2024年11月1日トレード

NF日経レバ

[東京 1日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。

前日の日銀決定会合後の植田和男総裁の記者会見を受けて為替相場では円高が進んでいるほか、米株安も重しとなり、日本株はほぼ全面安の展開となる見通し。

国内では3連休を控えて、ポジション調整も出るとみられている。

    日経平均の予想レンジは3万8200円─3万8800円。

戦略

想定レンジ 26,000〜26,600円

暴落予想。ショート主体に組立。

結果

強烈な下げ。1日を通しての下落トレンド。

始値高値安値終値
日経22538,50438,512
(38,800)
37,946
(38,200)
38,053
△1,027
NF日経レバ26,01526,270
(26,600)
25,580
(26,000)
25,670
△1,495

反省

言葉が出ない暴落。経済音痴の日銀総裁と保身の総理大臣ではここまでひどくなるか。

しばらく塩漬け。

  • 39注文 35約定
  • 当日約定合計金額 5,842,657
  • 損益 △1,780
  • 持ち越し 50株 26,811円 △57,367

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均は前営業日比1027.58円安の38053.67円で終了

●ドル円は一時152.59付近まで上昇、米雇用統計を控え

●半導体関連株の一角が大幅安

●SUBARUが11%超下落、販売台数見通し引き下げ通期業績予想を据え置く

●レーザーテクは一時16%超す急落、7~9月期純利益が市場の期待に届かず

●三井物が下げ渋る、25年3月期最終利益予想を上方修正

●ビットコインの上昇失速、7万ドル割れ

●注目銘柄:  $レーザーテック (6920.JP)$、 $旭化成 (3407.JP)$、 $SUBARU (7270.JP)$、 $三井物産 (8031.JP)$など

ーmoomooニュース日本株Sherry

市場概況

東京株式相場は大幅続落。日経平均株価は前営業日比1027.58円安の38053.67円、東証株価指数(TOPIX)が51.25ポイント安の2644.26で終了した。日銀の植田和男総裁の発言がタカ派的と受け止められ、早期の追加利上げ観測の再燃で為替市場で円高が進み、業績への悪影響が懸念されている。決算が嫌気されてレーザーテック、ソシオネクストが急落するなど半導体株の下げが目立っている。一方、今晩の米雇用統計発表や来週の米大統領選など重要イベントが控えており、明日からの東京市場3連休を前に積極的な買いを見送る向きもある。

トップニュース

ビットコインの上昇失速、7万ドル割れ

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの最高値更新に向けた上昇が失速し、7万3700ドル超の史上最高値へのトライに再び失敗。ビットコインはアジア時間1日、6万9000ドルを下回った。前日の米市場では4%安と1カ月ぶりの大幅安だった。市場分析によると、ビットコインの下落は主に、市場全体のリスク選好の変化、米国のマクロ経済データの影響、利益確定売りが含まれている。

ドル円は一時152.59付近まで上昇、米雇用統計を控え

ドル円は一時152.59付近まで上昇し、この日の高値を更新している。前日のドル安円高に対する反動や、日本時間今夜9時30分に発表される10月の米雇用統計を控えたポジション調整とみられる動きで円が売られている。

注目銘柄

レーザーテクは一時16%超す急落、7~9月期純利益が市場の期待に届かず

 $レーザーテック (6920.JP)$が急落。下落率は一時16%を超え、2万円を割り込む場面があった。純利益の水準は市場の高い期待には届かず、四半期の受注高実績の開示を取りやめたことも業績の先行き懸念を強める方向に作用し、売りを浴びる結果となった。

SUBARUが後場に下げ幅拡大、販売台数見通し引き下げ通期業績予想を据え置く

 $SUBARU (7270.JP)$が後場に下げ幅を拡大した。1日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.4%増の2兆2661億5800万円、最終利益は同8.0%増の1630億3300万円となった。生産・販売台数が前年同期から落ち込み、販売奨励金がかさんだ一方、円安効果が補う格好となった。

東北電は大幅続落、4~9月期純利益32%減

 $東北電力 (9506.JP)$は大幅続落。10月31日取引終了後に発表した4~9月期連結決算は売上高が前年同期比5.5%減の1兆3115億円、純利益が同31.8%減の1060億3000万円だった。燃料価格の低下による燃料費調整額の減少や、燃料費調整制度のタイムラグ影響による差益の減少などが響いた。これが嫌気されている。

旭化成が後場急上昇、25年3月期業績予想の上方修正と自社株買い発表を好感

 $旭化成 (3407.JP)$が後場に入り急上昇している。午後0時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆9120億円から3兆710億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を1800億円から1950億円(同38.5%増)へ、純利益を1000億円から1100億円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。

三井物が下げ渋る、25年3月期最終利益予想を上方修正

 $三井物産 (8031.JP)$が後場終盤に下げ幅を縮小し、プラスに転じる場面もあった。午後2時ごろに、25年3月期連結業績予想について、最終利益を9000億円から9200億円(前期比13.5%減)へ上方修正したことが好材料視されているようだ。

その他の決算

三菱商事、2Q売上高は前年同期比2.2%減の9.35兆円、純利益は前年同期比32.6%増

丸紅、上期最終が5%減益で着地・7-9月期も13%減益

ソシオネクス15%大幅安、中国5G向け特需終了で4~9月期減収減益

三菱電が一時16%超す上昇、空調・自動車機器好調で4~9月期営業益30%増

三井物、今期最終を2%上方修正

タイトルとURLをコピーしました