NF日経レバ
寄り前情報
[東京 11日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退が想定されている。
米国市場での株安と為替の円安とが綱引きになりそうだ。
手掛かりに乏しい中で米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、模様眺めの強まりも意識される。
日経平均の予想レンジは3万9000円─3万9600円。
戦略
想定レンジ27,000円〜27,600円。
様子見展開。指値28,800円入れてはいるものの、利確は次週。
結果
よく踏みとどまった。底値切り上げ、上値開けてきた。想定外の展開。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 39,357 | 39,401 (39,600) | 39,112 (39,000) | 39,372 +4 |
NF日経レバ | 27,440 | 27,475 (27,600) | 27,110 (27,000) | 27,460 +40 |
反省
次週の日米金融会合に向け、足場を固めてくれた。
植田ショックふたたび・・・はゴメン被りたい。
・持ち越し60株 28,145円 △46,850
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比4円高の39372円。
●川崎重工業-大幅高 中国船90隻超が活動「96年以来最大規模」 軍事演習に警戒=朝日
●円全面高、企業物価指数が昨年7月以来の高水準 日銀12月利上げ期待やや復活
●「中国関連」が8位に急浮上、積極財政や金融緩和に期待<注目テーマ>
●Fスターズが急騰、米グーグルの超高速計算発表で量子コンピューター関連株に資金◇
●東建コーポ—大幅続伸、業績予想を大幅に上方修正へ
●注目銘柄: $川崎重工業 (7012.JP)$ 、 $トプコン (7732.JP)$ 、 $フィックスターズ (3687.JP)$ 、 $東建コーポレーション (1766.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比4.65円高の39372.23円、東証株価指数(TOPIX)が7.90ポイント高の2749.31で終了した。地政学リスクへの関心が高まり、及び防衛予算の財源確保となる防衛特別法人税の新設で、防衛関連株が軒並み高になっている。国内企業物価指数は市場予想を上回り、日銀利上げ期待が復活し、円高進行中。
トップニュース
川崎重工業-大幅高 中国船90隻超が活動「96年以来最大規模」 軍事演習に警戒=朝日
$川崎重工業 (7012.JP)$ が大幅高。朝日新聞は11日、台湾の中央通信社が10日に掲載した記事を引用するかたちで、中国軍と中国海警局が最近、計90隻以上の艦船を展開していると報じた。記事では、台湾当局者の話として、この数日、中国海軍は船団への攻撃を、同海警局は船の臨検などをシミュレーションしたとみられるとし、台湾海峡危機のあった1996年以来、「最大規模の海上軍事行動」としている。台湾有事への警戒感が高まったことから防衛関連として同社や $IHI (7013.JP)$ 、 $三菱重工業 (7011.JP)$ などが買われている。なお、中国の艦船が多数展開されている件については、10日にロイター通信でも報じられている。
関連記事:川崎重工業-大幅高 26年4月から「防衛特別法人税」を新設=共同
円全面高、企業物価指数が昨年7月以来の高水準 日銀12月利上げ期待やや復活
今朝発表された日本の国内企業物価指数を受けた円買いが続いている。企業物価指数は前年比で+3.7%と3カ月連続で伸びが拡大し、昨年7月以来の高水準となった。企業物価の上昇はインフレ圧力の高まりを示しており、日銀の利上げ観測を高めるものになる。
注目銘柄
「中国関連」が8位に急浮上、積極財政や金融緩和に期待<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が8位に急浮上している。
中国共産党が9日に中央政治局会議を開催した。各メディアの報道によると、この会議で来年の経済政策について積極的な財政政策や金融緩和を進める方針を示したという。来月発足するトランプ米次期政権との易摩擦に備える狙いがあるとみられている。
トプコンは連日のS高、非公開化への入札報道でコメントを開示
$トプコン (7732.JP)$ が前営業日比500円高の2656円50銭に買われ、連日でストップ高をつけた。前日午前に米ブルームバーグ通信が「医療機器などを手がけるトプコンが非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かった」と報道。買い手候補には米KKRや欧州投資ファンドのEQT、産業革新投資機構(JIC)が挙っていると伝えた。
Fスターズが急騰、米グーグルの超高速計算発表で量子コンピューター関連株に資金◇
$フィックスターズ (3687.JP)$ が急騰している。高速ソフトウェアの開発を展開する同社は量子コンピューティングの社会実装促進に注力しており、関連銘柄の筆頭格と位置付けられる。
東建コーポ—大幅続伸、業績予想を大幅に上方修正へ
$東建コーポレーション (1766.JP)$ 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の54.6億円から103億円、前年同期比85.4%増に、通期では142億円から192億円、前期比47.6%増にそれぞれ上方修正。受注額の増大やキャンセル率の改善、進捗管理徹底による工期短縮などが上振れの背景に。第1四半期大幅増益決算から上振れ期待はあったとみられる、修正幅の大きさが買いインパクトにつながる。
三機工業-東海東京が目標株価引き上げ 収益性の向上によって増益基調が続こう
$三機工業 (1961.JP)$ が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、収益性の向上によって増益基調が続くと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。今後も同社の業績拡大が続くと東海東京では予想している。需要面について、半導体や車載用電池工場の建設、大規模な都市再開発が今後も続くと考えている。