2025年1月28日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

 [東京 28日 ロイター]

 – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。

ハイテク株から崩れた前日の地合いを引き継ぐほか、米国株式市場でナスダックが急落したことが嫌気されるという。

中国の新興企業「ディープシーク(DeepSeek)」が公開した新しいAIモデルの台頭が気にされ、半導体関連株が売りが続きそうだ。

しかし、前日と同様にそれ以外のセクターは落ち着き、指数と相場の実態がかい離する動きになるとみられる。

    日経平均の予想レンジは3万9000円─3万9500円。

戦略

想定レンジ27,000〜27,500円。

下落想定しショート主体のエントリー。

結果

寄り直後、ストップ安からの大幅な下落。

その後底値からの急反発。

終わってみれば、急落からのレンジ相場。

始値高値安値終値
日経22539,40039,448
(39,500)
38,886
(39,000)
39,016
△548
NF日経レバ26,96027,320
(27,500)
26,645
(27,000)
26,885
△730

反省

比較的に上手くとれたか。

下落基調の時は、想定以上に下にブレる。

  • 9注文 7約定
  • 当日約定合計金額 1,881,295
  • 損益 +5,105

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均株価は前営業日比548.93円安の39016.87円で終了

●アジアのハイテク株に売り、米半導体関連株の急落受け

●Appier-大幅高 「DeepSeek」によるコスト低下を期待か AIサービス関連が高い

●任天堂が1万円突破、半導体・AIからゲーム関連株への物色シフトの動きも

●みずほFG-新高値 一段の利上げ期待で銀行株に買い ハイテク株安で資金受け皿に

●注目銘柄: $日本電信電話 (9432.JP)$、 $GENDA (9166.JP)$、 $ABEJA (5574.JP)$、 $コーエーテクモホールディングス (3635.JP)$など   

ーmoomooニュース日本株Mark

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比548.93円安の39016.87円、東証株価指数(TOPIX)が1.17ポイント安の2756.90で終了した。現地27日の米国市場で、中国の生成AI(人工知能)「ディープシーク」の台頭が警戒され、 $Nasdaq Composite Index (.IXIC.US)$と $PHLX Semiconductor Index (.SOX.US)$が下落。 $エヌビディア (NVDA.US)$などが急落したことから、日本株も前日同様に半導体株や電線株を中心に売りが先行。一方、銀行や消費関連など内需株が買われ、TOPIXはほぼ横ばい、東証グロース指数はプラス圏で引けた。値上がり銘柄数が多いにもかかわらず、ハイテク株が一極集中的に売られたことで指数を押し下げた。現地28日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果のほか、12月の米耐久財受注額、11月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、1月の米消費者信頼感指数が発表される。企業決算では、 $ボーイング (BA.US)$が10-12月期決算を発表する。

トップニュース

アジアのハイテク株に売り、米半導体関連株の急落受け

中国の人工知能(AI)新興企業ディープシークの台頭により、27日の米国株式市場でAI関連株が大きく下げる中、データセンター需要の先行きに不透明感が広がり、アジア市場でもテクノロジー株が大きく下落している。 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$が5.2%超売られているほか、半導体検査装置メーカーの $アドバンテスト (6857.JP)$も約11.1%安と急落。ディープシークは、最先端の半導体を使用せずに高性能のAIモデルを安価に学習させたと発表。同社のモデルは、AI能力を評価する一部の指標で、米国でも上位の競合他社とほぼ同等の性能を持つとみられている。

Appier-大幅高 「DeepSeek」によるコスト低下を期待か AIサービス関連が高い

 $Appier Group (4180.JP)$が大幅高。中国の新興企業が開発した生成AI「DeepSeek」が材料視されているもよう。「DeepSeek」は低コストの大規模AIとされ、市場ではAI向け半導体や電力インフラの投資抑制が警戒されている。一方、AI関連サービスの企業にとっては費用の抑制につながり、研究開発やサービス向上が加速するとの見方から買いが入っているようだ。 $PKSHA Technology (3993.JP)$や $ヘッドウォータース (4011.JP)$、 $エーアイ (4388.JP)$なども高い。

