NF日経レバ
寄り前情報

[東京 4日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米国株安を嫌気して売り先行でスタートすると予想されている。
トランプ米大統領がカナダとメキシコに対する25%の関税を4日に発動すると表明し、東京市場では自動車など輸出関連株が軟調に推移する見通し。
米市場ではフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が4%安となり、半導体関連銘柄も売りが出そうだ。
前日に比べてドル/円相場が円高方向に振れていることも日本株の重しとなるとみら
れ、日経平均は3万7000円程度まで値下がりする可能性があるという。
日経平均の予想レンジは3万7000円─3万7500円。
戦略
想定レンジ25,000〜25,500円。補正値750円。
利確遠のく,静観。
結果

著しい下げから,半値戻し。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 37,532 | 37,587 (37,500) | 36,816 (37,000) | 37,331 △454 |
NF日経レバ | 24,470 | 24,580 (25,500) | 23,765 (25,000) | 24,430 △680 |
反省
動けない。
・持ちこし31株 25,767円 △42,011
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比454円安の37331円で終了
●ウクライナ懸念再燃で円買い、米国はウクライナへの軍事支援全て停止
●トヨタが反落、トランプ米大統領の発言で円高警戒が広がる
●三菱重、IHIなど防衛関連への投資資金シフトが鮮明、ウクライナ支援停止で思惑錯綜◇
●メタプラネット-大幅反落 第13回新株予約権の行使完了 第14回は未行使残が減少
●リベラウェア-急騰 国土交通省 下水道管を全国一斉調査へ 梅雨前にも着手と伝わる
●注目銘柄: $トヨタ自動車 (7203.JP)$ 、 $三菱重工業 (7011.JP)$ 、 $メタプラネット (3350.JP)$ 、 $Liberaware (218A.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比454.29円安の37331.18円、東証株価指数(TOPIX)が19.38ポイント安の2710.18で終了した。
4日の日経平均は大幅反落。終値は454円安の37331円。3日の米国株は3指数がそろって下落したが、エヌビディアが大幅安となっており、ナスダックの下げが大きかった。ドル円が円高に振れたことも警戒材料となり、寄り付きから200円を超える下落。安く始まった後はしばらく下値模索が続いた。
3月4日の東証プライム市場では、買い優勢金額は8,664.9億円、売り優勢金額は9,202.41億円となった。
トップニュース
ウクライナ懸念再燃で円買い、米国はウクライナへの軍事支援全て停止
ウクライナ懸念再燃で円買い、米国はウクライナへの軍事支援全て停止
トランプによる世界的な貿易摩擦懸念にトランプの円安牽制発言。米国のウクライナ軍事支援停止を受けリスク回避の円買いが広がっている。
$トヨタ自動車 (7203.JP)$ が反落している。トランプ米大統領が3日、日本と中国を名指しし、通貨安政策を取る場合に米国は不当に不利な状況に置かれる、との認識を示した。記者団に対する発言が伝わると、外国為替市場でドル円相場は円買いの動きが強まり、一時1ドル=149円ちょうど近辺までドル安・円高に振れた。米国側の圧力で日銀が利上げを進め、円高圧力が高まる可能性が意識されるなか、米国の関税発動に伴う自動車産業へのネガティブな影響に対する警戒も続いており、自動車株の買い持ち高を圧縮する目的の売りがかさんでいる。
注目銘柄
「防衛」が6位、米国のウクライナ支援停止報道受け関連株に思惑錯綜<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が6位にランクインしている。
ロシアのウクライナ侵略に絡む戦争に関し、米国でトランプ政権に代わってから風向きが大きく変わり始めた。2月末に行われたトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談では想定外の口論となり交渉が決裂に終わった。これを経て前日にはトランプ大統領はウクライナへの武器供与の一時停止を指示したことが報じられており、にわかに懸念が高まっている。見方によってはウクライナが停戦交渉に応じるように圧力をかけていることで、戦争終結に向けた動きとも捉えられるが、欧州は米国のロシアに対する融和姿勢に強く反発しており、地政学的リスクはむしろ拡大している。
三菱重、IHIなど防衛関連への投資資金シフトが鮮明、ウクライナ支援停止で思惑錯綜◇
$三菱重工業 (7011.JP)$ 、 $川崎重工業 (7012.JP)$ 、 $IHI (7013.JP)$ が全般下げ相場に逆行していずれも続伸。防衛関連株への買いが際立っている。ウクライナとロシアの戦争に絡み世界的に有事リスクに対する意識が急速に高まっている。
リベラウェア-急騰 国土交通省 下水道管を全国一斉調査へ 梅雨前にも着手と伝わる
$Liberaware (218A.JP)$ が急騰。時事通信は3日20時31分、国土交通省が同日、埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて、全国の下水道管の一斉調査を行う方針を明らかにしたと報じた。
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メタプラネット-大幅反落 第13回新株予約権の行使完了 第14回は未行使残が減少
$メタプラネット (3350.JP)$ が大幅反落。同社は4日10時30分、第三者割り当てにより発行された第13回新株予約権の行使が完了したと発表した。月初の未行使残は3万0090個(潜在株式数300万9000株)だったが、3日に大量行使された。の第7回普通社債についても繰り上げ償還した。第14回新株予約権は月初の未行使残4万2000個から3万2930個へ減少した。なお、ビットコインを含む暗号資産価格の下落を受けて株価は売りが優勢となっている。
フジクラ-急落 米ハイテク株安を嫌気 エヌビディア9%近い下落で電線株にも売り
$フジクラ (5803.JP)$ が急落。米ハイテク株の下落が嫌気されている。電線株はAI向けデータセンターの需要などを受けて株価が大きく上昇してきた背景がある。AI関連の代表格であるエヌビディアが急落したことなどを受け、電線株にも売りが出ている。 $住友電気工業 (5802.JP)$ 、 $SWCC (5805.JP)$ も安い。外資系証券会社による目標株価の引き下げがあった $古河電気工業 (5801.JP)$ は10%を超える下落となっている。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $IHI (7013.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は11.66%上昇の10505.0円だった。一方、値下がり率トップは $古河電気工業 (5801.JP)$ 、終値は8.78%下落の5680.0円だった。
値上がり率トップ5: $IHI (7013.JP)$ 、 $三菱重工業 (7011.JP)$ 、 $SCREENホールディングス (7735.JP)$ 、 $川崎重工業 (7012.JP)$ 、 $三菱電機 (6503.JP)$
値下がり率トップ5: $古河電気工業 (5801.JP)$ 、 $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$ 、 $フジクラ (5803.JP)$ 、 $大阪瓦斯 (9532.JP)$ 、 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$