【2026年2月6日】NF日経レバ(1570)の戦略

前日を振り返って

前日(2月5日)の東京市場は、「指数の底堅さ」と「レバレッジ商品の弱さ」が改めて浮き彫りとなる一日であった。

日経225は始値54,289円から高値54,459円をつけた後、後場にかけて下落が加速し、安値53,653円、終値は53,818円と想定レンジを明確に下抜けて引けた。

一方、NF日経レバ(1570)は始値49,750円から高値50,080円をつけたものの、戻りの鈍さが目立ち、その後は売りが一気に強まった。後場には48,610円まで下落し、終値は49,010円。値幅は約1,300円と大きく、指数以上に調整圧力が集中した形である。

乖離値は4,400〜5,000円と高水準を維持しており、「高値圏での調整は、まずレバから進む」という典型的な動きであった。

前提としていた「底堅さ」が、下方向へのスピードを見誤らせた点は反省材料であり、戻り局面ではより明確に売り目線を持つ必要性を突きつけられた一日でもある。

寄り前情報

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ロイターによると、本日の日経平均は上値の重い展開が想定されている。

予想レンジは53,600円〜54,000円。衆院選を巡る与党優勢報道は株価にとってプラス材料ではあるものの、すでに織り込みが進んでおり、大引けにかけては上値が抑えられやすいとの見方が示されている。

また、米国市場では主要3指数がそろって1%超の下落。

NYダウは▲1.20%、NASDAQは▲1.58%、S&P500も▲1.22%と軒並み調整色が強く、VIX指数は**21.77(前日比+16.79%)**まで急上昇している。リスクオフの温度感は一段階上がったと見てよい。

為替はドル円157円前後と円安基調を維持しているが、米ハイテク株安の流れを受け、日本市場では半導体関連株が引き続き重荷となりやすい。

さらに本日はトヨタ自動車、東京エレクトロンなど指数寄与度の高い銘柄の決算を控えており、前場・後場ともに様子見姿勢が強まりやすい一日と考えられる。

本日の戦略

ロイター予測を踏まえた本日の日経225の想定レンジは53,600円〜54,000円を基本としたい。

前日終値53,818円はレンジ中央やや下に位置しており、寄り付き直後は自律反発が入りやすい一方で、54,000円近辺では戻り売りが出やすい地合いである。

前日の乖離値は4,400〜5,000円、値幅は約1,300円。

これを踏まえたNF日経レバ(1570)の本日の想定レンジは以下とする。

  • 想定レンジ:48,800円〜49,800円

48,600円台は前日の安値であり、ここを割り込むかどうかは短期的な需給の分岐点となる。一方、49,800円〜50,000円ゾーンは乖離再拡大となりやすく、上値追いには慎重でありたい。

具体的な戦略としては、

  • 寄り付き直後の戻りは追いかけない
  • 49,000円割れでは出来高と投げの有無を確認
  • 49,800円超は戻り売り目線を優先
  • 日経225が53,600円を明確に割り込む場合は無理をしない

前日同様、方向感よりも乖離と値幅をどう使うかが問われる局面である。高値更新を前提にせず、回転を意識した対応が適している。

閉めの言葉

指数は静かでも、相場の内部では確実に圧力が溜まっている。

レバレッジ商品は、その歪みを最初に映す鏡のような存在だ。

楽観にも悲観にも寄りすぎず、昨日の反省を今日の判断にどう生かすか。

同じ迷いを抱えながら相場を見つめる読者と、この感覚を共有しつつ、今日も一歩ずつ向き合っていきたい。

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