NF日経レバ
寄り前情報
[東京 29日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の上昇の反動でやや軟調な展開となりそうだ。
ただ、企業の決算発表が本格化する中で個別物色は活発になるとみられ、好決算銘柄への買いが相場を支えるとみられている。
一方、依然として為替の円安基調が続いており、引き続き輸出株が物色されるのではないか、との予想が聞かれた。
日経平均の予想レンジは3万8300円─3万8700円。
戦略
想定レンジ 27,000〜26,300円
うまく上昇トレンドつかめれば、持ち越しポジションの解消。
結果
昨日同様の寄りからの強い上昇トレンド。
後場緩やかな上昇傾向のレンジ相場。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 38,524 | 38,903 (38,700) | 38,415 (38,300) | 38,903 |
NF日経レバ | 26,400 | 26,930 (27,000) | 26,250 (26,300) | 26,900 |
反省
想定しっかりハマった。
兼業トレードのため深入りできず、薄商いとなったが、反復とりも数回キマり久々に満足できる展開。
持ち越しも解消。
- 27注文 23約定
- 当日約定金額合計 4,816,205円
- 損益 +7,837円
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比298.15円高の38903.68円で終了
●ドル・円は軟調、米金利安に追随
●さくら—ストップ高、大幅増益決算や追加投資の決定を高評価
●銀行や保険など金融株が軒並み買われ、市場をけん引
●メタプラネットが20%大幅高、ビットコインを追加購入など材料視続く
●助川電気の上値追い鮮烈、“ポスト石破”の思惑で高市トレード再燃
●注目銘柄: $さくらインターネット (3778.JP)$、 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$、 $メタプラネット (3350.JP)$、 $助川電気工業 (7711.JP)$、 $助川電気工業 (7711.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Sherry
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比298.15円高の38903.68円、東証株価指数(TOPIX)が24.24ポイント高の2682.02で終了した。米国の長期金利上昇を受けて銀行や保険といった金融株が軒並み買われ、指数の上げをけん引している。為替相場が円安基調を維持していることも支援材料となった。
トップニュース
ドル・円は軟調、米金利安に追随
米長期金利上昇や日本の政治不透明感から前日の東京市場で153円80銭台までドル高・円安が進んだが、今日は利益確定売りが膨らんでいる。前日に4.3%前後に上昇した米長期金利が時間外取引で4.27%近辺に下落していることもドル売り・円買い要因となっている様子だ。
要人発言
加藤財務相
「投機的動向を含め、為替市場動向について緊張感をさらに高め注視」
「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
注目銘柄
$さくらインターネット (3778.JP)$はストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は13億円で前年同期比5.2倍となり、9月20日の上方修正数値である11億円も上回る着地になっている。通期予想は26億円で前期比2.9倍の見通し、同日に上方修正した数値を据え置き。生成AI向けGPUクラウドサービスの提供開始やクラウドサービスの成長などが好業績の背景。
助川電気の上値追い鮮烈、“ポスト石破”の思惑で高市トレード再燃
$助川電気工業 (7711.JP)$の上値追い鮮烈。前日に大陽線で340円高の2550円に買われたが、きょうは貸株市場を通じた空売りの買い戻しで一段と上げ足に弾みがつきマドを開けて急騰した。一時370円高の2920円まで駆け上がり大幅に年初来高値を更新している。核融合は“高市トレード”の有力テーマとなっており、同社株がその関連最右翼に位置付けられている。衆院総選挙での自民党大敗を受け、早くも“ポスト石破”を巡る思惑が取り沙汰されており、アベノミクス後継者と目される高市早苗氏は総裁選では決選投票で敗れたものの、次期総理就任の可能性を意識した動きが同社株の物色人気に投影されている。
銀行や保険など金融株が軒並み買われ、市場をけん引
米国の長期金利上昇を受けて銀行や保険など金融株が軒並み買われ、指数の上げをけん引している。 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$が3%超高、 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が2%超高、 $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$が2%超高。
メタプラネットが20%大幅高、ビットコインを追加購入など材料視続く
$メタプラネット (3350.JP)$が大幅高。同社は28日、総額16億円の暗号資産ビットコインを追加購入したと発表した。今回の平均購入価格は1ビットコインあたり1020万5188円。合計の保有枚数は1018.17ビットコインとなる。合計の平均購入価格は945万0746円で、購入総額は96億2200万円としている。
INPEXは3日ぶり反発、原油価格下落も値頃感からの買いが流入◇
$INPEX (1605.JP)$ は3日ぶりに反発。足もとで原油価格は軟調に推移しているが、株価はバリュエーション面からの割安感も強く、下値には買いが入っている様子だ。28日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前週末比4.40ドル安の1バレル=67.38ドルに下落。イスラエルによるイランへの報復攻撃は石油や核施設は外され軍事施設が目標とされたことで原油供給不安が後退。これを受けWTI価格は大幅安となった。原油安はINPEXの業績には逆風となるが、同社株は今月中旬以降、下落基調にあり株価の連結PBRは約0.5倍、配当利回りも4.3%前後と割安感も強まるなか、値頃感からの買いも入っているようだ。 $石油資源開発 (1662.JP)$も小幅続伸している。