2025年3月13日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

 [東京 13日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強含みの展開が想定されている。

2月の米消費者物価指数(CPI)鈍化を受けて、米国株式市場でハイテク株が堅調に推移したことを好感する動きになるという。

寄り付きから全面的に買い優勢となりそうだが、これまでの大きな下げで戻り売りも多いとみられ、買い一巡後は伸びが鈍りそうだ。

    日経平均の予想レンジは3万6900円─3万7300円。

    米労働省が12日発表した2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.8%で、1月の3.0%から鈍化するとともに、市場予想の2.9%を下回った。

米連邦準備理事会(FRB)の年内追加利下げへの期待が維持されたことで、投資マインドが回復するとみられる。

  これはハイテク株に追い風となり、日本株も調整色を強めていた半導体関連株を中心にリバウンド機運が盛り上がりそうだ。

ただ、トランプ関税に対する警戒感が残る一方、上値では戻り売りが多いと想定され、戻りは限定的になるとの見方もある。

  市場では「落ち着きを取り戻し、全体的に反発に向かいそうだ。ただ、期末接近が意識され、新規買いは期待できず、買い戻し一巡後は伸び悩むことも想定される」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との声が聞かれた。

    米国株式市場はS&P総合500種<.SPX>が反発して取引を終えた。

インフレ指標が予想以上に鈍化したことで、このところの下げに歯止めがかかった。

ただ、関税合戦の激化を巡る懸念が上値を抑制した。

ハイテク関連株への買いを受け、ナスダック総合<.IXIC>は1%超上昇。

ダウ工業株30種<.DJI>はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となり、小幅に続落して取引を終えた。 

 きょうのスケジュールでは、米国で卸売物価指数、新規失業保険申請件数の発表が予定されている。

戦略

想定レンジ24,900〜25,300円。補正値1,000円。

小戻しも利確に至らず様子見。

結果

Screenshot

寄り早々の小上げも,利確に追われジリ貧。

行ってこいの相場展開。

始値高値安値終値
日経22537,08137,326
(37,300)
36,776
(36,900)
36,790
△29
NF日経レバ24,18524,405
(25,300)
23,690
(24,900)
23,725
△15

反省

補正値900〜1,000円。落ち着きつつ。

底をうって欲しい。

・持ちこし 31株 25,767円 △64,538

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比29.06円安の36790.03円、東証株価指数(TOPIX)が3.45ポイント高の2698.36で終了した。

13日の日経平均は反落。終値は29円安の36790円。2月の消費者物価指数を受けた米国株はまちまちとなったが、ナスダックやS&P500の上昇に好反応を示して、寄り付きは200円を超える上昇。エヌビディアの大幅高を手がかりに半導体株に強い買いが入り、序盤では上げ幅を500円超に広げた。37300円台に乗せたところで買いは一巡。そこからやや萎んだものの、300円を超える上昇で前場を終えた。

【本日の買い売り優勢状況】

3月13日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,452.63億円、売り優勢金額は7,553.56億円となった。

トップニュース

日製鋼が商いを伴い大幅高、防衛関連機器事業の中期的な成長力に着目|

 $日本製鋼所 (5631.JP)$ が商いを伴い大幅高、マドを開け一時6.5%高の5951円まで上値を伸ばし、6000円大台復帰を目前に捉えた。産業機械を主力に手掛けるが、祖業は兵器の開発・製造であり、国内では現在唯一の大型火砲メーカーということで注目度が高い。きょうは防衛関連株が引き続き強い動きで、同社株もテーマ買いの流れに乗っている。同社は防衛関連機器の売上高について27年3月期に510億円(前期実績は241億円)と大幅な伸びを見込んでおり、防衛部門の中期的な成長に対する期待は大きい。

