2024年12月18日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 18日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱もちあいが想定されている。

前日の米国株式市場でダウ工業株30種が1978年2月以来最長となる9営業日続落となるなど、主要3指数が下落したことを受けて、見送りムードが支配しそうだ。

18日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることも買い手控えの要因になるとみられる。

シカゴ日経平均先物にサヤ寄せした後は、手がかり難の中、小動きとなる可能性が高い。

    日経平均の予想レンジは3万9100円─3万9400円。

戦略

想定レンジ 27,100円〜27,400円。

昨日同様、動きの出にくい状況か。

結果

Screenshot

前場、日米金融イベントを控え、順調に上昇レンジを捉えたが、後場窓を開けての下落。

始値高値安値終値
日経22539,17639,382
(39,400)
39,081
(39,100)
39,081
△282
NF日経レバ27,22027,460
(27,400)
27,065
(27,100)
27,105
△345

反省

想定の範囲内ではあるものの、なんか脱力感のある相場展開。

・持ち越し 62株 28,121円 △70,757

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均は前営業日比282円安の39081円。

●河西工やヨロズが急伸、日産自・ホンダ経営統合報道で自部品株にも資金◇

●「2024年のIPO」が12位、きょうキオクシア上場<注目テーマ>

●日本製鉄-小動き USスチール買収計画、米議会労組支持派がバイデン氏に阻止要請と伝わる

●信越化はしっかり、上限1.01%の自社株TOBを実施

●荏原製—大幅続伸、来期の最高益更新を予想して国内証券では目標株価引き上げ

●注目銘柄: $日産自動車 (7201.JP)$ 、 $三菱自動車工業 (7211.JP)$ 、 $河西工業 (7256.JP)$、 $キオクシアホールディングス (285A.JP)$ など

ーmoomooニュース日本株Kingsley

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比282.97円安の39081.71円、東証株価指数(TOPIX)が8.33ポイント安の2719.87で終了した。迫る米FOMC結果公表を控え、東京株式市場では様子見ムードが強まる中、円安の流れが継続、日経平均は終日売り優勢。ホンダ・日産との経営統合による恩恵を受け、 $河西工業 (7256.JP)$ などはスットプ高で買い気配。

トップニュース

河西工やヨロズが急伸、日産自・ホンダ経営統合報道で自部品株にも資金◇

内装部品を手掛ける $河西工業 (7256.JP)$ とサスペンションの $ヨロズ (7294.JP)$ 、変速機の $ユニバンス (7254.JP)$ が急伸。18日付の日本経済新聞朝刊が、「ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る」と報じた。経営不振に陥った日産自向けの部品生産の先行きが懸念されていたサプライヤー各社に対しては、経営統合による販路拡大期待に加え、部品業界における再編の可能性も意識され、資金が流入したようだ。

注目銘柄

「2024年のIPO」が12位、きょうキオクシア上場<注目テーマ>

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2024年のIPO」が12位となっている。

きょう18日、半導体メモリー大手の $キオクシアホールディングス (285A.JP)$ が東証プライム市場に新規上場した。初値は公開価格(1455円)をやや下回る1440円だったが、そこから上げ足を速め1500円台に乗せるなど好調に推移している。

日本製鉄-小動き USスチール買収計画、米議会労組支持派がバイデン氏に阻止要請と伝わる

 $日本製鉄 (5401.JP)$ が小動き。ブルームバーグ通信は18日、労働組合を支持する米議会会派がバイデン大統領に対し、同社による米鉄鋼大手USスチール買収計画を「明確に拒否」するよう求めていると報じた。買収案の審査を進めてきた対米外国投資委員会(CFIUS)は22日または23日までにバイデン氏に結果を伝える必要があるという。

川崎重—大幅反発、防衛関連銘柄では割安感として国内証券が格上げ

 $川崎重工業 (7012.JP)$ は大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5000円から8700円に引き上げている。防衛関連銘柄としては相対的に割安感が強く、再評価の余地が大きい銘柄として「持たざるリスク」が意識されるとみているもよう。PS&E事業の下振れ公表で悪材料はおおむね織り込んだとし、今後は株式市場の目線が26年3月期に移るなかで、あらためて割安感が認識されてくると判断のようだ。

信越化はしっかり、上限1.01%の自社株TOBを実施

 $信越化学工業 (4063.JP)$ はしっかり。17日取引終了後、自社株取得を実施すると発表した。TOBの方法により、2006万100株(自己株式を除く発行済み株数の1.01%)を上限に1株4685円で取得する。損害保険ジャパンやあいおいニッセイ同和損害保険などがこのTOBに応募する。

ステムセル研が大幅反発、19万株を上限とする自社株買いを実施へ

 $ステムセル研究所 (7096.JP)$ が大幅反発している。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を19万株(発行済み株数の1.85%)、または2億円としており、取得期間は12月18日から来年11月30日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するのが狙い。また、役職員へのインセンティブ付与なども理由としてあげている。

荏原製—大幅続伸、来期の最高益更新を予想して国内証券では目標株価引き上げ

 $荏原製作所 (6361.JP)$ は大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2300円から2800円に引き上げている。25年12月期に過去最高益を更新する確度が高めっていることで、バリュエーションを引き上げているもよう。エネルギー事業や精密・電子事業の上伸に加えて、のれん減損などの一過性要因も一巡することで、25年12月期営業利益は1000億円予想にまで引き上げている。

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