2025年3月12日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

  [東京 12日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落が見込まれている。

トランプ米大統領の高関税政策への警戒感が継続して米国市場で株安となったことを嫌気する動きが先行しそうだ。

為替の円高が一服していることは相場の支えになるとみられる。

春闘の集中回答日を迎え、金利動向にも関心が寄せられる。 

  日経平均の予想レンジは3万6200円─3万6900円。

    日経平均はボラティリティの高い状態が継続している。

トランプ氏の関税を巡る発言が相次いでおり、市場の警戒感は継続するとみられる。

きょうは春闘の集中回答日となり、取引時間中に各企業側の回答が伝わる見通し。

賃上げ継続の織り込みは進んできたが「金利は織り込み済みか、もう一段、引き上がるのか確認したい」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長)との声もある。

        日本時間の今晩には米2月消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、とり

わけ午後には様子見が強まりそうだ。市場では「ボラが高い中でファンダメンタルズを見

極める局面。

悪い材料が出てくればさらに(株価は)下がりかねない」(いちよしAMの秋野氏)と慎重な見方が聞かれる。

   国内では春闘関連のほか、2月企業物価指数や1─3月法人企業景気予測調査の発表がある。米国は鉄鋼・アルミニウムへの25%関税を発動する。

米国では2月CPI、2月財政収支などの発表がある。

戦略

想定レンジ24,200〜24,900円。補正値1,000〜1,300円。

予想がしにくい。静観。利確遠い。

結果

よくもった。力強さは感じれないが、耐えたという感じ。上値重たいが下値しっかり。

始値高値安値終値
日経22536,76336,956
(36,900)
36,658
(36,200)
36,819
+25
NF日経レバ23,64523,940
(24,900)
23,555
(24,200)
23,740
+30

反省

補正値1,000〜1,100円。

様子見。次週のFOMC次第のところ。

・持ちこし31株 25,767円 △64,013

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比25.98円高の36819.09円、東証株価指数(TOPIX)が24.19ポイント高の2694.91で終了した。

12日の日経平均は反発。終値は25円高の36819円。米国株安を受けて売りが先行し、開始直後には下げ幅を3桁に広げた。しかし、下押し圧力はそれほど強くなく、切り返してプラス圏に浮上。その後は上げ幅を広げると上値が重くなったが、失速して下げに転じたところではすかさず買いが入った。前引け間際の動きが良く、前場は3桁の上昇で終了。一方、後場は終盤に失速しており、小幅なプラスで取引を終えた。

【本日の買い売り優勢状況】

3月12日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,414.82億円、売り優勢金額は7,523.14億円となった。

トップニュース

SUBARU-急落 トランプ政権が鉄鋼・アルミ関税発動 コスト増懸念

 $SUBARU (7270.JP)$ が急落。トランプ米政権が12日、すべての国からの鉄鋼・アルミニウム製品に25%の追加関税をかけたことが材料視されている。

同内容について、日本経済新聞電子版が12日13時04分に報じた記事によれば、米国内の鉄鋼・アルミ需要者は、少なくとも短期的にはコスト増に直面する可能性が高いとしている。同社は米国での生産、販売台数の割合が高く、鉄鋼・アルミ価格の上昇がコスト増につながるとの懸念から、売りが優勢となっている。

関連記事:【速報】トランプ氏が提案した米国による鉄鋼とアルミニウムへの関税を25%に引き上げる措置が正式に発効

「ネット銀行」が15位、金利上昇で銀行株の注目度増し関心拡大<注目テーマ>

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ネット銀行」が15位となっている。

国内長期金利の上昇が止まらない。指標となる新発10年物国債の利回りは今月6日に1.5%台に乗せ、約16年ぶりの高さに浮上。昨年末時点で1.1%前後だっただけに、わずか3カ月で一気に水準を切り上げた。日銀が早期に追加利上げに動くとの見方が広がっていることが背景にある。前日11日には一時1.575%まで上値を伸ばした。