任天堂が1万円突破、半導体・AIからゲーム関連株への物色シフトの動きも

 $任天堂 (7974.JP)$の株価が1万円を突破し、株式分割を考慮した水準で上場来高値を更新した。同社を巡っては1月16日に「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」を2025年に発売すると発表。その後は好材料出尽くしと受け止めた売りで調整色を強めたが、25日移動平均線割れの水準では押し目意欲が示され、株価は再び上値指向をみせた。任天堂はキャッシュリッチ企業としても知られ、ハイテク株の更なる調整リスクが警戒されるなかで選好された部分もあるようだ。

みずほFG-新高値 一段の利上げ期待で銀行株に買い ハイテク株安で資金受け皿に

 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が新高値。一段の利上げ期待などから銀行株に買いが入っている。日銀が24日に開いた金融政策決定会合で、政策金利とする短期金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%から0.5%に引き上げることを決定。その後の植田日銀総裁による記者会見では、日銀の分析例として中立金利は名目では1.0~2.5%くらいの間で分布しているとの説明があった。 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$や $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$なども堅調に推移している。

注目銘柄

NTT-続伸 東大と次世代材料の窒化アルミニウム パワー半導体を省エネに=日経

 $日本電信電話 (9432.JP)$が続伸。28日付の日本経済新聞朝刊は、東京大学と同社の研究グループが、省エネルギー性能の高いパワー半導体デバイスを開発したと報じた。記事によると次世代材料の窒化アルミニウム(AlN)を使うという。鉄道や電力系統などの高耐圧用途の半導体として実用化をめざすとしている。

GENDA-大幅反発 イベント企画など行うディー・エイトを買収

 $GENDA (9166.JP)$が大幅反発。同社は27日、グループ会社のギャガを通じて、展示会やイベントの企画などを行うディー・エイト(東京都港区)を買収すると発表した。新規店舗やイベントなどにおけるデザインのプロデュース力の強化や、これまで外注していた業務の内製化が可能となることから効率性および収益性の向上が見込まれる。

ABEJA-ストップ高買い気配 32Bの小型化モデルが複数の性能指標で「GPT-4」上回る

 $ABEJA (5574.JP)$がストップ高買い気配。同社は27日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトで大規模言語モデル(LLM)を利活用し開発した小型化モデルが、複数の汎用言語性能指標で「GPT-4」を上回る性能に到達したと発表した。

ブレインPが上げ幅を拡大、AIエージェントに係る新会社を設立へ

 $ブレインパッド (3655.JP)$が後場終盤に上げ幅を拡大。午後3時ごろ、100%子会社「BrainPad AI Agent(仮称)」を3月に設立し、AIエージェントに係る新規事業を開始すると発表したことが好感されている。新会社は、自律型AIエージェントサービスを開発・提供するサービス開発会社で、昨年12月に発表した「BrainPad アノテーションエージェント」を皮切りに、順次サービス展開を進める。また、単にAIエージェントを開発・提供するだけではなく、AIエージェントの普及を阻害するボトルネックを解消するサービスの提供も視野に入れるとしている。

コーテクHDが急反発し昨年来高値更新、10~12月期最終23%増益を評価

 $コーエーテクモホールディングス (3635.JP)$が急反発し、昨年来高値を更新した。同社は27日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。10~12月期の最終利益は前年同期比23%増と2ケタの伸びとなり、第3四半期累計の最終利益の通期計画に対する進捗率は約84%となっている。第4四半期(1~3月)に「真・三國無双 ORIGINS」など新型タイトルの投入が集中するとあって、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。

弁護士COMが4日続伸、「クラウドサイン」の自治体導入数が250を突破

 $弁護士ドットコム (6027.JP)$が4日続伸している。27日の取引終了後、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」の自治体導入数が24年12月末時点で250自治体(都道府県と市区町村)を突破したと発表しており、好材料視されている。

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