NF日経レバ
寄り前情報

[東京 5日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱もち合いが想定されている。
前日の米国株式市場が安かったことや、トランプ関税、円高警戒など環境不透明感から売りが出やすいという。
ただ、カナダとメキシコと関税を巡り妥協案が示されると伝わったことが注目されるほか、日本株の割安感も手伝い、下値では底堅い動きとなる可能性もある。
日経平均の予想レンジは3万6900円─3万7400円。
戦略
想定レンジ24,900〜25,400円。補正値1,000円。
利確にはほど遠く静観。動き確認。補正値縮まるか。
結果

値動きのないレンジ相場。底値となるか。
補正値1,000→600に縮まる。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 37,345 | 37,606 (37,400) | 37,178 (36,900) | 37,418 +87 |
NF日経レバ | 24,444 | 24,825 (25,400) | 24,256 (24,900) | 24,540 +110 |
反省
トランプ関税の弾力化により,安堵感からか回復。
底値になって欲しい。
- 持ちこし 31株 25,767円 △38,783
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
●日経平均は前営業日比87円高の37418円で終了
●【速報】自動車ローンの利払いを税控除の対象にする意向、ただし米国製に限る=トランプ
●更新-【要人発言】日銀副総裁「今後も物価と賃金の動向に応じて金融緩和の度合いを調整」
●防衛関連への攻勢続く、三菱重、川重、IHIの3銘柄が売買代金上位3傑を占める◇
●DMG森精機—大幅続伸、ドイツの国防費増強方針やユーロ高を受けて
●三井E&Sやダイハツデが大幅高、トランプ米大統領「造船局」新設意向表明で思惑◇
●注目銘柄: $本田技研工業 (7267.JP)$ 、 $トヨタ自動車 (7203.JP)$ 、 $川崎重工業 (7012.JP)$ 、 $DMG森精機 (6141.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比87.06円高の37418.24円、東証株価指数(TOPIX)が8.03ポイント高の2718.21で終了した。
5日の日経平均は反発。終値は87円高の37418円。米国株の下落はネガティブ視されず、寄り付きは小幅高。前場では上げ幅を3桁に広げれば戻り売りに押された一方、下げ幅を3桁に広げると押し目買いが入り、プラス圏とマイナス圏を行き来した。日銀植田総裁および内田副総裁のイベントでのあいさつやトランプ大統領の施政方針演説など消化する材料がいくつかあり、方向感が定まらなかった。小幅高で前場を終えると、後場は前引けから水準を切り上げ、しばらくじり高基調が続いた。200円超上昇して37600円台に乗せたところで上値が重くなったが、失速してもプラス圏はキープ。2桁の上昇で取引を終えた。
3月5日の東証プライム市場では、買い優勢金額は8,587.17億円、売り優勢金額は8,634.06億円となった。
トップニュース
【速報】自動車ローンの利払いを税控除の対象にする意向、ただし米国製に限る=トランプ
トランプ大統領、火曜日に自動車メーカートップ3社と会談したと発表。自動車ローンの利払いを税控除の対象にする意向、ただし米国製に限る。
トランプ氏発言で、 $本田技研工業 (7267.JP)$ や $トヨタ自動車 (7203.JP)$ はそれぞれ3%近く、4%超上昇。
更新-【要人発言】日銀副総裁「今後も物価と賃金の動向に応じて金融緩和の度合いを調整」
内田・日銀副総裁
「想定される程度のペースの利上げなら、経済の反応確認しながら進めていける」
「短期政策金利の運営、および国債買い入れの考え方に変化はない」
「今後も物価と賃金の動向に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整」
「長期金利は市場で自由に形成されるが、急激な上昇時には日銀が機動的に介入する方針」
「日銀が答えだけを伝えると、市場の基調な情報想像機能を消してしまう恐れ」
「基調的な物価上昇率はまだ2%に至っていない」
「2%の物価目標は達成できると予想」
外為サマリー:一時150円10銭台に上昇、トランプ演説など影響は限定的
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円71銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円16銭前後と同2円40銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前9時時点では149円80銭前後で推移していたが、午前10時20分過ぎには一時150円10銭台まで上昇。午後にかけては、149円80銭近辺を中心とする一進一退が続いた。ラトニック米商務長官は4日、メキシコとカナダに対する関税の軽減を5日にも発表する可能性があると示唆したと伝わり、米関税に対する警戒感がやや後退するなかドル買い・円売りが優勢となった。
