2025年4月11日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

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[東京 11日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。

前日の米国株式市場が大幅安となったことを受けて売り優勢となりそうだ。

史上2番目の上昇幅となった後だけに、その反動もあるという。

シカゴ日経平均先物にサヤ寄せして始まりそうだが、週末とあっ徐々に見送り気分が強まるとみられ、売り一巡後は下値でもみ合うものとみられる。

    日経平均の予想レンジは3万3000円─3万4500円。

戦略

想定レンジ21,000〜22,500円。補正値1,800円。

本日暴落予想。

結果

寄りの暴落からよく戻した。

始値高値安値終値
日経22533,95133,953
(34,500)
32,626
(33,000)
33,585
+1,023
NF日経レバ18,73519,700
(22,500)
18,430
(21,000)
19,615
△1,140

反省

補正値2,200円。

日々のボラが激しすぎ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

11日の日経平均は大幅反落。終値は1023円安の33585円。ダウ平均の4桁下落や円高の進行が嫌気されて、全面安の展開。600円超下げて始まると、売り気配スタートの銘柄の値が付くにつれて下げ幅を4桁に広げた。1900円超下げて32600円台に入ったところで売りは一巡。安値圏でしばらくもみ合った後、10時辺りからは緩やかに値を戻した。前場では33000円近辺で戻りが鈍ったが、後場には33600円台に乗せて下げ幅を3桁に縮める場面があった。結局、4桁の下落とはなったものの、後場の高値圏で取引を終了。新興銘柄に資金が向かっており、グロース250指数は後場プラス転換から上げ幅を広げて3%近い上昇となった。

東証プライムの売買代金は概算で5兆4400億円。業種別では全業種が下落しており、海運、小売、建設などは小幅な下げにとどまった。一方、医薬品、保険、銀行などが大幅に下落した。

【本日の買い売り優勢状況】

4月11日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,029.92億円、売り優勢金額は8,775.17億円となった。 

トップニュース

野村金連動など金ETFは堅調、米中貿易摩擦を懸念し金価格は上昇◇

 $NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信 (1328.JP)$ や $SPDR[R]ゴールド・シェア受益証券 (1326.JP)$ 、 $WisdomTree 金上場投資信託 (1672.JP)$ 、 $純金上場信託(現物国内保管型) (1540.JP)$ といった金ETFは上昇し底堅く推移している。10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、6月限が前日比98.1ドル高の1トロイオンス=3177.5ドルに上昇した。米中貿易摩擦に対する警戒感が高まるなか、安全資産である金を買う動きが強まった。また、為替相場では足もとで急激なドル安・円高が進行しており、ドルと逆相関性の強い金への買いが膨らんだ。

関連記事:【速報】現物金、一時1オンスあたり3,220ドルに達し、過去最高値を更新

アサカ理研-大幅続伸 金価格の最高値更新を材料視か 松田産業も高い

 $アサカ理研 (5724.JP)$ が大幅続伸。金価格の上昇材料視されているもよう。

トヨタが急反落、リスク回避ムード再燃で一時1ドル=142円台まで円高進行◇

 $トヨタ自動車 (7203.JP)$ が急反落している。トランプ米政権による関税政策と対中強硬姿勢を受けて投資家のリスク許容度が低下するなか、時間外取引において米長期金利に上昇圧力が掛かっている。ドル資産の下落を警戒する流れとなり、足もとではリスク回避目的の円買い需要が拡大。ドル円相場は一時1ドル=142円台までドル安・円高に振れた。自動車関税と円安一服の影響で、自動車メーカー全般に今期の業績を巡る不透明感が一段と強まっており、トヨタ株に再び強い下押し圧力が掛かっている。

ENEOS-急落 景気懸念による原油安を嫌気 INPEXなども安い

 $ENEOSホールディングス (5020.JP)$ が急落。原油価格の下落が嫌気されている。

10日のニューヨーク原油先物相場は反落。WTI先物は5月限の終値が前営業日比2.28ドル安の1バレル=60.07ドルとなった。米中の貿易戦争激化による世界景気の減速懸念が重しとなり、原油は売りが優勢。前日に急伸しており、反動売りも出やすかった。

ファーストリテ—大幅反落、米関税の影響を反映して下半期は下方修正

 $ファーストリテイリング (9983.JP)$ は大幅反落。前日に上半期の決算を発表、事業利益は3017億円となり、従来計画を200億円程度上振れているもよう。通期計画は従来の5300億円から5400億円に引き上げ。ただ、下半期は下方修正の形、米国ユニクロ事業において、相互関税、追加関税の影響を反映したもよう。商品価格の値上げは行わない前提としているようだ。なお、本日は地合いの悪化による先物安に引きずられている面が大きいとみられる。

コジマ-急落 上期営業益57%増も織り込み済み

 $コジマ (7513.JP)$ が急落。同社は10日、25.8期上期(9-2月)の営業利益は34.4億円(前年同期比57.2%増)だったと発表した。

技研製は大幅続伸、記念配当や自社株買いを好感

 $技研製作所 (6289.JP)$ は大幅続伸。10日取引終了後、油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の誕生50周年を記念し、25年8月期末に記念配当10円を実施すると発表した。あわせて自社株買いの実施も発表しており、これらが好感され買われている。

セリア-4日続伸 円高進行を好感 リスク回避のドル売りで143円台に

 $セリア (2782.JP)$ が大幅に4日続伸。円高進行が好感されている。

同社は生活防衛の側面が強い100円ショップを運営しており、円高による輸入コストの低下期待もあって株価は買いが続いている。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は全般的に下落し、市場センチメントは悪化している。

その中で、 $日本製鋼所 (5631.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は5.12%上昇の5565.0円だった。一方、値下がり率トップは $花王 (4452.JP)$ 、終値は7.56%下落の5762.0円だった。

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