トヨタやホンダが軟調推移、トランプ大統領が日本の自動車貿易を批判と伝わる◇

 $トヨタ自動車 (7203.JP)$ や $本田技研工業 (7267.JP)$ など自動車株が軟調に推移している。時事通信によると、トランプ米大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に対し「日本(からの自動車輸入の規模)はあまりに大き過ぎる」などと述べ、日本の自動車貿易を改めて批判した。米国側は4月2日に相互関税を発表するとみられている。米政権の関税策の方向性にマーケットの関心が向かうなか、トランプ氏の今回の発言を受け、自動車株に対しては稼ぎ頭となる北米事業の先行きを懸念した売りが膨らんだようだ。

「宇宙開発関連」が15位にランク、文科省が戦略基金の第2期テーマを公表<注目テーマ>

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「宇宙開発関連」が15位となっている。

文部科学省は11日、宇宙戦略基金の推進に関する検討会を開いた。そのなかで、企業や大学の宇宙分野の技術開発を支援する「宇宙戦略基金」の第2期の実施方針の素案を公表し、計13の技術開発テーマが示された。

輸送分野は2テーマで、「スマート射場の実現に向けた基盤システム技術」に総額85億円程度、「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」に総額100億円程度を支援。新たな宇宙輸送ビジネスの創出や非宇宙分野のプレーヤーの宇宙分野への参入促進を目指し、新たな宇宙輸送システムに対応するための基盤技術の獲得や、民間事業化を見据えた打ち上げに係る地上システムの運用効率化に向けた技術開発に重点的に取り組む構え。

楽天銀行—大幅続伸、力強い利益成長継続を予想として国内証券が目標株価上げ

 $楽天銀行 (5838.JP)$ は大幅続伸。前日はモルガン・スタンレーMUFG証券の投資判断格上げが好感されて大幅高となっていたが、本日は大和証券が投資判断「2」を継続して、目標株価を4800円から6700円にまで引き上げている。預金獲得を軸に力強い利益成長の継続を予想するとして、24年度純利益は前期比45%増の500億円、25年度は同28%増の640億円を見込んでいるもよう。日銀利上げ期待が高まる局面でアウトパフォームが期待できるとの見方に。

東レ-大和が目標株価を引き上げ 十年ぶり単位の良い変化が続くと期待される

 $東レ (3402.JP)$ が続伸。大和証券では、十年ぶり単位の良い変化が続くと期待されると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は790円→1200円に引き上げた。

ゼンショHDが大幅続伸、「すき家」牛丼の値上げ発表で収益性向上を期待

 $ゼンショーホールディングス (7550.JP)$ が大幅続伸している。同社傘下のすき家が12日、値上げの実施を発表した。収益性の向上を期待した買いを誘ったようだ。国産米や牛肉の高値が長期化していることを踏まえ、今月18日午前9時に価格を改定する。牛丼並盛は450円から480円、中盛は630円から650円、大盛は650円から680円に値上げする。

化工機は続伸、投資有価証券売却益9億3900万円が発生

 $三菱化工機 (6331.JP)$ が続伸している。12日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、25年3月期に投資有価証券売却益9億3900万円を特別利益に計上すると発表したことが好感されたようだ。コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しによる資産効率の向上と財務体質の強化を図ることが目的としている。

INPEX-5日続伸 原油価格上昇を好感 ENEOSなども高い

 $INPEX (1605.JP)$ が5日続伸。原油価格の上昇が材料視されている。原油価格の上昇を受け、関連銘柄も買われている。 $ENEOSホールディングス (5020.JP)$ や $出光興産 (5019.JP)$ なども高い。

KADOKAWA-東海東京が目標株価を引き上げ 海外自社パブリッシングを行う大型タイトル発表に注目

 $KADOKAWA (9468.JP)$ が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、海外自社パブリッシングを行う大型タイトル発表に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4640円→4700円に引き上げた。

ブルーイノベは急反発、東証が信用規制を解除

 $ブルーイノベーション (5597.JP)$ は急反発。東京証券取引所が13日から同社株の信用取引に関する規制を解除すると発表。これにより、個人投資家からの資金流入が再び活発化するとの見方から買われている。

また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表した。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $日本製鋼所 (5631.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は6.15%上昇の5933.0円だった。一方、値下がり率トップは $太陽誘電 (6976.JP)$ 、終値は5.49%下落の2428.0円だった

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