2025年3月11日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

  [東京 11日 ロイター]

 – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米国株の急落や為替の円高進行を嫌気して売りが先行すると予想されている。

米国の関税政策による景気減速懸念が高まり、前日の米国株市場では主要3指数がそろって下落。

中でもハイテク株比率の高いナスダック総合<.IXIC>は4%安となり、東京市場でも半導

体などハイテク銘柄の売りが強まりそうだ。

    一方、為替相場ではドル/円が円高方向に振れており、輸出株にも売りが出るとみら

れている。

    日経平均の予想レンジは3万6200円─3万6700円。

戦略

想定レンジ24,200〜24,700円。補正値1,200円。

どんどん利確が遠くなる。

結果

より大幅な下げからはよく戻した。

始値高値安値終値
日経22536,58436,793
(36,700)
35,987
(36,200)
36,793
△235
NF日経レバ23,10523,725
(24,700)
22,680
(24,200)
23,710
△345

反省

補正値1,000〜1,300円 VIX30近いとこれくらいになる。

・持ちこし31株 25,767円 △64,740

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比235.16円安の36793.11円、東証株価指数(TOPIX)が30.04ポイント安の2670.72で終了した。

11日の日経平均は反落。終値は235円安の36793円。米国株の大幅安や円高進行を嫌気して、400円超下げて始まった。序盤はほぼ全面安となり、下値を探る展開。10時近辺では下げ幅を4桁に広げ、36000円を下回った。一方、節目を割り込んだ後は、一転して押し目を拾う動きが活発となった。36300円台まで戻して前場を終えると、後場は36500円を難なく上回り、36700円台まで水準を切り上げた。終盤の動きが良く、3桁の下落とはなったものの高値引け。グロース250指数はプラス圏に浮上しており、こちらも高値引けとなった。

【本日の買い売り優勢状況】

3月11日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,383.76億円、売り優勢金額は1.03万億円となった。

トップニュース

みずほFG-大幅安 日米長期金利低下を嫌気 銀行・保険が安い

 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が大幅安。日米の長期金利低下が嫌気されている。前日の米国株は主要3指数とも大幅に下落。ホワイトハウスから米国経済についてネガティブな発言が相次ぎ、景気減速懸念が強まったことでリスク資産が売られた。安全資産とされる国債が買われたことで米10年債利回りも低下している。3月利上げ観測の後退や米景気への懸念から、国内の長期金利も低下。直近急上昇していた国内10年債利回りは足元1.52%(前日比-0.055%)で推移している。

金利低下による収益への影響から、軟調な地合いのなかで金融株が大きく下げる展開。 $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$ 、 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$ 、 $りそなホールディングス (8308.JP)$ のほか、 $第一生命ホールディングス (8750.JP)$ など保険株も安い。

「半導体」が5位、エヌビディアなど米半導体株崩落でリスクオフ加速<注目テーマ>

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が5位にランクインしている。

東京市場では日経平均株価が大幅安、一時1000円を超える下落で3万6000円台を割り込むなど波乱の様相となっている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも急落したが、半導体関連株への売り圧力も際立っていた。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も5%近い下落で約11カ月ぶりの安値水準に沈んでおり、東京市場でもこのリスクオフの流れが直撃する形となった。

イオン-続伸 2月度のイオンリテール既存店売上高0.3%減

 $イオン (8267.JP)$が続伸。同社は10日、2月度のイオンリテールにおける既存店売上高は前年同月比0.3%減だったと発表した。

花王-MSMUFGが目標株価引き上げ 構造改革を終え、成長事業へ投資する好循環へ

 $花王 (4452.JP)$が6日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、構造改革を終え、成長事業へ投資する好循環を予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を8400円→8900円に引き上げた。

GMO—大幅反発、国内証券では中小型の中でのトップピック推奨と評価

 $GMOインターネットグループ (9449.JP)$は大幅反発。大和証券では投資判断「2」を継続し、目標株価を3010円から3950円にまで引き上げている。タイ証券事業からの撤退、GPUクラウド本格稼働に伴う今来期増益見通し、積極的な自社株買いなどを踏まえて、中小型株の中でのトップピック推奨としている。

クオリプス-急騰 10日放送WBSで同社が紹介

 $クオリプス (4894.JP)$が急騰。10日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト(WBS)」において、同社が取り上げられたことが材料。

モノタロウが大幅反発、2月売上高11%増で増収基調続く

 $MonotaRO (3064.JP)$が大幅高で5日ぶりに反発している。10日の取引終了後に発表した2月度売上高が前年同月比11.0%増となり、増収基調が続いていることが好材料視されているようだ。

クリアルが後場上げ幅急拡大、初配30円実施方針と株主優待制度導入を好感

 $クリアル (2998.JP)$が後場に上げ幅を急拡大した。11日午後2時、上場以来初となる配当の実施方針と株主優待制度の導入について発表。

テラスカイ-後場下げ幅縮小 窒化アルミが量子ビット材料となる可能性示唆 子会社研究で

 $テラスカイ (3915.JP)$が後場下げ幅縮小。同社子会社のQuemixは11日14時、 $旭化成 (3407.JP)$、東京大学、量子科学技術研究開発機構の研究グループとの共同研究で、Quantinuum製量子コンピュータと東京大学物性研究所のスーパーコンピュータを連携させたハイブリッドコンピューティングを用いて量子化学計算を実行し、窒化アルミニウムの新たな用途の可能性を示すことに成功したと発表した。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $横河電機 (6841.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は3.34%上昇の3095.0円だった。一方、値下がり率トップは $コニカミノルタ (4902.JP)$、終値は6.98%下落の521.1円だった。

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