NF日経レバ
寄り前情報

[東京 12日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調な展開が想定されている。
自律反発の動きが継続すると見込まれるものの、引き続き関税などトランプ米大統領の政策に対する警戒感が強く、買い一巡後は伸び悩みそうだ。
一方、国内では決算発表がピークを迎える。
これも見送り要因となるが、そうした中で好業績株が個別物色されるとみる向きが多い。
日経平均の予想レンジは3万8800円─3万9200円。
戦略
想定レンジ26,800円〜27,200円。
好決算の発表多いことから、強い動きを期待。
上目線でロングエントリー。想定高値を獲りに行きたい。
結果

寄り大きく上昇もその後下落レンジが、前場いっぱい続く。
後場、戻すも寄りの高値を越えられず。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 39,049 | 39,102 (39,200) | 38,794 (38,800) | 38,963 +162 |
NF日経レバ | 26,800 | 26,895 (27,200) | 26,485 (26,800) | 26,740 +240 |
反省
ロイターの想定、的確。
NF日経レバとの乖離が12,300円まで拡大。
日経225の推移を見なさすぎた。
- 持ちこし 30株 26,739円 △229
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比162.53円高の38963.70円で終了
●外為サマリー:一時153円70銭台のドル高に、時間外で米長期金利が上昇
●【ソフトバンクG決算速報】3Q売上高は前年同期比6%増の5.3兆円 EPSは427円
●日産自動車-乱高下 鴻海会長「買収ではなく提携を検討」と伝わる
●INPEXなど石油関連株が高い、イランやロシアへの経済制裁懸念で原油価格上昇
●注目銘柄: $ソフトバンクグループ (9984.JP)$、 $三井E&S (7003.JP)$、 $アステラス製薬 (4503.JP)$、 $INPEX (1605.JP)$、 $日産自動車 (7201.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Kouchi
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比162.53円高の38963.70円、東証株価指数(TOPIX)が0.32ポイント高の2733.33で終了した。12日の日経平均は続伸。終値は162円高の38963円。休場の間の米国株が概ね堅調に推移したことや円安進行を受けて3桁上昇スタート。開始直後には上げ幅を300円超に広げた。ただ、39100円台で買いが一巡し、高値は早い時間につけた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆4100億円。業種別では非鉄金属、鉱業、海運などが上昇した一方、繊維、証券・商品先物、医薬品などが下落した。
トップニュース
外為サマリー:一時153円70銭台のドル高に、時間外で米長期金利が上昇
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円53銭前後と10日午後5時時点に比べ1円30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円04銭前後と同2円10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前9時時点では152円70銭前後で推移していたが、午前9時30分過ぎには153円台に上昇。午後にかけ一段のドル買い・円売りが強まり午後1時10分過ぎに153円70銭台に値を上げた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11日の議会証言で「利下げを急ぐ理由は見当たらない」と発言。これを受けニューヨーク市場で、米長期金利は4.53%に上昇。この日の時間外取引では一時4.55%前後まで米金利が上昇したことからドル高・円安が進行した。ただ、153円台後半では利益確定のドル売り・円買いも流入している様子だ。今晩は米1月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、その結果が注目されている。
【ソフトバンクG決算速報】3Q売上高は前年同期比6%増の5.3兆円 EPSは427円
$ソフトバンクグループ (9984.JP)$が2月12日大引け後(15:30)に2025年3月期第3四半期の連結業績を発表。売上高は前期比6%増の5.3兆円。純利益は6361.5億円。1株あたり純利益は426.74円。
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注目銘柄
三井ESが反発、25年3月期の経常利益予想を引き上げ一転して増益に
$三井E&S (7003.JP)$が反発し、一時118円高の1710円を付けている。12日午後2時30分、25年3月期の連結経常利益予想を引き上げ、好感された。
25年3月期の業績予想で、売上高は3000億円(前期比0.6%増)を据え置いたが、経常利益を180億円から220億円(同6.2%増)に引き上げ、一転して増益となる。営業外損益において、持分法による投資利益の増加や金融費用の削減効果などを見込む。
大手通信キャリアの $ソフトバンク (9434.JP)$が4日ぶりに反発し、上場来高値(調整後)を更新。一時、前日比13.6円高となる213.2円を付けた。10日引け後に発表した、25年3月期第3四半期累計(4−12月)決算が買い材料視された。
第3四半期累計の連結営業利益(IFRS)は8219億円(前年同期比12.3%増)だった。モバイル売上が堅調に推移し、全セグメントが増収・増益となった。通期予想は営業利益9500億円(前期比8.4%増)を据え置いたが、進ちょく率は86.5%と高い。
INPEXなど石油関連株が高い、イランやロシアへの経済制裁懸念で原油価格上昇
$INPEX (1605.JP)$が高い。11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の3月限が前日比1.00ドル高の1バレル=73.32ドルに上昇した。米トランプ政権は、イランの核開発に歯止めをかけるため同国への経済制裁を強化する方針を示しているほか、ロシアとウクライナの停戦協議が進行しない場合、ロシアに経済制裁を課すとの見方も出ている。足もとの原油価格の上昇を受け、石油関連株に見直し買いが流入している。
関連銘柄: $石油資源開発 (1662.JP)$、 $ENEOSホールディングス (5020.JP)$など。
石油資源開発-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 3Q累計営業益は12%増
$石油資源開発 (1662.JP)$が後場上げ幅拡大。同社は2月12日14時に、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の554.0億円から637.0億円(前期比15.3%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは560.5億円。
$東レ (3402.JP)$が後場急落。同社は12日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益(IFRS)は752億円(前年同期比64.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは794億円。
日産自動車-乱高下 鴻海会長「買収ではなく提携を検討」と伝わる
$日産自動車 (7201.JP)$が乱高下。ロイター通信は12日11時03分、台湾の鴻海精密工業の劉会長が「日産とは買収ではなく提携を検討している」と発言したと報じた。株価は報道直後に下げ幅を縮める場面があったが、その後売り直されてきょうの安値を付けるなど、荒い値動きとなっている。
アステラス製薬-4日続伸 ファラロンキャピタルが同社株を3%超保有と伝わる
$アステラス製薬 (4503.JP)$が4日続伸。英フィナンシャルタイムズは12日、投資ファンドのファラロンキャピタルが、同社株を3%超保有していると報じた。
記事によれば、同社に対しコスト削減と医薬品研究の見直しを迫るとしている。株価は報道を受け、前日比4%高の1512.0円まで買われる場面があった。