2025年1月27日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 27日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買いが先行すると想定されている。

前週末の米国市場では主要3指数が下落したが、日経平均の先物は上昇しており、さや寄せする形で買いが先行しそうだ。

日銀決定会合の通過に伴う安心感やトランプ米大統領による高関税政策への過度な警戒感が和らいだことで、ショートカバーが入ったとみられる。

    日経平均の予想レンジは4万0300円─4万0600円。

戦略

想定レンジ 28,300〜28,600円。

日銀金利値上げと、先週末のアメリカ動向から、日経先物の動きが楽観的。

ショート主体の組み立て。

結果

寄り早々上昇で入ったが、その後、一日を通しての下落レンジ。

始値高値安値終値
日経22540,12740,255
(40,600)
39,520
(40,300)
39,565
△366
NF日経レバ28,48528,580
(28,600)
27,520
(28,300)
27,585
△545

反省

ロイター予測と大きく乖離したが、前述の違和感からショート中心のエントリーで利幅取れた。

  • 32注文 27約定
  • 当日約定金額合計 6,838,690
  • 損益 +3,610

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均株価は前営業日比366.18円安の39565.80円で終了

●コロンビアへのトランプ関税巡り為替レート動く

●古河電やフジクラが大幅安、中国発AI「DeepSeek」に警戒感

●三越伊勢丹は大幅高、春節によるインバウンド拡大期待で

●日本製鉄-3日続伸 USスチールに同社との買収合意破棄求める株主提案、米投資ファンドが準備=読売

●注目銘柄: $アステラス製薬 (4503.JP)$、 $京王電鉄 (9008.JP)$、 $森永乳業 (2264.JP)$など

ーmoomooニュース日本株Mark

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比366.18円安の39565.80円、東証株価指数(TOPIX)は7.03ポイント高の2758.07で終了した。前週末は、最終的には植田日銀総裁の会見内容を見極めたいなかで持ち高調整の動きが出ていたことから、改めて仕切り直しとなって本日の日経平均は買いが先行した。ただ、買い一巡後は急速に上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、米国の関税政策への不透明感やアジア時間の米株先物安、半導体関連株の下落が重しとなった。中国新興の開発した生成AIにより、今後は半導体投資が抑制されるとの見方から関連銘柄が大きく売られたことが指数の重荷となった。 $ディスコ (6146.JP)$が下値模索の動きとなったほか、アドバンテスト $アドバンテスト (6857.JP)$が大幅安となった。 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$の下げも目立つ。一方、24日の日銀による利上げ決定を受けて、 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$が一時上場来高値を19年ぶりに更新したほか、 $三井不動産 (8801.JP)$も上昇するなど、金融株や不動産株の上昇が目立った。大引け後に $ファナック (6954.JP)$や $日東電工 (6988.JP)$が第3四半期決算の発表を予定。また、元タレントによる女性トラブルとの関連が一部で報じられている、 $フジ・メディア・ホールディングス (4676.JP)$傘下のフジテレビが臨時の取締役会を開き、その後記者会見を行う。米国では今晩、12月の米新築住宅販売件数が発表される。今週は内外で四半期決算発表が本格化するほか、28-29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、市場の関心が高い。

トップニュース

コロンビアへのトランプ関税巡り為替レート動く

トランプ米大統領が不法移民の受け入れに関してコロンビアに対して25%の関税賦課宣言を行ったことで、午前10時過ぎに1ドル=155円台前半までドル安円高が進んだ。その後、コロンビアが不法移民の受け入れに合意したとして宣言を撤回したことにより、156円台前半まで1円近く円安に戻した。

古河電やフジクラが大幅安、中国発AI「DeepSeek」に警戒感

 $古河電気工業 (5801.JP)$、 $フジクラ (5803.JP)$が大幅安。中国発の生成AI「DeepSeek」がにわかに話題となっている。性能やコスト面で米ハイテク大手の優位性を脅かすとの見方が出ており、これに対する警戒感の高まりから東京市場ではAI関連株に売りが広がっている。関連銘柄の一角である古河電やフジクラといった電線株は先週、米国の巨額AI投資計画を手掛かりに大幅高に買われていた。

三越伊勢丹は大幅高、春節によるインバウンド拡大期待で

 $三越伊勢丹ホールディングス (3099.JP)$が大幅高。 $J.フロント リテイリング (3086.JP)$、 $高島屋 (8233.JP)$も高い。明日28日から始まる中国の春節(旧正月)に伴う大型連休をにらみ、中国人観光客の増加による訪日客消費拡大への期待からインバウンド関連株を物色する動きが出ている。関連銘柄の一角である百貨店株の上昇が目立っている。

日本製鉄-3日続伸 USスチールに同社との買収合意破棄求める株主提案、米投資ファンドが準備=読売

 $日本製鉄 (5401.JP)$が3日続伸。読売新聞オンラインは27日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが26日、米投資ファンド「アンコラ・ホールディングス」が米鉄鋼大手 $ユナイテッド・ステイツ・スチール (X.US)$に対し、同社との買収合意の破棄と、USスチールのCEO解任を求める株主提案を準備していると報じたことを報じた。記事によると、アンコラは「物言う株主」として知られるという。USスチール買収に意欲を見せる米鉄鋼大手 $クリーブランド・クリフ (CLF.US)$と近い関係にあるとみられ、買収計画の実現に影響力を持つ可能性があるとしている。

注目銘柄

アステラスが続伸、前立腺がん治療剤の米国販売好調で今期コア営業利益予想を引き上げ

 $アステラス製薬 (4503.JP)$が続伸している。同社は前週末24日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想に関し、フルベースでの利益予想を引き下げた一方で、コアベースでの業績予想を上方修正しており、好感されたようだ。前立腺がん治療剤「エンザルタミド」の米国での売り上げ拡大と為替の影響が寄与する。一方、同社は「アイザーヴェイ」などに関する無形資産の減損損失についても発表した。

京王-大幅反発、株主還元強化余地魅力として国内証券が買い推奨

 $京王電鉄 (9008.JP)$は大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を4900円としている。過去平均を下回るバリュエーションで推移している鉄道銘柄は多いが、中でも同社はさらなる株主還元の強化が期待できる点が魅力と評価。

トプコン-大幅反発、オアシス・マネジメントの大量保有が明らかに

 $トプコン (7732.JP)$は大幅反発。先週末に提出された大量保有報告書によると、オアシス・マネジメントが7.38%を保有する大株主になったことが明らかになっている。株主価値を守るため、重要提案行為等を行うことがあるとしている。同社は12月、非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かったと伝わり、その後株価は大きく水準訂正を果たしている。今回の大量取得を受けて、プレミアム期待がより高まる形となっているもよう。

森永乳業-続伸 飲料やヨーグルトなど値上げ 3月から順次

 $森永乳業 (2264.JP)$が続伸。同社は27日、飲料、ヨーグルト、デザート、牛乳類、家庭用チーズの一部商品を値上げすると発表した。飲料は3月1日出荷分、ヨーグルト、デザート、牛乳類、家庭用チーズは4月1日出荷分より値上げする。価格改定商品は80品。価格改定率は2.5%~9.1%(10円~30円)。

配信元:各社リリース、MINKABU、FISCO、Trader’s Web、株式新聞

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