【2026年2月3日】NF日経レバ(1570)の戦略

前日を振り返って

前日の東京市場は、寄り付き直後の急騰から一転し、後場にかけて大きく崩れる荒い一日であった。日経平均は一時54,000円台まで上昇したものの、高値圏での利益確定売りが一気に優勢となり、終値は52,655円と前日比667円安で引けた。

NF日経レバ(1570)は指数以上に値動きが激しく、前場高値49,740円から安値46,900円まで急落。乖離値の大きさと値幅拡大が同時に進行し、レバETF特有のリスクが強く意識される展開となった。

特に印象的だったのは、「上昇の勢いが最も強い局面ほど反転リスクも大きい」という点である。前場の強気ムードに引きずられず、冷静に値幅と乖離を意識できたかが、明暗を分けた一日であった。

ゆ寄り前情報

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米国市場では、ISM製造業景況指数が市場予想を上回り、景気の底堅さが改めて意識された。NYダウは前日比+515ドル、NASDAQも+0.55%と主要3指数がそろって上昇している。

半導体株やAI関連株が買い戻された点は、日本市場にとって追い風である。一方で、前日までの急落を受けた戻り局面であり、上値では利益確定売りが出やすい環境でもある。

為替はドル/円が155円半ばと円安水準を維持しており、輸出関連株には引き続き支援材料となりそうだ。日経平均VI指数は36台から低下傾向にありつつも、依然として高水準で、値動きの荒さには警戒が必要である。

ロイター予測では、日経平均は自律反発が想定され、予想レンジは53,000円〜54,000円とされている。ただし、54,000円付近では戻り売りが強まる可能性が指摘されている。

本日の戦略

本日の日経平均は、前日の大幅下落を受けた自律反発局面として、53,000円台回復を試す展開を想定する。ただし、値幅が前日2,800円まで拡大している点を踏まえると、上昇一辺倒ではなく、上下に振れやすい一日となりやすい。

日経平均の想定レンジは53,000円〜54,000円。前日の乖離値(4,500円〜5,700円)と高いボラティリティを考慮すると、NF日経レバ(1570)の想定レンジは46,800円〜50,200円とする。

戦略の軸は「寄り付きの動きに飛び乗らない」ことである。米国株高を受けて高寄りした場合は、50,000円前後では無理に追わず、押し戻される場面を待ちたい。一方、46,800円〜47,300円ゾーンは前日の安値圏であり、下げ止まりを確認できれば短期的な戻りを狙う余地がある。

乖離値が依然として大きいため、指数が小幅な動きに見えても、レバETFは数百円単位で振れる可能性がある。エントリー後は値幅を欲張らず、短時間での判断を徹底することが重要である。

閉めの言葉

前日の急落は痛みを伴ったが、市場は一度大きく揺れた後ほど、次の方向性を探ろうとする。だからこそ、今日の反発局面では「どこまで戻るか」よりも、「どこで止まるか」を丁寧に見極めたい。荒れ相場の中でも、自分の軸を崩さずに向き合う姿勢が、結果的に相場との距離感を保ってくれると感じている。

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