戦略のまとめ
前日の展開を踏まえ、想定レンジは 42,600〜43,500円、押し目候補を 42,600〜42,800円 とし、日経平均5万円攻防の中での小幅押し目を拾う戦略とした。
MACDの反転、RSIの中立圏を目安に細かい回転が必須と判断した一日であった。
実際の値動き

■ 日経225
- 始値:50,218
- 高値:50,258
- 安値:49,989
- 終値:50,253(+86)
日中は前後場ともに方向感に欠ける時間が多く、5万円ラインの上下での揉み合いが続いた。高値は限定的で、ローソク足もヒゲの長い持ち合い形状が目立った。
■ NF日経レバ(1570)
- 始値:43,030
- 高値:43,100
- 安値:42,660
- 終値:43,060(+120)
添付チャートを見ると、前場は42,600円台まで下押しするも、想定した押し目候補にぴたりと収まり、その後はボリンジャーバンド中央線・ミドルバンド付近を軸に揉み合う展開が続いた。
後場に入るとMACDが緩やかにシグナルを上抜けし、14時以降は上向きバイアスが強まり、引けにかけてバンド上限に接近した。
本日の日経225とNF日経レバの乖離値および値幅
- 乖離値:7,700〜7,100円
- 値幅:500円(前日の660円から縮小)
乖離値は依然として高止まりしているものの、値幅はさらに圧縮され、典型的な「様子見相場」の形となった。
値幅500円は反復トレードには不足で、デイトレの場合は“伸びを期待するより小回転”が求められるという典型的な地合いであった。
反省
本日はロイター予測のレンジ・前日のNF日経レバ想定レンジともに、結果として 狭いボックス相場 へと収束した。
押し目は 42,600円 が一度だけで、値幅は500円と非常に限定的。
そのため、
- 短期の反発のみを取りに行く
- MACD反転後の薄利確定を優先する
- ボリンジャーバンドのミドル付近では深追いしない
など、スキャル寄りの視点で対応する必要があった。
「大きく取らない」「欲張らない」が求められた日である。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
日経平均は+86円の 50,253円、TOPIX は 3,378。
米国は休場で手掛かりに乏しく、前場は弱含む場面もあったが、5万円割れでは確実に押し目が入る強さが確認された。
業種別では鉄鋼・その他金融・パルプ紙が堅調、空運・陸運・小売が弱かった。
後場はプラス圏でもみ合う展開が続き、引けにかけてやや強含みで終了した。
市場全体の方向感は限定的で、外国人投資家不在の薄商いを象徴する一日であった。
本日の注目銘柄
- 三井E&S(7003):14%高、GSの強気判断と政府の造船支援期待で急騰
- 商船三井(9104):累進配当導入の可能性報道で買い優勢
- JCRファーマ(4552):黒字化期待の思惑買い
- 清水建設(1803):上場来高値更新
- ディスコ(6146):目標株価引き上げ、AI関連需要の追い風
特に三井E&Sの強さは異常値に近く、テーマ性と業績期待の掛け算が見事に機能した一日であった。
次回戦略:2025年11月29日への展望
本日の値幅500円、乖離7,100〜7,700円は「方向感欠如+レンジ狭小」の組み合わせであり、翌日は以下の点が焦点となる。
● 想定される環境
- 米国市場の感謝祭明けで出来高回復が見込まれる
- ドル円が156〜157円台で振れやすい
- 日経平均は 50,000円〜50,400円の狭いBOX継続の可能性
● NF日経レバ(1570)の翌日戦略ポイント
- 想定レンジ:42,800〜43,600円
- 押し目:42,800〜43,000円
- 上値:43,500〜43,600円
- 値幅は500〜650円と控えめを想定
MACDは緩やかに上向き、ボリンジャーバンドは収縮基調であり、どちらかと言えば「ブレイク待ち」。
大きな流れが出るまでは“反発だけを拾う” 逆張り寄りの立ち回りが賢明である。
閉めの言葉
今日は珍しく値幅が小さく、取れる場面は限られていた。
それでも相場は毎日、違う表情を見せる。
「小さく取りながら翌日に備える」という、投資家にとって静かな鍛錬の日であった。
明日もまた、チャートと丁寧に向き合っていきたい。
(投資は自己責任で)