金利上昇は株式市場全体にとってはマイナスの影響が懸念されるものの、こと銀行セクターにおいては運用環境の改善につながるためプラスに作用する。同セクターに対する投資家の注目度は高く、テーマランキング30位以内には「地方銀行」「銀行」などがランクインしている。こうしたなか、関連テーマとして「ネット銀行」にも関心が広がっているようだ。

メタプラネット-4日ぶり大幅反発 社債20億円発行 ビットコイン購入に充当

 $メタプラネット (3350.JP)$ が4日ぶり大幅反発。同社は12日、第8回普通社債の発行を発表した。

割当先はEVO FUND(ケイマン諸島)。社債の総額は20億円。利率は0%。払込期日は3月12日。償還期日は9月11日の予定。ビットコインの購入に充当する予定であり、償還するための資金については第14回~第17回新株予約権の行使によって調達した資金により確保する予定としている。

なお、足元でビットコイン価格が8万3000ドル台を回復していることもあり、同社株価は寄り付きから買われている。

日立製作所-4日ぶり反発 日立エナジーが変圧器部品の製造能力を強化 2億5千万ドル超投資

 $日立製作所 (6501.JP)$ が4日ぶり反発。同社傘下の日立エナジーは11日、2027年までに2億5千万ドル超の投資を行い、米国バージニア州・ミズーリ州・ミシシッピ州、アジア、南米、欧州の工場における変圧器の重要部品の製造能力を強化すると発表した。

三菱重が売買代金首位で大幅高、信用取組が急改善し投資マネーの再攻勢を誘導

 $三菱重工業 (7011.JP)$ がマドを開けての大陽線で4日ぶりに大きく切り返している。防衛関連の中核銘柄で個人投資家からの人気も高い。前週末からの直近3営業日は利益確定売りに押されていたが、目先筋の売りが一巡し、きょうはプライム市場で売買代金トップとなり活況高の様相を呈している。

三菱電機-急騰 防衛事業説明会資料を公表 30年度防衛システム事業で売上高6000億円めざす

 $三菱電機 (6503.JP)$ が急騰。同社は12日10時、防衛事業説明会の資料を公表した。同資料において、防衛システム事業の売上高を2030年度に6000億円以上、営業利益率10%以上とすることをめざすとしている。

楽天銀が上場来高値更新、国内金利の上昇機運強まりネット銀に預金獲得力着目の買い◇

 $楽天銀行 (5838.JP)$ が続急伸し上場来高値を更新した。 $住信SBIネット銀行 (7163.JP)$ も大幅高となっている。11日の米国市場では、米国が示した30日間の停戦案をウクライナが受け入れたことで地政学リスクが後退したとの見方が広がり、安全資産の国債が売られ米長期金利は上昇した。日本国内では12日、日銀の植田和男総裁が衆院財務金融委員会に出席し、日本の長期金利に関し、「市場の見方とわれわれの見方に大きな齟齬はない」と発言。日銀が追加利上げに踏み切るとの思惑が広がった。国内長期金利の上昇期待が強まり、利ザヤ改善期待から銀行株を選好する姿勢が広がっている。

三井ハイテク—大幅続落、今期の連続2ケタ減益見通しをマイナス視

 $三井ハイテック (6966.JP)$ が大幅続落。前日に25年1月期の決算を発表、営業利益は160億円で前期比11.6%減となり、従来計画の130億円は上振れる着地に。一方、26年1月期は130億円で同18.8%減の計画としており、連続2ケタ減益見通しをマイナス視する動きが先行。

神島化学工業-後場急落 3Q累計営業益3.9%増もコンセンサス下回る

 $神島化学工業 (4026.JP)$ が後場急落。同社は12日14時30分、25.4期3Q累計(5-1月)の連結営業利益は13.7億円(前年同期比3.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは15.6億円。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $三菱電機 (6503.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は6.30%上昇の2723.0円だった。一方、値下がり率トップは $レーザーテック (6920.JP)$ 、終値は5.35%下落の14340.0円だった。

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