2025年2月13日デイトレ

NF日経レバ

見通し

13日の東京株式市場は強弱観対立のなかも、外国為替市場で急速に円安が進んでいることを背景に日経平均は強調展開を維持し、3日続伸となりそうだ。

前日は欧州株市場で主要国の株価が総じて強く、ドイツの主要株価指数であるDAXが3日連続で史上最高値を更新、英国のFTSE100も連日での最高値更新となった。

各国の金利が上昇傾向を強めるなかで根強い買いが続いており、この日は金融株が買われ全体を押し上げる形となっている。一方、米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反落した。

この日の朝方取引開始前に開示された1月の米消費者物価指数(CPI)は前月比で0.5%の上昇となり、事前の市場コンセンサスを上回る強い内容で、FRBによる追加利下げのタイミングが後ずれするとの見方が上値を押さえた。

ただ、下値では押し目買いも観測され、ハイテク株は相対的に底堅さを発揮しナスダック総合株価指数はわずかながらプラス圏で着地している。

東京市場ではNYダウは下落したものの、米CPI発表というビッグイベントを通過したことで買いが入れやすい状況にある。

米長期金利の上昇を背景にドル・円相場ではドル買いが加速し、1ドル=154円台後半まで円安が進行したことは輸出セクターなどを中心にポジティブ材料として働きそうだ。

国内でも長期金利の上昇基調が顕著となっていることは警戒され、取引時間中は方向感を欠く場面もありそうだが、日経平均は3万9000円台での頑強な値動きが想定される。

戦略

想定レンジ27,300〜26,800円。

持ちこしポジションの早期利確。

その後の反復取り。

結果

続伸に次ぐ続伸。ここ数日のショート攻勢相場から一転。

見誤った。

始値高値安値終値
日経22539,22539,581
(39,300)
39,112
(38、800)
39,461
+497
NF日経レバ27,00027,566
(27,300)
26,900
(26,800)
27,420
+680

反省

完全に見誤り。

この相場でショートエントリーは自殺行為。

猛省。

  • 利確+5525
  • 持ちこし 30株 27,077円 △10,343

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

●日経平均は前営業日比497.77円高の39461.47円で終了

●外為サマリー:154円台前半で推移、対ユーロでのドル売りが影響

●円売り続く可能性、トランプ関税が日本経済に打撃 ドル円157円目指すとの予想も

●楽天銀が大幅高で上場来高値、資金運用収益の拡大で今期業績予想を上方修正

●武蔵精密工業-急落 エヌビディアGB300にHSCが使用されない可能性 著名アナリストが指摘

●注目銘柄: $日産自動車 (7201.JP)$、 $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $武蔵精密工業 (7220.JP)$、 $三井海洋開発 (6269.JP)$など

ーmoomooニュース日本株Kouchi

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比497.77円高の39461.47円、東証株価指数(TOPIX)が32.26ポイント高の2765.59で終了した。13日の債券市場が下落。長期金利は約15年ぶりの高水準となった。米国の利下げ観測後退を受けた金利上昇や日本銀行の早期利上げへの警戒感から売りが強まった。業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は繊維製品で、以下、医薬品、証券・商品、建設業が続いた。値下がり上位には非鉄金属、サービス業、石油・石炭が並んだ。

トップニュース

外為サマリー:154円台前半で推移、対ユーロでのドル売りが影響

13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル高・円安となっている。

米労働省が12日公表した1月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸び率となり、同日のニューヨーク市場でドル円相場は一時154円80銭まで上伸した。ただ、この日の東京市場では円安による輸入物価の上昇が国内のインフレ上振れにつながるとの見方からドル買い・円売りの動きが後退。日銀が朝方発表した1月の企業物価上昇率が4%台に拡大し、日銀の追加利上げを後押しすると受け止められたこともあり、午前9時00分すぎに154円12銭まで伸び悩む場面があった。

円売り続く可能性、トランプ関税が日本経済に打撃 ドル円157円目指すとの予想も

今週は円が下落している、トランプ関税が日本経済に打撃との見方から円が売られているようだ。そこにパウエルFRB議長の議会証言や強い米CPIを受けたドル買いが加わり、ドル円は154円台後半まで上昇。

トランプ米大統領が本日中もしくは明日午前(米国時間)に相互関税を課す大統領令に署名する可能性があると述べており、日本も標的になる。石破首相は米国に日本を除外するよう要請したようだが、トランプ氏は却下すると海外勢は見ているようだ。

注目銘柄

楽天銀が大幅高で上場来高値、資金運用収益の拡大で今期業績予想を上方修正

 $楽天銀行 (5838.JP)$が大幅高で3日続伸。株価は前日比10.9%高の5524円まで上値を伸ばし、上場来高値を大幅に更新している。12日の取引終了後、25年3月期の連結経常利益を従来予想の650億円から690億円(前期比42.6%増)に上方修正すると発表。従来の5期連続での過去最高益予想を更に上乗せした形となり、これが好材料視されているようだ。

武蔵精密工業-急落 エヌビディアGB300にHSCが使用されない可能性 著名アナリストが指摘

 $武蔵精密工業 (7220.JP)$が急落。証券アナリストのミンチークオ氏は13日14時36分、同氏のXアカウントにおいて、エヌビディアの次世代AIプラットフォームGB300にスーパーキャパシタが使用されない可能性があると投稿した。

同社はハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)を製造しており、AIサーバー向けに需要が伸びるとの期待から足もと株価が上昇していた。投稿を受けて事業に対する懸念から売りが優勢となっている。

日産自動車-後場プラス転換 鴻海会長「協業に必要なら同社株取得検討も」と伝わる

 $日産自動車 (7201.JP)$が後場プラス転換。ロイター通信は13日13時20分、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の劉揚偉会長が12日、同社との協業に必要であれば、同社株の取得を検討すると述べたと報じた。

記事によれば、同会長は記者団に「協業のために(日産株の取得が)必要なら検討する」と発言。「だが、われわれの目的は日産株の取得ではなく、協業だ」とし、同社株の36%を所有する仏自動車大手ルノーと協業について協議していることを明らかにしたとしている。

三井海洋がS高、25年12月期連続最高益・大幅増配計画を好感

 $三井海洋開発 (6269.JP)$が後場に急伸しストップ高の水準となる前営業日比700円高の3990円に買われた。2008年以来の高値圏に浮上している。同社は13日、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比11.6%減の5851億5500万円、最終利益は同22.5%増の427億円を計画する。

トヨタ-反発 1月米CPIが予想上回り円安進行 自動車株が高い

 $トヨタ自動車 (7203.JP)$が反発。注目された1月米消費者物価指数(CPI)が総合・コア指数ともに予想を上回ったことで、利下げ期待の後退から米長期金利が上昇。これに伴ってドル高円安も進み、足元では1ドル154円台半ばで推移している。前日よりも円安が進んだことから、為替感応度の高い自動車株が買われる展開となっている。

関連銘柄: $SUBARU (7270.JP)$、 $マツダ (7261.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$など。

トレンドマイクロ-急騰 PEファンドが同社買収で競い合っていると伝わる

 $トレンドマイクロ (4704.JP)$が急騰。ロイター通信は13日9時47分、同社の買収について、ベインキャピタル、アドベントインターナショナル、EQTなどプライベートエクイティファームが、買収を競っていると報じた。

記事によれば、協議は秘密事項であるため匿名を関係者が条件に語ったもよう。関係者のうち2人は、KKRも関心を持っていると語り、取引が保証されているわけではなく、同社が独立を維持する可能性もあると警告したとしている。

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