NF日経レバ
寄り前情報

[東京 14日 ロイター] –
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、堅調な展開が想定されている。
前週末の米国株式市場が上昇したことを好感して、反発して始まりそうだ。
ただ、日米関税交渉など次の動きを待つ形で様子見ムードは強そうだ。
ドル安/円高に対する警戒も残る中、前週のダイナミックな上下動から一変して、変動幅が縮小するとの声もある。
日経平均の予想レンジは3万3500円─3万3900円。
戦略
想定レンジ21,500~21,000円。補正値1,200円。
結果

想定より戻し、強さを感じる展開。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 34,006 | 34,325 (33,900) | 33,887 (33,500) | 34,006 +396 |
NF日経レバ | 20,015 | 20,430 (21,500) | 20,015 (21,000) | 20,050 +435 |
反省
補正値1,900〜1,800円。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
14日の日経平均は反発。終値は396円高の33982円。米国株高を好感して寄り付きから400円を超える上昇。節目の34000円を上回った。序盤で上げ幅を700円超に広げたところでいったん失速したが、34000円を割り込むと改めての買いが入った。後場に入ると500~600円程度高い水準でもみ合う時間が長かった。しかし、終盤にかけては再び上げ幅を縮小。大幅高ではあったものの大引けが後場の安値となり、34000円を下回って取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8700億円。業種別では医薬品、その他製品、化学などが上昇した一方、海運、空運、輸送用機器などが下落した。
4月14日の東証プライム市場では、買い優勢金額は6,352.27億円、売り優勢金額は6,706.29億円となった。
トップニュース
【市場の声】トランプ氏の新たな関税免除、方針を大幅に緩和する兆しか
ジェフリーズのアナリストらはトランプ米政権が電子機器などを関税の対象から外したことについて、ドナルド・トランプ大統領の関税措置が「大幅に緩和」される兆候だと述べた。中国政府もこの決定を受け、米国で製造され他国で組み立てられた半導体に対し、125%の関税を課す規則変更を実施しないだろうともアナリストらは予想している。
シティのアナリストらは、中国の対米報復関税が成熟ノードを製造する国内半導体メーカーに恩恵をもたらす可能性があると述べた。
$チヨダ (8185.JP)$ 大幅続伸。先週末に25年2月期の決算を発表、営業利益は21.9億円で前期比2倍の水準となり、従来予想の18.8億円を上回る着地になっている。また、26年2月期は36億円で同64.1%増と連続大幅増益の見通し。前期第3四半期における衣料品事業の売却で売上高は減少する見込みだが、赤字事業であっただけに収益性は改善する見込み。年間配当金計画も前期の34円から20円増配となる54円としている。
$オキサイド (6521.JP)$ が後場一段高。123円高の1220円まで上昇する場面があった。14日昼に25年2月期決算を発表。26年2月期の大幅増益見通しが好感されている。
鉄人化HD-後場上げ幅拡大 上期営業益27.4倍 カラオケや飲食など好調
$鉄人化ホールディングス (2404.JP)$ が後場上げ幅拡大。同社は14日14時20分、25.8期上期(9-2月)の連結営業利益が1.4億円(前年同期比27.4倍)だったと発表した。
丸紅リが上げ幅を拡大、25年3月期は最終利益が計画上振れで着地
$丸紅建材リース (9763.JP)$ が上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の220億円から228億6000万円(前の期比7.2%増)へ、純利益が11億8000万円から12億7000万円(同9.4%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。
東京衡機-後場上げ幅拡大 今期営業益6.9倍見込む 前期は81%減
$東京衡機 (7719.JP)$ が後場上げ幅拡大。同社は14日15時に、26.2期通期の連結営業利益予想は1億7400万円(前期比6.9倍)と発表した。
日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。その中で、 $太陽誘電 (6976.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は6.01%上昇の2116.0円だった。
一方、値下がり率トップは $イオン (8267.JP)$ 、終値は4.03%下落の3929.0円だった。