注目銘柄
「仮想通貨」が5位、ビットコイン荒い値動きで関連銘柄も乱高下<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「仮想通貨(暗号資産)」が5位となっている。
ビットコインの値動きが荒い。仮想通貨の推進に前向きとされるトランプ米大統領が誕生した1月に10万9000ドル台の過去最高値をつけた後調整し、2月末には8万ドル割れまで急落。今月に入り、同氏が仮想通貨の戦略的準備金を創設する方針を表明したことでいったん9万ドル台まで値を戻したものの、米関税を警戒した株式市場のリスク回避ムードが波及して再び下落するなどボラタイルな展開が続いている。
これを受け、仮想通貨関連に位置づけられる一連の銘柄群も乱高下しており、投資家の関心が高まっているようだ。
防衛関連への攻勢続く、三菱重、川重、IHIの3銘柄が売買代金上位3傑を占める◇
$三菱重工業 (7011.JP)$がプライム市場の売買代金トップとなり頑強な値動きをみせるほか、売買代金2位の $川崎重工業 (7012.JP)$ 、3位の $IHI (7013.JP)$といずれも大商いで上値追いを続けている。世界的に防衛コストが増大化する流れにあり、欧州では直近まで防衛関連株が上昇し、全体相場の牽引役を担った経緯がある。東京市場もこれに追随する動きで機関投資家とみられる大口買いが関連株に流入している。
DMG森精機—大幅続伸、ドイツの国防費増強方針やユーロ高を受けて
$DMG森精機 (6141.JP)$大幅続伸。ドイツでは、総選挙で第1党になった最大野党の保守陣営、キリスト教民主・社会同盟と、与党、ドイツ社会民主党が、国防費の増強に向けて厳格な債務抑制策を緩和することで合意したと伝わっている。国防費の増強に伴う欧州での工作機械需要拡大が想定される展開になっているようだ。また、ユーロ高・円安の流れが強まっていることも支援材料につながっている。
三井E&Sやダイハツデが大幅高、トランプ米大統領「造船局」新設意向表明で思惑◇
$三井E&S (7003.JP)$ や $ダイハツディーゼル (6023.JP)$が大幅高となっている。この日、トランプ米大統領は施政方針演説で、ホワイトハウスに「造船局」を新設する意向を表明した。トランプ氏が米国の造船業強化を目指すための大統領令も準備していることも一部で報じられている。舶用エンジンを手掛ける両社に対しては、米国向けのビジネス拡大を巡る思惑を広げる形となり、投資資金の流入を誘発したようだ。
東洋エンジは強含む、米大統領演説で「日韓が天然ガスに巨額投資」表明で思惑◇
$東洋エンジニアリング (6330.JP)$ や $千代田化工建設 (6366.JP)$ 、 $日揮ホールディングス (1963.JP)$のプラント大手の株価が強含みで推移している。トランプ米大統領が日本時間5日、米議会上下両院の合同本会議において、施政方針演説を行った。このなかで、アラスカ州での天然ガス開発で、日本や韓国などをパートナーとして、巨額の投資を行う意向を表明した。プラント大手は海外でのLNG(液化天然ガス)関連のプロジェクトで実績を構築してきたこともあって、今後の受注を巡る思惑を広げる格好となったようだ。
FRONTEO-大幅反発 塩野義製薬と共同開発しているAIプログラム医療機器の治験届提出
$FRONTEO (2158.JP)$ が大幅反発。同社は4日、 $塩野義製薬 (4507.JP)$と共同開発している「会話型認知機能検査用AIプログラム医療機器(SDS-881)」について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出したと発表した。
トライアルが急伸後に伸び悩む、西友買収を正式発表も財務負担を意識
$トライアルホールディングス (141A.JP)$が前日比で一時15%を超す上昇となった。同社は5日午後2時、総合スーパーの西友(東京都武蔵野市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額はアドバイザリー費用などを含めて概算で3826億円。買収には手元資金に加えて、取引銀行から新たに概算で3700億円の借入金を調達して充当する方針で、増資など新株発行を伴う資金調達を実施する予定はないとしている。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $フジクラ (5803.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は7.42%上昇の6239.0円だった。一方、値下がり率トップは $ディスコ (6146.JP)$、終値は6.94%下落の34180.0円だった。
値上がり率トップ5: $フジクラ (5803.JP)$ 、 $横河電機 (6841.JP)$ 、 $IHI (7013.JP)$ 、 $ソシオネクスト (6526.JP)$ 、 $三菱電機 (6503.JP)$
値下がり率トップ5: $ディスコ (6146.JP)$ 、 $コナミグループ (9766.JP)$ 、 $オリンパス (7733.JP)$ 、 $京王電鉄 (9008.JP)$ 、 $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$