前日を振り返って
前営業日となった9月29日の東京市場は、配当落ちや米株安の影響から寄り付きから300円超下落してスタート。後場14時半にかけて下押し圧力が強まり、一時1,100円超安(安値64,699円)まで売られる場面が見られた。しかし、64,600円台で売りが一巡すると大引けにかけて怒涛の急速買戻しが発動。ディスコ(6146)などの半導体株反発も追い風となり、終値は前日比396.35円安(▲0.60%)の65,481.27円と、配当落ち分(約250〜300円)を考慮すれば実質小幅安に止まる後場高値引けを演じた。
NF日経レバ(1570)も、安値66,760円から大引けにかけて1,440円幅も垂直上昇(日中値幅2,280円)し、終値は68,200円(前日比210円安、▲0.31%)で着地した。後場のV字反攻によってMACDゴールデンクロスが鮮やかに点灯し、依然として異例の大幅水準(▲3,200円〜▲2,000円)を保持する理論値マイナス乖離と配当落ち通過の達成感を、9月最終営業日となる本日の立ち回りへ活かさねばならない。
寄り前情報

本日の寄り前にて、米SOX(半導体)指数の堅調推移、日経225先物の66,330円(+500円)への大幅急伸、為替1ドル=157円20銭台の安定推移、9月中間期末最終日における配当落ち消化後の買い戻し期待、一方で米雇用統計発表前および金利上昇警戒という材料が届いている。添付画像「image_25.png」の各データおよび最新動向は以下の通りである。
- 米国市場:主要3指数は小幅続落。NYダウが51,349.92(▲131.59ドル、▲0.26%)、ナスダック総合が26,797.54(▲22.84ポイント、▲0.08%)、S&P500指数が7,670.84(▲12.85ポイント、▲0.16%)で終了した。金利高警戒が上値を抑えたものの、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が堅調に推移したことが日本市場の強い支援材料となる。VIX指数は16.04(▲0.18%)と落ち着きを見せている。
- 先物・為替(image_25.pngより):日経225先物(期近)は66,330円(+500円、+0.76%)と66,000円大台を大きく上抜けて高値圏で着地。TOPIX先物は4,064.5(▲2.0、▲0.05%)で推移。為替(Bid)は1ドル=157.280円前後と157円台前半で安定した推移を維持している。日経平均VI指数は27.74(+0.84%)となった。
- 注目イベント・材料:米SOX指数の堅調さと日経先物66,330円への跳躍を受け、本日はAI・半導体関連株を中心に買い優勢のロケットスタートが想定される。また、9月中間期末の最終日となり、昨日で配当落ちを通過したことによる需給改善も追い風。一方、週末10月2日の米9月雇用統計発表を控えた見極め姿勢や金利上昇懸念が買い一巡後の上値を抑える要因となる。
ロイター予測によると、きょうの東京株式市場で日経平均株価は強もち合いが想定されている。前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が堅調だったことが好感され、AI(人工知能)関連株が買い優勢で始まりそうだ。ただ、2日の米雇用統計など重要指標の発表を控えていることに加え、金利上昇懸念が上値を抑える可能性があり、9月中間期末も意識され買い一巡後は小動きになるとみられる。日経平均の予想レンジは6万5,500円─6万6,000円(全体見通しとしては6万6,500円方向)と設定されている。
本日の戦略
米SOX指数堅調と日経先物66,330円(+500円)への上放れ、昨日の後場1,440円幅V字回復による配当落ち下押し消化完了、9月中間期末最終日の需給回復、米雇用統計前の手仕舞い交錯、および前日に「▲3,200円〜▲2,000円」と強力な割安買い場シグナルを維持した理論値マイナス乖離を踏まえ、本日のメインテーマを設定する。
「SOX高・先物66,330円サージ追随と配当落ち消化後の反攻、米雇用統計前警戒を考慮した68,000円〜68,400円支持帯での押し目順張り回転戦略」
相場へ臨むにあたり、前日に記録された客観的テクニカルスタッツを強調して分析の軸とする。
- 前日の乖離値:-3,200円 ~ -2,000円(1,440円幅V字急反攻に伴う理論値マイナス幅の強力保持と実質割安感)
- 前日の値幅(日中ボラティリティ):2,300円(安値66,760円から終値68,200円および高値69,040円への2,280円幅におよぶV字サージ)
理論値とのマイナス乖離が深まった状態をキープしていることは、配当落ちを一日で飲み込んだ実質的な買い戻しパワー(自律反発エネルギー)が極めて強力であることを示している。日経先物が66,330円まで高跳びしているためギャップアップスタートは必至だが、朝方のファースト一巡後の押し目を冷静に引き付ける立ち回りが求められる。
想定レンジ(NF日経レバ1570)
68,000円 ~ 70,200円
本日の具体策
- 日経225先物が66,330円まで買われて帰着しているため、NF日経レバ(1570)も前日終値(68,200円)から大きく窓を開け、69,000円〜69,500円前後の強烈なギャップアップでスタートすることが予想される。寄り直後の飛びつき買いは厳禁とし、ファーストタッチは静観を徹底する。
- 日経平均予想下限(65,500円方向)に対応する、NF日経レバの「68,000円〜68,400円付近」(前日終値およびボリンジャーMID帯の鉄壁支持ゾーン)まで引き付けられる場面をじっくり待つ。
- 5分足チャートでWボトム形成や明確な下げ止まり(買戻し出来高の急増)が確認できた段階で、自信を持ってロング(押し目買い)を仕込む。
- 日経平均予想上限(66,000円〜66,500円方向)への戻り上昇に伴い、NF日経レバが69,800円〜70,200円手前まで駆け上がる局面では、週末の米雇用統計発表や9月期末の手仕舞い売りを考慮し、目標到達で素早く利益を確定させてポジションをたたむ機動的回転売買を徹底する。
閉めの言葉
米SOX指数の堅調な推移や先物の66,330円(+500円)への上放れ、そして前日の1,440円幅に及ぶ劇的なV字急反攻を受け、本日9月最終営業日の東京市場は朝方から非常に力強い買い先行のスタートとなりそうだ。
配当落ちを完璧に飲み込んだ底打ちの足取りが存在するからこそ、寄り付き直後の過熱感に惑わされることなく、ファースト下押しを冷徹に引き付けて鉄壁のサポートラインから確実な反攻の果実をスマートに掴み取りに行こう。本日も ironclad(鉄壁)のリスク管理のもと、共に大きな勝利で9月相場を締めくくろう!

