NF日経レバ
寄り前情報
[東京 22日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退の値動きが想定される。
今後製造業の決算の本格化や衆議院選挙を控えているものの、足元では方向感を示す材料には乏しいため、上値の重い展開が想定される。
日経平均の予想レンジは3万8800円─3万9300円。
戦略
想定レンジ 26,750〜27,300円。
ぼちぼちトレンド変換するか。
上値重たいことから、低めに設定して様子見。
結果
3日続落、11日連続陰線。(選挙は買い)のアノマリーは完全に崩れ切った。
世界からも見放された石破政権。
石破ショックふたたび。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 38,397円 | 38,514円 (38,500円) | 37,987円 (38,100円) | 38,104円 |
NF日経レバ | 26,265円 | 26,430円 (26,500円) | 25,680円 (26,100円) | 25,815円 |
反省
前場、レンジ幅読みきれず、また安値大きく深掘ったことから、損切り多発。トントンで終了。
後場、早々損切り多発し、含み損から、レンジ捉え、反復取りにてリカバーも損で終了。
- 80注文 67約定
- 当日約定合計金額 12,137,196円
- 損益 △1,134円
- 持ち越し 40株 26,720円 △36,612円
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比307.10円安の38104.86円で終了
●東京メトロが売買代金トップ、時価総額も1兆円超え
●植田日銀総裁の発言に注目
●三菱重は25日移動平均線割れ、米ロッキード「F35」納入が予想下振れ
●トヨタ自—大幅続伸、円安進行や米GM好決算で自動車株が高い
●ドル円152円台突入、200日線突破で円売り加速 IMF会合で植田日銀総裁は何を語るか
●ニトリHDが下値探る、1ドル=152円台まで円安が進行 円高メリット関連株が総じて安い
●注目銘柄: $東京地下鉄 (9023.JP)$、 $住友金属鉱山 (5713.JP)$、 $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $ニトリホールディングス (9843.JP)$、 $アサヒグループホールディングス (2502.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Sherry
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比307.10円安の38104.86円、東証株価指数(TOPIX)が14.51ポイント安の2636.96で終了した。為替は1ドル152円台とドル高円安が加速しているが、円安を材料とした活発な日本株買いは鳴りを潜めており、衆議院選挙後の政局不安が重しとなっている様子。半導体関連株に売られる銘柄が多くなったが、外国為替市場での急速な円安進行を背景に自動車株が買われ全体指数を押し上げている。市場の関心は、本日プライム市場に上場した東京メトロに向かっている。東京メトロはが公開価格を大きく上回る水準で初値を形成し、その後も上値を指向しており売買代金も群を抜いている。
トップニュース
$東京地下鉄 (9023.JP)$の売買代金が、2900億円を上回り、2位の $ディスコ (6146.JP)$の2000億円強を大きく上回ってトップとなっている。同社はきょう東証プライム市場に上場。午前10時6分に公開価格を430円(35.8%)上回る1630円で初値をつけた。新NISA(少額投資非課税制度)の開始後の初の大型上場とあって人気は高く、その後も順調に推移し時価総額も1兆円を超えている。
データ時点:23日15時(大引け)
ドル円152円台突入、200日線突破で円売り加速 IMF会合で植田日銀総裁は何を語るか
ドル円は152円台に突入、7月31日以来の高値をつけている。特に目立った材料はなく、米利下げ観測後退とトランプ氏再選を織り込んだドル買いが続いている。時間外で米10年債利回りは4.22%台、ドル指数も上昇に転じている。ドル円は200日移動平均線を突破したことで円売り・ドル買いが加速している。日本時間24日4時からIMF会合で植田日銀総裁が講演する予定、足元のドル高・円安について言及するかが注目される。牽制発言なければドル円はさらに上昇する可能性も。
植田日銀総裁の発言に注目
日本時間24日午前4時に植田日銀総裁が講演する。植田総裁は2日の石破首相との会談で「経済・物価の見通しが日銀の見通し通り実現し、見通しに沿って経済が動けば、金融緩和度合いを調整していくことになるが、本当にそうかどうかを見極めるための時間は十分ある」との考えを明らかにしていた。植田総裁があらためて追加利上げを急がない姿勢を示すようなら、円が売られる可能性がある。
注目銘柄
住友鉱が朝安後に切り返す、金相場の連日最高値更新で金関連銘柄として押し目買い
$住友金属鉱山 (5713.JP)$は朝安後に切り返した。中東情勢が緊迫した状況を続けるなか、金先物相場が国内外で連日最高値を更新している。一方、日経平均株価は前日まで10営業日連続で終値が始値を下回る陰線をチャート上に形成。23日は一時3万8000円を下回るなど、調整色を強めている。大型株全般に売り圧力が加わるなかで、住友鉱株は25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスが視野に入っている。
三菱重は25日移動平均線割れ、米ロッキード「F35」納入が予想下振れ◇
$三菱重工業 (7011.JP)$が売られ、25日移動平均線を割り込んだ。重工大手で防衛関連株の筆頭格として脚光を浴びる同社株だが、米国市場でトランプラリーの様相が強まるなかで、この日は買い向かう姿勢が限られている。米防衛大手 $ロッキード・マーチン (LMT.US)$が22日に発表した第3四半期(7~9月)決算は、1株利益が市場予想を上回った一方、航空機販売は低迷。 $川崎重工業 (7012.JP)$や $IHI (7013.JP)$も軟調に推移している。
$アサヒグループホールディングス (2502.JP)$は大幅反発。来年4月から、ビール類やノンアルなどの主力製品の店頭価格を5-8%値上げすると発表している。全商品の4割強が対象となり、ビール類の値上げは23年10月以来、1年6カ月ぶりとなるようだ。コスト高騰への対応が値上げの背景となるが、今回の値上げは織り込まれておらず、ポジティブなインパクトにつながっているもよう。来年度の収益拡大確度が高まる状況に。
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は大幅続伸。本日は同社のほか、 $SUBARU (7270.JP)$や $本田技研工業 (7267.JP)$なども上昇率上位にランキングされるなど、自動車株に対して買いが先行している。米長期金利の上昇を背景にドル・円相場は151円台半ばにまで上昇しており、買い材料視されているようだ。また、米国では自動車大手の $ゼネラルモーターズ (GM.US)$が第3四半期決算を発表、市場コンセンサスを上回ったほか、通期業績見通しを再度上方修正、株価も10%近い上昇となっており、国内関連株の刺激材料にもつながる。
$ニトリホールディングス (9843.JP)$が下値を探る展開。 $神戸物産 (3038.JP)$や $セリア (2782.JP)$ など円高メリット関連株が総じて安い。この日、東京外国為替市場でドル円相場は1ドル=152円台まで円安が進行した。輸入コスト負担が想定以上に膨らむことを警戒した売りが出たようだ。米長期金利に上昇圧力が掛かるなかで、日米金利差拡大を見込んだドル買い・円売りの流れが継続。
$良品計画 (7453.JP)$ は軟調な展開が続いている。今月発表した25年8月期連結業績予想は売上高が前期比11%増の7340億円、純利益が同9%減の380億円とした。店舗数の増加に伴い増収を見込む。一方、利益面では前期に円安による押し上げ影響や本社売却益があった反動に加え、生産・開発体制の強化により経費が先行することが響く見通し。減益予想を受けた売りが続いている。