前日を振り返って
1月27日の東京市場は、前日の急落から一転して力強い自律反発を見せた。
日経225は52,637円で下げ止まり、終値53,333円まで切り返し、NF日経レバ(1570)も46,880円を底に48,050円まで回復した。
特筆すべきは、
- 乖離値:5,200〜5,800円
- 値幅:1,300円
という高ボラティリティ環境の中でも、指数とレバの連動性が明確に回復した点である。
前日の反省として挙げられた「相場の回復力を過小評価していた」という点は、結果的に修正される形となり、需給の強さが改めて確認された一日であった。
寄り前情報

ロイターによる28日の見通しでは、日経平均は弱含みスタートが想定されている。
ドル/円は152円前半まで円高方向に振れており、輸出関連株には逆風となりやすい。一方で、米国市場ではS&P500が最高値を更新し、半導体株は引き続き堅調である。
特に注目されるのは以下の点である。
- 米国市場
- NYダウは下落したものの、NASDAQ・S&P500は底堅い推移
- ハイテク株、半導体株への資金流入は継続
- 国内要因
- アドバンテスト(6857)の決算発表を控え、半導体関連株への思惑
- 「選挙を控えて売り込みにくい」という需給面の下支え
日経平均の予想レンジは52,800円〜53,500円とされており、方向感よりも値幅を伴った神経質な展開が想定される。
本日の戦略
前日の乖離値(5,200〜5,800円)と値幅(1,300円)を踏まえると、本日もボラティリティは高止まりしやすい。
日経平均の想定レンジを52,800円〜53,500円とした場合、NF日経レバ(1570)の想定レンジは以下を意識したい。
- 想定レンジ:47,600円〜49,000円
円高進行が意識される寄り付き直後は、47,500円前後までの押しを試す場面も想定される。ただし、前日同様に47,500円台が維持されるかどうかが最初の分岐点となる。
テクニカル面では、
- 20日移動平均線は依然として上向き
- MACDは改善途上で、下落モメンタムは限定的
- RSIは中立圏で推移しており、過熱感は一服
これらを踏まえると、下押し局面は押し目として意識されやすく、上値では49,000円近辺で達成感が出やすい構図である。
寄り付き直後の値動きに飛びつくのではなく、指数とレバの連動性、為替の落ち着きどころを確認してからの対応を基本戦略としたい。
閉めの言葉
急落の翌日に見せた力強い反発は、相場の地力を改めて示した。
不安と期待が交錯する局面だからこそ、値動きの背景を丁寧に読み取り、一手一手を大切にしていきたい。

