
タイのバンコクからチャチュンサオ県にあるワット・サマーン・ラッターナーラーム(ピンクガネーシャ)へ移動する手段は複数存在しますが、タイ国鉄(SRT)を利用する方法が最も優れていると思います。
タイ国鉄(SRT)ルートの圧倒的な経済性と最適性
タイ国鉄(SRT)の利用は、バンコクからのアクセス方法として圧倒的な最安値です。
バンコクのフアランポーン駅やアソーク駅(MRTペッチャブリー駅が最寄り)、マッカサン駅からチャチュンサオ駅までの運賃は、普通列車でわずか13バーツ(執筆時点の最安料金)です。



チャチュンサオ駅からピンクガネーシャまでのソンテウ(乗合タクシー)料金が40バーツであることを加味しても、合計で53バーツという極めて安価な費用で移動が可能です。
これは、バス(ロットゥー)+ソンテウを利用した場合の170バーツ、またはチャータータクシーの1,000バーツ超と比較して、予算を重視する旅行者にとって「最適」な選択肢であることを思います。



各交通手段の所要時間と効率性
移動の「速さ」を追求する場合、チャータータクシーや配車アプリ(Grabなど)が約1時間半〜2時間で直行できると思われがちですが、バンコク市内の渋滞は深刻。市内を抜けるのに相当の時間を要することも、、、、
また、エカマイバスセンター発の乗合バス(ロットゥー)では定員が限られており、予約なしで予定通りのバスに乗れるとは限られておらず、ロットゥーでは狭い車内に押し込められての2時間の移動を余儀なくされます。
一方で、タイ国鉄ルートは、予約渋滞なしで、バンコク市内からチャチュンサオ駅までが約1時間半、そこからソンテウで約30~40分を要し、合計の所要時間は約2時間半前後(待ち時間除く)が目安です。しかも列車内は座り心地悪いものの乗客閑散でゆったりしております。



国鉄でのピンクガネーシャへの行き方(具体例)

時刻表https://thai.tabitabi-asia.com/
をご覧下さい。約1〜2時間おきに運行されていることがわかります。
タイの鉄道の分かりにくいのは、駅名が他鉄道の駅名と紛らわしい、また無人駅があることです。
★タイ国鉄駅名→接続他路線駅名(一部)
- バンコク→MRTフアランポーン駅(Hua Lampong)
- パヤタイ→パヤタイでARL BTSと接続
- マッカサン→ARTマッカサンとは接続していません。他路線なし。
- アソーク→ARTマッカサン、BTSペチャブリと接続。
アソークは、都心で行きやすいとは思いますが、無人駅であるため、降車駅としての利用はすすめますが、乗車駅としては駅員のいる始発駅バンコク(クルンテープ)駅をお勧めします。
バンコク駅はMRTフアランポーン駅と接続しており、迷うことなく行くことができるでしょう。
フアランポーン駅での乗り方はYoutube TJチャンネルで説明されてます。
行き先はピンクガネーシャ行きのソンテウ乗り場のあるチャチュンサオ駅です。