1. 本日の戦略のまとめ
1ドル=158円台後半の円安進行や先物65,670円高を受け、本日は「158円台後半円安と期末配当取り需給による下値支持追随、週末模様眺めを考慮した67,500円〜67,800円支持帯での押し目順張り回転戦略」を設定していた。NF日経レバ(1570)の想定レンジを67,500円~69,200円に定め、朝方の寄り直後の下押し(67,500円〜67,800円付近)で慎重にロング(買い)を引き付け、戻り上昇(68,800円〜69,200円手前)で確実に利益を確定させる機動的回転売買計画を立てていた。
2. 実際の値動き(日経225・NF日経レバ)

実際の市場は、前日の寄り天井展開から一転、寄り付き直後に安値(65,639円)を打つと前場半ばにかけて一気に上げ幅を拡大する強烈な上昇波動へ突入した。米ナスダック高を背景とした半導体株への買いに加え、米長期金利上昇に金融株が好反応を示したことで売り手不在の買い上げが加速。前日に見られた右肩下がりのダラダラ下げとは真反対の落ち着いた右肩上がりの高値レンジ推移となり、日経平均は一時850円超高まで急伸した。日経225およびNF日経レバ(1570)の実際の4本値は以下の通りである。
| 銘柄 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日経225 | 65,639円 | 66,410円 | 65,639円 | 66,364円 | +850円 |
| NF日経レバ(1570) | 67,840円 | 69,560円 | 67,780円 | 69,540円 | +1,570円 |
日経225は始値65,639円がそのまま安値となり、寄り付きから前場半ばにかけて急騰して高値66,410円まで上値を拡大。後場も高値圏の強い基調をしっかりキープし、終値は前日比850.21円高(+1.30%)の66,364.20円と高値引けで大幅5日続伸を完成させた。
NF日経レバ(1570)も、始値67,840円から直後に安値67,780円(想定支持帯67,500円〜67,800円の範囲内)を打つと、前場10時過ぎから怒涛のサージが発動。想定上限(69,200円)を軽々と突破し、高値69,560円まで1,780円幅(日中値幅1,800円)跳ね上がる圧巻の上昇を演じた。大引けも高値ほぼぴったりの69,540円(前日比1,570円高、+2.31%)で取引を終えた。
3. 本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅
来週の権利落ち・中間期末トレードへ向けた客観的判断材料として、本日記録された客観的スタッツを強調して分析する。
- 本日の乖離値:-3,100円 ~ -2,100円(前場半ばからの高値引け急伸に伴う理論値マイナス幅の歴史的大幅保持)
- 本日の値幅:1,800円(安値67,780円から高値69,560円への1,780円幅におよぶ垂直右肩上がりロケットサージ)
理論値との乖離は前日の「-3,000円〜-2,300円」に続き「-3,100円〜-2,100円」と異例の大幅マイナス幅を保持した。前日の寄り天井で蓄積された理論値に対する強烈な割安感が、本日の金融株・半導体株同時高による暴騰エネルギーへ完璧に昇華されたことを示している。
また、日中値幅は安値67,780円から高値69,560円まで1,800円(実質1,780円幅)を記録した。前日とは真反対に寄り付き安値から後場まで崩れることなく高値圏を維持した足取りは、来週の権利付き最終日に向けた過熱感と強固な底打ち力を物語っている。
4. 反省
本日の売買結果は、「ロイター予測(65,200円─66,000円)およびNF日経レバ想定レンジ(67,500円~69,200円)の上限をやや上回り、安値67,780円からの1,780円幅急伸を捉えられたものの、前日のダラダラ下げイメージに引っ張られ、後場高値圏での利益確定タイミングをやや慎重に見極めすぎた一日」となった。
安値67,780円が想定サポート帯(67,500円〜67,800円)にジャストフィットし、前場半ばからの1,780円幅反攻波動に乗れた点は評価できる。一方で、前日失速した金融株の急反転や米長期金利上昇に対する金融セクターの力強い買戻しパワーを直前まで過小評価していた点は、セクター循環を速やかに捉えるうえでの猛烈な反省材料である。
5. 東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)とテクニカル分析
本日東京市場で繰り広げられた前日とは対照的な寄り底急騰と売り手不在高の背景構造を、MOOMOO証券のサマリーから検証する。
【市場概況】
25日の日経平均株価は大幅に5日続伸。終値は850円高の66364円。まちまちの米国株を受けても3桁上昇スタートとなり、寄り付きを安値に場中は上げ幅を広げた。ナスダック高を好感して半導体株に強い買いが入ったほか、米国の長期金利上昇に金融株が好反応を示したことで、多くの銘柄が上昇。売り手不在の様相が強まった。800円超上昇して前場を終えると、後場は動意が乏しくなった。それでも終盤には66400円台に乗せる場面があるなど強い基調は続き、高値圏で取引を終えた。大型株優位の様相が強まったことで新興銘柄は敬遠されており、グロース250指数は下落した。
東証プライムの売買代金は概算で7兆8,000億円。業種別では銀行、証券・商品先物、その他金融などの動きが良かった。下落は情報・通信と建設の2業種のみで、その他製品が小幅な上昇にとどまった。
