインシナリオと考えられる。
本日の戦略
以上を踏まえ、本日の日経平均は52,500円〜53,300円のレンジ内推移を想定する。
前日終値からは下方向へのギャップが意識されやすく、寄り付き直後は為替要因を背景に弱含む可能性が高い。
前日の乖離値(4,600〜5,000円)と値幅(約1,100円)を基準とすると、
本日のNF日経レバ(1570)の想定レンジは以下とする。
- 想定レンジ:47,800円〜49,200円
寄り付きでの下振れが生じた場合でも、47,500円〜48,000円付近は短期的な下値支持帯として意識されやすい。
一方で、為替が不安定な状況では上値追いは難しく、49,500円超では戻り売りが優勢になる可能性が高い。
戦略としては、
- 寄り直後の投げ売りには追随しない
- 47,800円前後への下押しを待ち、反発の初動を確認
- 反発局面では欲張らず、値幅を限定した回転を意識
指数主導の一方向相場ではなく、「為替に振らされる一日」と割り切った対応が求められる局面である。
閉めの言葉
強い相場の後には、必ず調整と迷いの時間が訪れる。
今日の市場はまさにその最中にあり、焦って動くよりも、波が整うのを待つ冷静さが試される一日となりそうだ。
相場と無理に戦わず、流れを読む。
その姿勢こそが、結果的に次の好機を手繰り寄せるのである。

