NF日経レバ
見通し

[東京 17日 ロイター] –
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱もち合いが想定されてる。
前日の米国株式市場が軟調だったことが嫌気され、大証比でマイナスとなったシカゴCME先物にさや寄せする形になるという。
来週にトランプ氏の大統領就任式、日銀金融政策決定会合など大きなイベントを前にして見送りムードが強く、売り買いともに手控えられ、動きに乏しい相場つきとなりそうだ。
日経平均の予想レンジは3万8200円─3万8600円。
戦略
想定レンジ26,200円〜26,600円。
利確ほど遠く静観。
結果

大きく下落後、強いレンジ相場で戻すも所詮前日を下回る。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 38,454 | 38,503 (38,600) | 38,055 (38,200) | 38,451 △121 |
NF日経レバ | 26,080 | 26,150 (26,600) | 25,545 (26,200) | 26,100 △195 |
反省
旅行で3日ほど相場から離れていた。しかし想定とここまで切り離されているとは。
高値で450円、安値650円乖離している。日経225との格差を12,400円で見積もるべきか……
- 持ちこし27株 27,987円 △51,491
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均株価は前営業日比121.14円安の38451.46円で終了
●外為サマリー:ドル買い戻しで一時155円70銭近辺まで戻す
●メタプラネットが16%大幅高 20日に米大統領就任式 当日大統領令の可能性伝わる
●みずほ-大幅続落 ウォラーFRB理事の発言受けて米金利が大幅低下 金融株に売り
●注目銘柄: $メタプラネット (3350.JP)$、 $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$、 $任天堂 (7974.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Kouchi
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比121.14円安の38451.46円、東証株価指数(TOPIX)が8.89ポイント安の2679.42で終了した。終値は121円安の38451円。米国株安を受けて、寄り付きから3桁の下落。主力大型株が弱く幅広い銘柄が売られる中、下値を模索する動きがしばらく続いた。10時台後半には下げ幅を500円超に拡大。ただ、節目の38000円に接近したところでは、これを割り込むことなく下げ渋った。
米国では今晩、12月の米住宅着工件数、12月の米鉱工業生産・設備稼働率が発表される。また、来週は20日のトランプ次期米大統領就任式や、23-24日の日銀金融政策決定会合などのイベントが注目されている。
トップニュース
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円57銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭程度のドル安・円高となっている。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が16日に「今後も良好なインフレデータが続いた場合は25年前半に追加利下げが実施される可能性がある」との見解を示し、同日の米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行した。加えて、日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの見方が強まっていることもあり、ドル円相場は午前9時50分ごろに一時154円98銭と約1カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。ただ、週明け20日に行われるトランプ氏の米大統領就任式が迫るなか一方向には持ち高を傾けにくく、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後はドルの買い戻しが流入。日経平均株価が下げ幅を縮めたことも支援材料となり、午後2時40分ごろには155円70銭近辺まで持ち直す場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0293ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=160円13銭前後と同70銭程度のユーロ安・円高で推移している。
注目銘柄
メタプラネットが16%大幅高 20日に米大統領就任式 当日大統領令の可能性伝わる
$メタプラネット (3350.JP)$が大幅高。20日に予定される米大統領就任式を前に暗号資産関連株が上昇している。ブルームバーグは17日、トランプ次期米大統領が暗号資産を政策の優先事項に位置付けるとともに、次期政権に業界関係者の意見を反映させるようにする大統領令の発表を計画していると報じた。
関連銘柄: $リミックスポイント (3825.JP)$、 $セレス (3696.JP)$、 $マネックスグループ (8698.JP)$など。
小林製薬‐4日ぶり反発 前会長らを提訴せず オアシスの請求退け=日経
$小林製薬 (4967.JP)$が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は17日14時30分、同社が大株主の香港投資ファンド、オアシス・マネジメントからの請求を退け、小林一雅前会長らを提訴しない方針を固めたことがわかったと報じた。
セブン&アイ-みずほが目標株価引き上げ 日米コンビニエンスストアは基調回復へ
$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が反発。みずほ証券では、日米コンビニエンスストアの基調回復を予想。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を2850円→2950円に引き上げた。
トヨタは6日続落で陰線が続く、為替の円高基調を背景に売り優勢
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は6日続落と下値模索の動きが続いている。米長期金利が足もと低下基調となったことや、来週行われる日銀金融政策決定会合で追加利上げが決定されるとの思惑から、外国為替市場では1ドル=155円台前半で円高含みに推移しており、為替感応度の高い同社など自動車セクターには向かい風となっている。
マネックスG-続伸 Coincheckアプリ、ダウンロード数6年連続「国内No.1」を獲得
$マネックスグループ (8698.JP)$が続伸。同社は17日11時40分、同社子会社のコインチェックが提供する「Coincheckアプリ」が、国内の暗号資産取引アプリにおける2024年の年間ダウンロード数「国内No.1」を記録したこと、および累計のアプリダウンロード数が700万ダウンロードを突破したことを発表した。「Coincheckアプリ」がダウンロード数「国内No.1」を獲得するのは、2019年から6年連続だとしている。
みずほ-大幅続落 ウォラーFRB理事の発言受けて米金利が大幅低下 金融株に売り
$みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が大幅続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が16日、今後も良好なインフレデータが続いた場合は2025年前半に追加利下げが実施される可能性があるとの見解を示したことが材料。
関連銘柄: $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$、 $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$、 $第一生命ホールディングス (8750.JP)$など。
任天堂は反落、スイッチ後継機の発売発表も目先利益確定売り誘発
$任天堂 (7974.JP)$は6日ぶり反落。同社は16日の夜に主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機「ニンテンドースイッチ・ツー」を2025年に発売すると発表した。現在発売されているスイッチは17年3月に発売したもので約8年ぶりの新型機発売となる。
大手不動産株に売り圧力、日銀追加利上げ観測で金利上昇デメリットを意識
$三井不動産 (8801.JP)$など大手不動産株への売りが目立つ。来週23~24日の日程で行われる日銀金融政策決定会合では0.25%の追加利上げが行われる可能性が高いとみられている。国内の新発10年債利回りは足もと低下傾向にあるものの、今週15日には一時1.255%まで上昇するなど金利の先高観は根強い。そうしたなか不動産セクターの銘柄は有利子負債が多く、資金調達コストの上昇などもネガティブ材料として働くため、目先株価は売り圧力が顕在化している。
関連銘柄: $三菱地所 (8802.JP)$、 $住友不動産 (8830.JP)$、 $東京建物 (8804.JP)$など。