NF日経レバ
寄り前情報
[東京 10日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。
引き続きドル安/円高が警戒されているほか、前週末の米国株安が嫌気され、不透明感の強まりから売り優勢の展開になるという。
また、トランプ大統領が11日か12日に発表するとしている相互関税の内容を見極めたいとのムードがあることに加え、飛び石連休の谷間であることから参加者が減少し、きょうの安値圏で徐々に模様眺めになりそうだ。
日経平均の予想レンジは3万8300円─3万8800円。
戦略
想定レンジ26,300〜26,800円。
前週の米株安と日米会談の失望から下落相場を予想。
ショートエントリーで組み立てる。
結果

寄り早々の下落から、上昇レンジで前日相場並に持ち直す。
アメリカの鉄アルミの関税、USSの買収の報道がなされても下落弱く、堅調な相場推移となった。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 38,736 | 38,895 (38,800) | 38,606 (38,300) | 38,801 +14 |
NF日経レバ | 26,400 | 26,620 (26,800) | 26,225 (26,300) | 26,500 -10 |
反省
想定より下値しっかり、序盤の利益を2匹目のドジョウを掬いに行き、損切りが遅れた。
その後反復取りで挽回図るも、ボラティリティ小さく小銭しか稼げなかった。
- 48注文44約定
- 当日約定金額合計 13,901,157
- 損益 △2,993
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比14.15円高の38801.17円で終了
●外為サマリー:151円90銭近辺で推移、トランプ関税を警戒し上値重い
●【市場の声】トランプ関税、円相場の動きを複雑にする恐れ
●日本製鉄-4日ぶり反落 USスチール買収計画 トランプ氏「買収でなく投資」=日経
●フジクラ、今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も13円増額
●注目銘柄: $日本製鉄 (5401.JP)$、 $大林組 (1802.JP)$、 $日揮ホールディングス (1963.JP)$、 $KDDI (9433.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Kouchi
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比14.15円高の38801.17円、東証株価指数(TOPIX)が4.22ポイント安の2733.01で終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は812、値下がりは776、変わらずは49。現物金再び歴史最高値を更新した。
トップニュース
外為サマリー:151円90銭近辺で推移、トランプ関税を警戒し上値重い
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円95銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=156円76銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。ドル円は、午前9時時点では151円80銭近辺で推移していたが、その後、午前11時30分過ぎにかけ152円20銭前後へ上昇した。
オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)のストラテジストらは、日本製品に対する米国の直接的な関税によるリスクが円に下押し圧力をかける可能性があるとの見方を示した。
10日午前は円に対してドルが優勢になった。ストラテジストらはこの流れについて、ドナルド・トランプ大統領がすべての鉄鋼・アルミニウム輸入製品に25%の関税を課すと発表したこと、すべての国に相互関税を導入する可能性に言及したことを受けたものと指摘した。
日本車が米国で人気のある上位5車種に入っていることや、日本がコメや食肉に高関税を課していることを考慮すると、今回のトランプ氏の発言は日本にも影響を与える可能性を示していると述べた。
日・12月経常収支:+1兆773億円で黒字幅は市場予想を下回る
注目銘柄
日本製鉄-4日ぶり反落 USスチール買収計画 トランプ氏「買収でなく投資」=日経
$日本製鉄 (5401.JP)$が4日ぶり反落。9日付の日本経済新聞朝刊は、トランプ米大統領が7日、同社による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について「買収ではなく多額の投資」で決着するとの見方を示したと報じた。石破茂首相との日米首脳会談後の共同記者会見で明らかにしたという。
大林組が上場来高値更新、今期業績予想の上方修正と上限2.8%の自社株買いを材料視
$大林組 (1802.JP)$が後場に上げ幅を拡大し、上場来高値を更新した。同社は10日正午、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正したほか、自社株買いの実施も発表しており、材料視されたようだ。
フジクラ、今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も13円増額
$フジクラ (5803.JP)$が2月10日後場(15:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比85.8%増の957億円に拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の1030億円→1220億円(前期は697億円)に18.4%上方修正し、増益率が47.7%増→75.0%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
佐田建設-後場一時ストップ高 通期営業益を下方修正も株主還元強化を好感
$佐田建設 (1826.JP)$が後場一時ストップ高。同社は10日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.7億円から7.8億円(前期比3.9倍)に下方修正すると発表した。
シンデンハイテックス-後場急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は6.8%減
$シンデン・ハイテックス (3131.JP)$が後場急落。同社は10日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.0億円から12.5億円(前期比5.5%増)に下方修正すると発表した。
日揮HDが大幅高、アラスカLNG開発で日米協力の可能性巡り思惑
$日揮ホールディングス (1963.JP)$が大幅高。石破茂首相が7日(日本時間8日)、トランプ米大統領と初の日米首脳会談を行った。さまざまな議題について話し合われたなか、エネルギー分野では日本が米国産LNG(液化天然ガス)の輸入を拡大することで合意し、更に米アラスカ州のLNG開発で日米が協力する可能性についての議論もあったという。
関連銘柄: $千代田化工建設 (6366.JP)$、 $東洋エンジニアリング (6330.JP)$など。
KDDI-岩井コスモが目標株価引き上げ 26.3期はEPSの2ケタ成長が期待できる
$KDDI (9433.JP)$が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、26.3期はEPSの2ケタ成長が期待できると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を5700円→6000円と引き上げた。
DeNAが大幅高 3Q累計営業黒字210億円 新作「ポケポケ」が好調
$ディー・エヌ・エー (2432.JP)$が大幅高。同社は7日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は210億円(前年同期は276億円の赤字)だったと発表した。3Q(10-12月)は155億円の黒字となった。3Q累計の市場コンセンサスは96億円の黒字