前日を振り返って
12月29日の日経平均は50,526円(前日比▲223円)と反落した。前週までの円安進行と高値更新の反動から、寄り付き直後は売りが優勢となり、想定していた50,500円水準を明確に下回る場面があった。
NF日経レバ(1570)も同様に寄り天の形となり、始値43,750円から前場早々に43,140円まで下落。結果的に終値は43,330円と、想定していた押し目水準を割り込む一日となった。
乖離値は7,000〜7,200円と依然として高水準で推移しており、指数の下落に対してもレバETF特有の値幅は限定的であった。値幅は約600円にとどまり、急落というよりは高値警戒感を背景とした調整局面と整理できる。
「円安=下値は固い」という見方にやや引きずられ、寄り付きからの下方向への初動を軽視した点は反省材料だである。
寄り前情報

ロイターによると、本日12月30日の日経平均は米国株安を嫌気した売り先行で始まる見通しだである。前日の米国市場では、エヌビディアなどハイテク・AI関連株が下落し、NYダウ▲249ドル、NASDAQ▲0.50%、S&P500▲0.34%と主要指数が揃って軟調であった。
一方、VIX指数は14.20まで上昇しており、ボラティリティはやや意識されやすい状況だである。ただし、大納会で市場参加者は少なく、売買一巡後はもみ合いに移行する可能性が高い。
為替はドル円156円近辺と高止まりしており、急激な円高が進まない限り、指数の下値は限定的と見る向きもある。ロイター予測の日経平均レンジは50,200〜50,500円とされている。
本日の戦略
本日はロイター予測レンジ50,200〜50,500円をベースに、前日の乖離値7,000〜7,200円と直近の値幅600円を考慮すると、日経平均は50,200円前後での下値確認後、限定的な戻りを想定したい。
これを踏まえたNF日経レバ(1570)の想定レンジは、42,900〜43,500円とする。43,000円近辺は直近安値意識の水準であり、ここで下げ渋るかどうかが当日のポイントだである。
戦略としては、寄り付きの下落局面での追いかけ売買は避け、42,900〜43,100円での値動きを確認した上での短期押し目対応を基本としたい。一方、43,500円を明確に上抜けない限り、上値追いは控え、戻りの鈍さが確認される場面では早めの利確を意識する。
乖離値が高止まりしている以上、大きなトレンド発生よりも年末特有の薄商いレンジ相場を前提とした、無理のない立ち回りが重要だである。
閉めの言葉
年内最終取引となる大納会は、派手な値動きよりも「どう終えるか」が問われる一日だである。昨日の反省を胸に、無理をせず、想定レンジの中で淡々と向き合う。その積み重ねこそが、来年の相場への良い助走になると信じている。
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