NF日経レバ
寄り前情報
[東京 9日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強含みが想定されている。
前週末の米国市場では雇用統計の発表を無難に通過してハイテク株高となっており、投資家心理を支援しそうだ。
一方、直近レンジの上限付近に上昇することで、買いが一巡した後は戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑制するとみられる。
日経平均の予想レンジは3万8900円─3万9300円。
戦略
想定レンジ26,900円〜27,300円。
円高基調が株高気配をよんでいる。米3指数は伸び悩んだため低調か。
結果
昨日同様、寄りからの下落レンジも、後場持ち直し、ここ数日では大きな回復。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 39,375 | 39,465 (39,400) | 39,171 (39,000) | 39,367 +207 |
NF日経レバ | 27,430 | 27,580 (27,400) | 27,150 (27,000) | 27,420 +285 |
反省
来週の日米中央銀行の結果待ち。
・持ち越し 60株 28,145円 △48,861円
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比207円高の39367円。
●【CPIプレビュー】米11月CPI明夜発表予定 インフレ鈍化なら米ドル安を促す?
●後場の日経平均は68円高でスタート、丸紅や三井物などが上昇
●ソニーグループ-急騰 G&NS事業のスモールミーティングを開催 2000年の上場来高値に迫る
●シャープは反発、KDDIとAIデータセンター構築で合意◇
●ローム-続伸 パワー半導体生産をTSMCに委託=日経
●注目銘柄: $ソニーグループ (6758.JP)$、 $シャープ (6753.JP)$ 、 $丸紅 (8002.JP)$、 $ローム (6963.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比207.08円高の39367.58円、東証株価指数(TOPIX)が6.85ポイント高の2741.41で終了した。
トップニュース
日経平均、円安と中国期待で急伸
●日経平均が後場急伸。前日の米国株安を受けて軟調な展開が予想されたものの、円安進行が輸出関連株を下支え。一方、中国の景気刺激策への期待も相場を押し上げる要因となった。ただし、11月米消費者物価指数 (CPI)発表を控え、投資家の間では様子見姿勢が広がり、積極的な買いは見送られた。
●関連記事:
【CPIプレビュー】米11月CPI明夜発表予定 インフレ鈍化なら米ドル安を促す?
注目銘柄
「全固体電池」が20位、次世代電池の本命でEV普及期に巨大市場形成へ<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「全固体電池」が20位にランクインしている。
世界的な脱炭素への取り組みは400兆円産業といわれる自動車産業においてもパラダイムシフトを促す背景となっている。これはガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトチェンジの流れに置き換えることもできる。世界的なEV市場の拡大もひと頃よりは勢いが減速しているという見方もあるが、自動車のエレクトロニクス化が進展するなか、自動運転分野の発展とともに構造的なEVシフトの流れは止まらない。
ソニーグループ-急騰 G&NS事業のスモールミーティングを開催 2000年の上場来高値に迫る
$ソニーグループ (6758.JP)$ が急騰。9日にゲーム&ネットワークサービス(G&NS)事業のスモールミーティングを開催した。SMBC日興証券による9日付のレポートによれば、PS5に関し依然先行きを懸念する声は多いが、発売4年目に入り、これまでの投資を回収し始めると同時に、PS5 ProやPS Portalなど顧客特性/世代/地域のリーチも広げる戦略の一端も見え始めていると指摘。より広義でのエンタテインメント・プラットフォームに育つ潜在力があると感じていることから、その顕在化に期待したいとしている。
$ローム (6963.JP)$ が続伸。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社がシリコン基板を使う車載用パワー半導体の生産を、台湾積体電路製造(TSMC)に委託すると報じた。記事によれば、同社は別方式のパワー半導体に力を入れているが、電気自動車(EV)用充電器などではシリコン基板方式の需要も伸びるとみて、半導体受託生産最大手のTSMCと協力関係を築くとしている。
$シャープ (6753.JP)$ が反発している。同社は9日、 $KDDI (9433.JP)$ と自社の堺工場跡地にAIデータセンターを構築して早期に稼働させることで合意したと発表。これが材料視されているようだ。