NF日経レバ
寄り前情報
[東京 9日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強含みが想定されている。
前週末の米国市場では雇用統計の発表を無難に通過してハイテク株高となっており、投資家心理を支援しそうだ。
一方、直近レンジの上限付近に上昇することで、買いが一巡した後は戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑制するとみられる。
日経平均の予想レンジは3万8900円─3万9300円。
戦略
想定レンジ 26,900円〜27,300円。
控えめな相場展開。利確に向けて幸先のいい展開を期待。
結果
寄り30分の続落が大きかった。回復するもわずかばかりの寂しい展開。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 39,332 | 39,332 (39,300) | 38,972 (38,900) | 39,160 +69 |
NF日経レバ | 27,350 | 27,390 (27,300) | 26,885 (26,900) | 27,135 +110 |
反省
わずかばかりの上昇。日銀金利動向が判明するまではこの動きか。
・持ち越し 60株 28,145円 △65,882
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比69円高の39160円。
●後場に注目すべき3つのポイント一時マイナス圏に転落で上値の重い展開続く
●フィスコが高い、東証が信用規制の臨時措置を解除
●丸一鋼管—大幅続伸、大規模な自社株買い実施を発表
●「好配当」が27位にランクイン、新「NISA」絡みの投資マネー流入期待も<注目テーマ>
●注目銘柄: $フィスコ (3807.JP)$ 、 $丸一鋼管 (5463.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比69.33円高の39160.50円、東証株価指数(TOPIX)が7.34ポイント高の2734.56で終了した。
トップニュース
日米中銀イベント控え、先行き不透明感が高まる
●日経平均は小幅高。今朝発表された日本第3四半期実質GDPは上方修正、市場では日銀の早期追加利上げ観測が再燃した中、今週発表予定の国内企業物価指数や米CPI・PPIが来週の日銀政策決定につながる可能性があると予想。
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今週の決算·経済カレンダー(12/9~12/13)米物価指標に注目!日米中銀会合の次なる一手は?
注目銘柄
$フィスコ (3807.JP)$が急反発している。東京証券取引所が前週末6日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を9日売買分から解除すると発表。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入しているようだ。
$丸一鋼管 (5463.JP)$大幅続伸。発行済み株式数の6.76%に当たる550万株、200億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。取得期間は12月9日から25年6月20日まで。資本効率の向上並びに機動的な資本政策の遂行を可能とすることを取得目的としている。一部は立会外取引で実施するもようだが、高水準の自社株買いによる需給インパクトを期待する動きが先行。このタイミングでの自社株買い実施にはサプライズもあるようだ。
「好配当」が27位にランクイン、新「NISA」絡みの投資マネー流入期待も<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「好配当」が27位となっている。2024年は新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まった。新NISAでは非課税期間が恒久化されたほか投資枠が拡大されたが、年末に向けて年間投資枠を使い切ろうとする資金が株式市場に流入する、との期待が高まっている。