2025年12月29日|NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

12月26日に日経225が50,750円まで上昇し、円安進行とともに強いトレンドを示した流れを受け、12月29日は高値圏でのもみ合いを想定した。日経225の想定レンジは50,500〜51,000円、これに連動するNF日経レバ(1570)は43,500〜44,300円を想定レンジとし、追いかけ買いを避けた押し目対応を基本戦略とした。

乖離値が7,000〜7,200円と高水準であることから、上値余地は限定的と見つつも、円安が続く限り下値は限定的と判断した戦略であった。

実際の値動き

Screenshot
  • 日経225
    始値:50,691円/高値:50,707円/安値:50,347円/終値:50,526円(前日比 -223円)
  • NF日経レバ(1570)
    始値:43,750円/高値:43,760円/安値:43,140円/終値:43,330円(前日比 -360円)

寄り付き直後から売りが強まり、日経225は想定レンジ下限を下回る場面があった。NF日経レバも同様に寄り天となり、前場早々に43,140円まで下落。想定していた43,500円の押し目水準を明確に割り込み、その後も戻りは限定的であった。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値および値幅

本日の乖離値は7,000〜7,200円と前日から大きな変化はなかった。一方、NF日経レバの値幅は約600円にとどまり、下落局面ながらも急変動というほどではなかった。

指数の下落に対し値幅が縮小している点から、強いリスクオフではなく、高値警戒感を背景とした調整局面と整理できる。

反省

日経225のロイター予測、ならびに設定したNF日経レバの想定レンジを大きく下回る動きとなった点は反省材料である。寄り付きからの下落スピードが速く、底値で拾えれば理想的であったが、実際には小刻みな値動きが続き、短期の利幅を取りにくい一日であった。

乖離値の高さを意識しつつも、「円安=下値は固い」という見方に引きずられ、下方向への初動をやや軽視した点は今後の課題だである。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

29日の日経平均は3日ぶりに反落し、終値は223円安の50,526円。米国株安を受けて下落スタートとなり、半導体株を中心に売りが先行した。開始直後には下げ幅を400円超に広げたが、早い時間帯に安値を付けた後は下げ渋る場面もあった。

後場は方向感に乏しく、不安定な値動きが続いた。TOPIXは小幅ながらプラスを確保し、大型株が手掛けづらい中で新興市場やテーマ株に資金が向かう展開であった。

本日の注目銘柄

非鉄金属やレアアース関連への資金流入が目立った。アサカ理研は一時15%高と急騰し、住友金属鉱山、三井金属など市況上昇の恩恵を受ける銘柄が堅調であった。

また、株式分割を控えた銘柄群への物色も活発で、サッポロHDや伊藤忠商事が指数に逆行して強い動きを見せている。

次回戦略

添付チャートを見ると、NF日経レバは移動平均線を下回って推移し、ボリンジャーバンドでは下限付近での推移が続いている。MACDは下向きながらもヒストグラムは縮小傾向にあり、短期的には下げ止まりを探る局面だである。

翌日はまず43,000円前後の下値の固さを確認したい。乖離値が高止まりしている間は、無理な逆張りは避け、戻りの鈍さを確認しながら慎重に対応する戦略を基本としたい。

閉めの言葉

高値圏の調整は分かっていても、実際の値動きに対応するのは難しい。想定と現実のズレを丁寧に振り返り、次にどう備えるかが何より重要だである。年末相場の一日一日を無駄にせず、淡々と積み重ねていきたい。

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