NF日経レバ
寄り前情報

[東京 17日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調な展開が想定されている。
前週末の米国株式市場が急反発したことが好感され、幅広く物色されそうだ。
ただ、18—19日に日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、買い一巡後は見送り気分が広がるとみられる。
日経平均の予想レンジは3万7200円─3万7500円。
戦略
想定レンジ25,200〜25,500円。補正値1,000円。
利確近づきつつある。FOMC後に大きな動きを期待。
静観。
結果

反発するもその後狭いレンジの動き。
金融イベントを前に方向感でないか。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 37,453 | 37,563 (37,500) | 37,377 (37,200) | 37,396 +343 |
NF日経レバ | 24,590 | 24,720 (25,500) | 24,470 (25,200) | 24,535 +445 |
反省
補正値800〜900円。1,000円割れ。
利確はFOMC後か。
・持ちこし31株 25,767円 △39,615
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比343.42円高の37396.52円、東証株価指数(TOPIX)が32.27ポイント高の2748.12で終了した。
17日の日経平均は大幅続伸。終値は343円高の37396円。米国株の大幅高を好感して、寄り付きから400円高。場中は高値圏をキープした一方、上げ幅を500円超に広げて37500円台に乗せてくると上値が重くなった。後場も基調に大きな変化はなく、狭いレンジでの小動きが継続。37400円台で推移する時間が長かったが終盤にやや失速しており、寄り付き(37453円)を下回って取引を終えた。
3月17日の東証プライム市場では、買い優勢金額は8,557.4億円、売り優勢金額は7,752.71億円となった。
トップニュース
川崎重工業-丸三が目標株価引き上げ 防衛関連、造船関連の堅調推移を評価
$川崎重工業 (7012.JP)$が大幅に4日続伸。丸三証券では、防衛関連、造船関連の堅調推移を評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を7800円→11000円に引き上げた。
丸三では、売上収益は四輪車の販売予想を引き下げたため下方修正。一方で事業利益は為替前提を1米ドル147円→154円へ修正したほか、エネルギーソリューション&マリンセグメントの好調な業績推移を反映し引き上げた。防衛関連、造船関連は好調に推移しており、当部では防衛関連の受注残高も積み上がっているとみておりポジティブと考えている。また、防衛関連銘柄のバリュエーション上昇に伴い、適用PERも引き上げている。
関連記事:三菱重工業-新高値 米ルビオ国務長官、フーシ派への軍事攻撃継続と報道
$東京電力ホールディングス (9501.JP)$が後場上げ幅拡大。同社は17日11時30分、内閣総理大臣および経済産業大臣に対して特別事業計画の変更を申請していた件について、同日に認定されたと発表した。
主な変更内容は、ALPS処理水放出に伴う見積額の増加や、営業損害、風評被害および間接損害など、その他に係る見積期間延長や支払い実績増、除染等費用の一部について応諾実績の増加や、関連事業の進展により、一定の予見可能性が生じてきたことによる増加などを踏まえ、資金援助申請額は約1767億円増加し、約13兆4058億円となったむねが記載されている。
「ホテル」がランキング28位、「大阪万博」効果による需要増にも期待<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ホテル」がランキング28位となっている。
ホテル業界を取り巻く環境への追い風が強まっている。日本政府観光局(JNTO)が発表した1月の訪日客数は378万1200人と単月では過去最高だった。春節(旧正月)で中国からの訪日客が増加したことなどが寄与した。インバウンド需要の拡大はホテルの稼働率や客室単価を引き上げる要因に働いている。また、4月13日からは大阪・関西万博が始まる。入場券販売が低調なことは懸念視されているが、ホテル需要を押し上げることへの期待は強く、会期中の大阪府内の宿泊予約数が前年同期比の2倍に達した宿泊予約サイトも出てきた、とも報道されている。万博効果も期待されるなか、今後、ホテル業界が一段と注目されそうだ。
日本アビオの上値追い鮮烈、防衛関連テーマで急浮上し年初来の高値圏突入◇
$日本アビオニクス (6946.JP)$が4連騰で上げ足を加速させている。一時151円高の2660円まで上値を伸ばし、年明け早々の1月8日につけた高値2655円を上回り、今年に入ってからの高値をつける場面があった。
第四北越FGと群馬銀が大幅高、経営統合に向け協議と報じられコメント開示◇
$第四北越フィナンシャルグループ (7327.JP)$ と $群馬銀行 (8334.JP)$が大幅高となった。日経ビジネスが14日、「新潟県を地盤とする第四北越フィナンシャルグループ(FG)の第四北越銀行と群馬県の群馬銀行が経営統合に向けて協議していることが3月14日、日経ビジネスと日経クロステックの取材で分かった」と報じた。
大成建設-MSMUFGが目標株価を引き上げ ガイダンス後は業績拡大への注目度が高まる局面になる
$大成建設 (1801.JP)$が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、ガイダンス後は業績拡大への注目度が高まる局面になると指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は8100円→8800円に引き上げた。
双日-SMBC日興が目標株価を引き上げ 実態ベースでの有意ある利益成長が再評価のカギる
$双日 (2768.JP)$が堅調。SMBC日興証券では、実態ベースでの有意ある利益成長が再評価のカギと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は3450円→3610円に引き上げた。
放電精密は14%超の急騰で年初来の高値圏に突入、昨年三菱重と資本・業務提携し業績は一段の増額も◇
$放電精密加工研究所 (6469.JP)$が急騰、マドを開けての大陽線で一時14.5%高の1510円まで駆け上がり今年に入ってからの高値を更新した。同社は昨年1月30日付で $三菱重工業 (7011.JP)$と資本・業務提携を行っており、現在、三菱重が同社の発行済株式数34%強を保有する筆頭株主となっている。
ジャックス—大幅反発、三菱UFJ銀行との提携強化を好感の動き優勢に
$ジャックス (8584.JP)$は大幅反発。先週末に三菱UFJ銀行と新資本業務提携契約を締結、三菱UFJ銀行に対して第三者割当増資を実施すると発表している。
米国株軟調で日本株に資金流入?上昇トレンド・高収益・高配当の3銘柄!3月「配当取り」狙う?
トランプ米大統領が仕掛ける貿易戦争への懸念から米国株が軟調となる中、日本国内では3月期末配当の権利付き最終取引日である今月27日に向け、高配当株を物色する動きが強まっている。米国株から日本株に逃避資金が流入しているとの見方も出ており、安全性の高い日本の高配当株に買いが集まる可能性もありそうだ。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $三菱重工業 (7011.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は12.17%上昇の2867.0円だった。一方、値下がり率トップは $リクルートホールディングス (6098.JP)$、終値は5.47%下落の8031.0円だった。