【2026年1月28日】NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日(1月27日)は、急落後の自律反発が鮮明となり、日経225・NF日経レバ(1570)ともに底堅さを示した一日であった。

その流れを受け、28日は**「高ボラティリティ継続を前提とした押し目対応」**を軸に戦略を構築した。

日経225の想定レンジは52,800円〜53,500円。

NF日経レバ(1570)は、前日の乖離値(5,200〜5,800円)と値幅(1,300円)を踏まえ、47,600円〜49,000円を想定レンジとした。

円高進行による寄り付きの下押しは想定内としつつも、47,500円台を維持できるかどうかを最初の重要分岐点とし、下げ止まりを確認してからの対応を基本スタンスとした。

実際の値動き

Screenshot

日経225

  • 始値:53,023円
  • 高値:53,507円
  • 安値:52,788円
  • 終値:53,358円(前日比 +25円)

NF日経レバ(1570)

  • 始値:47,450円
  • 高値:48,440円
  • 安値:47,150円
  • 終値:48,110円(前日比 +60円)

寄り付き直後、円高進行を嫌気して日経225は一時52,700円台まで急落し、想定レンジ下限をやや下回る場面があった。ただし、500円超の下落局面では売りが一巡し、その後は53,000円近辺でのもみ合いに移行。

後場に入り、ASML決算を材料とした半導体株の上昇が指数を押し上げ、引けにかけてプラス圏を回復した。

NF日経レバも同様に、47,150円で下げ止まり、後場の指数回復とともに48,000円台を回復。高値は48,440円まであり、想定レンジ内での推移となった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

  • 本日の乖離値:5,000〜5,600円
  • 本日の値幅:1,300円

乖離値は依然として高水準であり、短期的な値動きの荒さは継続している。ただし、前日同様に乖離が拡大する局面でも連動性は崩れず、レバ特有の不安定さは相対的に落ち着いた印象である。

この水準は翌日以降も、押し目と戻りの判断材料として引き続き重視すべきポイントとなる。

テクニカル分析(1570・添付チャートより)

移動平均線を見ると、20日移動平均線を明確に上回って推移しており、短期トレンドは維持されている。

ボリンジャーバンドでは、+1σ〜+2σ付近での推移となっており、過度な過熱感はなく、上昇余地と調整余地が混在する局面である。

MACDはプラス圏で推移し、シグナルとの乖離も緩やかに拡大。上昇モメンタムは持続しているが加速感は限定的である。

RSIは中立〜やや強気水準で推移しており、買われ過ぎ感は見られない。全体としては「上昇トレンド中の高値圏持ち合い」と評価できる形である。

反省

日経225のロイター予測、NF日経レバの想定レンジともに、寄り付きの下押しは想定よりやや深かった。

一方で、下値ではしっかりと買いが入り、結果的には前日終値を上回る形で引けた点は評価できる。

警戒を優先するあまり、下落局面での戻りの速さをやや過小評価していた点は反省材料である。ただし、想定レンジ内での推移に収まり、戦略全体としては大きな乖離はなかったといえる。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

28日の日経平均は続伸し、終値は25円高の53,358円。

米国株がまちまちとなる中、円高進行を嫌気して寄り付きは300円超下落し、一時52,700円台まで下落した。しかし、売り一巡後は53,000円近辺でのもみ合いが続いた。

後場には、ASMLの好決算を受けた半導体株の上昇が指数を押し上げ、引けにかけて買いが優勢となった。

東証プライムの売買代金は約7兆1,200億円と高水準。業種別では非鉄金属、鉱業、情報・通信が上昇し、化学、輸送用機器、医薬品は軟調であった。

本日の注目銘柄

  • レーザーテック(6920)
    ASML決算を材料に後場急騰し、一時9%高。半導体関連の強さを象徴する動きであった。
  • アドバンテスト(6857)
    今期最終利益を19%上方修正し、最高益予想を更新。指数押し上げ要因としての存在感は引き続き大きい。
  • トヨタ自動車(7203)
    円高進行を嫌気し3%超下落。為替感応度の高い銘柄の弱さが目立った。
  • 古河電気工業(5801)
    日経225構成銘柄の中で値上がり率トップとなり、個別材料株物色の流れを示した。

次回戦略

乖離値が5,000円台と高水準にある以上、翌日も値動きは荒くなりやすい。

NF日経レバでは、47,800円〜48,000円が短期的な下値支持として機能するかを確認したい。

日経225が53,000円台を維持できるか、半導体株主導の流れが継続するかが焦点となる。

高値追いは避け、指数とレバの連動性を確認しながら、押し目中心の対応を基本としたい局面である。

閉めの言葉

大きく揺さぶられながらも、相場は一歩ずつ上を試している。

不安定な相場だからこそ、値動きの意味を丁寧に振り返ることが、次の一手の精度を高めてくれると感じる一日であった。

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