NF日経レバ
寄り前情報
[東京 18日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小動きの展開となりそうだ。
18日は米国株市場を含む多くの海外市場が休場となり、様子見姿勢が広がるとみられている。
関税を巡る日米交渉はネガティブな材料が出なかったことで、いったんは買い戻しの動きが続くとみられている一方、具体的な内容がまだ分からず情報を待ちたいとするムードは強いという。
日本株は底堅い動きが想定されているが、積極的に上値を追う動きは限られそうだ。
日経平均の予想レンジは3万4300円─3万4600円。
戦略
想定レンジ22,300〜22,600円。
補正値2,000円。
結果

一貫して強い動き。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 34,353 | 34,758 (34,600) | 34,224 (34,300) | 34,730 +352 |
NF日経レバ | 20,595 | 20,945 (22,600) | 20,595 (22,300) | 20,925 +440 |
反省
補正値1,800〜1,600円。徐々に落ち着いてきたか。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
18日の日経平均は大幅続伸。終値は352円高の34730円。まちまちの米国株を受けて、序盤ではプラス圏とマイナス圏を行き来した。下げ幅を3桁に広げる場面もあったが、値上がり銘柄が多く、売りは早い時間に一巡。切り返してプラス圏に浮上すると、9時台半ばからは上を試しにいった。34600円台でいったん小休止したが、後場に入ると一段高。34700円台に乗せて高値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3000億円。業種別では全33業種中、32業種が上昇しており、医薬品、海運、鉱業などが大幅上昇。下落はサービス1業種のみで、機械やガラス・土石の上昇が限定的となった。
4月18日の東証プライム市場では、買い優勢金額は6,467.01億円、売り優勢金額は6,150.24億円となった。
トップニュース
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INPEX-続伸 原油価格上昇を材料視 WTI先物は1バレル64ドル台後半に
$INPEX (1605.JP)$ が続伸。原油価格の上昇が材料視されている。
17日のニューヨーク原油先物相場は続伸。WTI先物は5月限の終値が前営業日比2.21ドル高の1バレル=64.68ドルとなった。米政権がイランや中国に対する圧力を強めていることを受けて供給リスクを意識した買いが優勢となった。原油高を受けて国内の関連銘柄も買いが優勢となっている。 $ENEOSホールディングス (5020.JP)$ なども高い。
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$サンバイオ (4592.JP)$ が大幅高。創薬株が東証グロース市場250指数の上昇をけん引している。
不透明な相場環境で今日は日本株が総じて堅調に推移しており、特に新興株への資金流入が顕著となっている。iPS細胞関連の好材料や経口型肥満症治療薬の良好結果など新薬関連のポジティブニュースが続いており、同社や $クオリプス (4894.JP)$ 、 $セルシード (7776.JP)$ 、 $Heartseed (219A.JP)$ 、 $ジーエヌアイグループ (2160.JP)$ など創薬株の一角が大幅高。
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その中で、 $中外製薬 (4519.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は17.54%上昇の8328.0円だった。一方、値下がり率トップは $SCREENホールディングス (7735.JP)$ 、終値は3.97%下落の9196.0円だった。