ワタシは、初代のトヨタMIRAIに乗っています。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、水素で発電し、電力で走るクルマです。
そのクルマに約2年間(正確には22か月)にわたり、ほぼ毎日乗車し、
約6万キロ走った率直な感想を紹介したいと思います。

購入の経過
毎年3万キロ近く走るワタシにとって、車は必需品であるとともに、生活空間でもあります。
また、走行距離を重ねることによる経年劣化、燃費のことを考え、今までは軽自動車や小型自動車を新車購入にて乗り継いできました。
しかしながら長時間運転に伴う腰痛や肩こりを考え、快適性を考慮に入れ、かつ燃費が良くて本体価格も安い車を中古車を含め物色しました。
WEBで検索し、いろいろあたる中で、リーフやMIRAIの中古車が、安値で取引されていることを知り、実写も確認しに行きました。
また、新世代のMIRAIとリーフを実際に試乗。走り・加速はともにガソリン車以上。決定要因は以下の通り。
リーフにしなかった理由
- 自宅に充電装置を設置しなければならない。(新車では設置に対する補助金がでますが、中古車にない。)
- バッテリーが年々劣化していくこと。
- 充電満タンでの走行距離が短い。
MIRAIに決めた理由
- 自分の行動範囲(通勤行程)に水素ステーションが複数あった。
- 外装を含め内装も高級感あり、かっこいい。
- モーター車独特の走りやすさ。
ミライ走行記録

上記は、昨年の購入時からの累計燃費実績です。棒グラフは走行距離、折れ線グラフは水素1kgあたりの燃費です。水素の単価はイワタニで1210円(税込)、それ以外では1500円くらいです。
普通にエアコンを使っています。実感としては、夏場は燃費が良く、暖房の使う冬場は燃費が悪くなるようです。満タンで約450km(水素4.7kg)走行するようです。ワタシは基本的に半分切ったら充填するよう乗っています。
10km走行あたりの燃費は約121円ですから現在のガソリンが160円で試算するとリッターあたり13kmのガソリン車と同等です。
まとめ
ワタシの購入した金額は諸費用込みで240万円です。今でも旧型MIRAIは安い価格で中古車取引されています。ぜひ候補のひとつとして検討して見てください。