前日を振り返って
前営業日となった8月5日の東京市場は、米国市場の最高値更新やAI・半導体株への買い波及を受け、朝方から寄り付き直後に上げ幅を2,000円超へ拡大する爆発的な大急騰を演じた。後場も売り手不在のなか高値圏で強い推移が続き、大引けは2,342円高の66,300円と、本日高値に肉迫する歴史的一日となった。
NF日経レバ(1570)も大爆騰となり、終値は前日比4,700円高(+7.21%)の69,890円と、事前に設定していた想定レンジ(66,500円〜69,500円)の上限を突き抜けて7万円台に迫る圧倒的な上昇を記録した。ソフトバンクグループ(9984)の14%高やイビデン(4062)のストップ高級急騰による「真空地帯の上昇」に対し、従来の深い押し目待ちに固執して初動の買い追随が後手に回った点は大きな反省点である。市場の爆発的なモメンタムを素早く見極める柔軟性を本日の戦略に活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、米国市場でのハイテク株調整と先物安による利益確定売り圧力が届いている。添付画像「image_20.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:NYダウは54,349.12(+263.24ドル、+0.49%)と連日で終値ベースの最高値を更新したものの、ナスダック総合が26,363.43(▲221.55ポイント、▲0.83%)、S&P500指数が7,723.55(▲12.97ポイント、▲0.16%)と反落。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が軟化したことで、半導体・ハイテク銘柄に利益確定売りが先行した。VIX指数は15.81(▲4.18%)へ低下。
- 先物・為替(image_20.pngより):日経225先物(期近)は65,780円(▲560円、▲0.84%)と下落して帰着。TOPIX先物(4,043.5、▲4.0、▲0.10%)と比較しても指数寄与度の高い半導体株の売りが突出している。ドル円(Bid)は1ドル=157.659円と前日と同水準の157円台後半で安定的に推移。
- 本日の注目決算:本日は富士フイルムHD(4901)、任天堂(7974)、ソフトバンクグループ(9984)、レゾナック(4004)、レーザーテック(6920)などの主力・半導体決算が目白押しである。海外では米新規失業保険申請件数の発表が控える。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は弱含みの相場展開が想定されている。前日の米SOX指数の軟化を受けて指数寄与度の高い半導体関連株に売りが先行し、全体を押し下げるとみられる。一方、引き続き発表される好決算銘柄を個別物色する動きが相場全体を下支えしそうだ。日経平均の予想レンジは6万5,500円─6万6,500円と設定されている。
本日の戦略
米SOX指数軟化による半導体株の反落懸念と、前日に「-3,800円〜-3,500円」まで再拡大した強力な理論値とのマイナス乖離を総合的に踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「米SOX安に伴う半導体利確売りを一巡させ、巨大マイナス乖離を背景に68,500円〜69,000円支持線での押し目引き付け順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された極限の客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-3,800円 ~ -3,500円(大幅マイナス再拡大)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):1,500円
理論値とのマイナス乖離が「-3,800円〜-3,500円」まで急拡大していることは、先物売りに対して現物買いの需要が極めて強固であることを物語っている。前日の2,300円超高を経ても現物のショートスクイーズ(踏み上げ)圧力は衰えていない。米SOX安による朝方の寄り付きパニック売りが一巡した後は、強烈なマイナス乖離を足がかりとした好決算銘柄主導の押し目買い自律反発が期待できる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
68,000円 ~ 71,000円
本日の具体策
- 日経225先物が65,780円まで売られているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(69,890円)から窓を開け、68,500円〜69,000円前後のギャップダウンで寄り付くことが予想される。朝一番の半導体売り急ぎには慌てず静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(65,500円方向)に対応する、NF日経レバの「68,000円〜68,500円付近」(前日ボリンジャーUPPER1上方の強固なサポートゾーン)までじっくり下押しを引き付ける。
- 5分足チャートでWボトムの形成や明確な下げ止まり(買い戻し出来高の急増)が確認できた段階で、昨日の反省を活かして迷わずロング(押し目買い)を仕込む。
- 70,000円の大台突破および予想上限(70,500円〜71,000円付近)へ上昇した局面では、後場に控えるレーザーテックやソフトバンクGなどの決算発表前の戻り売りに備え、欲張らずに俊敏に利益を確定させてポジションをたたむ。
閉めの言葉
前日の歴史的大爆騰から一転、本日は米SOX指数の軟化と半導体関連株への利確売りという「冷や水」でスタートする展開が予想される。前日激しく買い上がった反動もあり、朝方は慎重なムードが漂いやすい局面である。
しかし、前日の暴騰下で形成された「-3,800円〜-3,500円」という巨大なマイナス乖離は、相場の下値がいかにマグマのように固いかを雄弁に証明している。朝方の表面的な下押しに動揺することなく、引き付けたサポートラインで冷徹に押し目の反撃チャンスを狙っていこう。本日も徹底した規律とリスク管理のもと、共に勝ち進んでいこう!