東証プライム売買代金は7兆8,000億円。格上げ発表の小松製作所(6301)が大幅上昇、連日ストップ高のアキッパ(627A)は400億円超の出来高で株主循環。中計前倒し達成示唆の旭化成(3407)が大幅続伸、3Dプリンター提携のリブワーク(1431)や優待再導入のウインテスト(6721)、業績・配当上方修正の東邦銀行(8346)が年初来高値を更新した。一方、通期業績・配当減額の生化学工業(4548)が急落。片山財務相・城内経財相の円安牽制発言でドル円は158.12円付近まで円高に戻したものの株価への影響は限定的。REIT指数(1343)は年初来安値を更新した。
「添付チャート(image_25.png)」から読み解くテクニカル解説
添付のチャート画像(image_25.png)を詳細に精査すると、寄り底からのバンド上限突き抜けと移動平均線の強力な好転が現れている。
- ボリンジャーバンド:朝方にボリンジャーLOWER1(69,237円)帯直下の安値67,780円で底を叩いた後、10時過ぎにボリンジャーMID(69,402円)を一気に上抜け。高値69,560円までボリンジャーUPPER1(69,567円)へ肉薄するロケット上昇を見せ、高値圏の69,540円で着地した。圧巻の上放れである。
- RSI(相対力指数):朝方の安値から前場半ばにかけて一気に右肩上がりに急浮上。強い買戻しモメンタムの完全点火を証明している。
- MACD:DIF(65.464)がDEA(64.427)の上抜けを完了させ、MACDヒストグラム(2.074)が陽柱を鮮やかに初点火。ゴールデンクロスが達成され、テクニカル上の本格的な上昇トレンド突入を強く示唆している。
6. 本日の注目銘柄・セクター動向
アナリスト格上げやインタビュー報道、業績上方修正で買われた注目株を整理する。
- 小松製作所(6301)[大幅上昇 / 証券会社による投資判断格上げ]
アナリストによる評価引き上げを受け、建機セクター全体への買戻しを牽引して大幅上昇を演じた。 - 旭化成(3407)[大幅続伸 / 社長インタビューで中計目標「1年前倒し達成」言及]
27年3月期営業利益の目標前倒し達成意欲が報じられ、半導体材料の好調を背景にコンセンサス上振れ期待が集まった。 - 東邦銀行(8346)[年初来高値更新 / 正午の業績・配当予想の上方修正発表]
正午の業績および配当増額修正を受け後場に急伸、今年最高値となる1080円まで買い進まれた。 - akippa(627A)[連日ストップ高 / 時価総額100億円に対し売買代金400億円超]
需給にしこりがない直近IPO銘柄として個人投資家の短期資金が集中し、1日4回転の爆発的売買で連日ストップ高となった。 - みずほFG(8411)・三菱UFJ(8306)[金融株全面高 / 米長期金利上昇好感]
米長期金利の上昇を受け利ざや拡大期待が再燃、前日の下落から一転して全面高の展開となり相場を力強く牽引した。 - 生化学工業(4548)[急落 / 通期業績および配当見通しの下方修正]
業績悪化に伴う減配発表が嫌気され、売り注文が殺到して大幅安となった。
7. 次回(翌営業日)の投資戦略
69,540円での高値引け、MACDゴールデンクロス達成、1,780円幅の力強いV字反撃、歴史的大幅マイナス幅を維持する理論値乖離(-3,100円〜-2,100円)、および来週迎える9月末権利付き最終日(配当・優待取り)を踏まえ、次回(9月28日・月曜日)の戦略を立案する。
「中間期末配当権利取り最終ラッシュと金融・半導体株高追随、ボリンジャーMID(69,000円〜69,400円)支持を背にした70,000円大台突破狙いの順張り回転戦略」
相場は本日、安値67,780円から1,780円幅駆け上がる高値引けを見せ、日経平均66,300円台(NF日経レバは69,500円台)を奪還した。MACD買いシグナルも点火し、理論値とのマイナス乖離(-3,100円〜-2,100円)も強烈な割安水準を維持しているため、来週は配当権利取り最終日に向け、一気に70,000円大台を試す本格反攻サージへ突入する公算が大きい。
- 翌営業日の想定レンジ(NF日経レバ1570):69,000円 ~ 71,000円
- 具体的な立ち回り:来週月曜日は本日突破した「69,000円〜69,400円近辺」(ボリンジャーMID帯の鉄壁支持ゾーン)を強力なサポートラインと想定する。朝方のファースト下押しにおいて、5分足チャートで下げ止まりが確認できた段階で自信を持ってロング(買い)を仕込む。狙うは本日高値(69,560円)突破から70,500円〜71,000円手前へ向けた権利取りサージであり、目標到達で素早く利益を確定させる機動的回転売買を徹底する。
8. おわりに
本日の相場は、前日の重苦しい寄り天井ダラダラ下げから一転、朝方の67,780円を底に前場半ばから一気に1,780円幅も駆け上がり、大引けは高値ぴったりとなる69,540円(日経平均は850円高の66,364円)で終えるという、まさに最高の週末大逆転劇を見せてくれた。
寄り付き安値から右肩上がりにスルスルと上昇していったチャートを見つめた時、67,000円台での押し目買いの成功と来週の権利取りに向けた確信に胸を躍らせた読者の方も非常に多かったのではないだろうか。
1,780円幅のV字ロケットの中で完成した「高値引け」と「MACDゴールデンクロス達成」は、いよいよ来週9月末の配当権利取り最終日に向けて70,000円の大台を奪還するための最高の助走である。週末でしっかりと心身をリフレッシュし、来週も冷徹にサポートラインを引き付けて大きな勝利を掴み取りに行こう!今週も本当にお疲れ様でした!最高の週末をお過ごしください!

