2025年4月28日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

    [東京 28日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸が想定されている。

米中摩擦緩和への思惑から前週末の米国市場で株高となったことを好感する動きが優勢とみられる。

日経平均は、心理的節目の3万6000円が視野に入る。

一方、米関税政策の行方や実体経済への悪影響に関する警戒感はくすぶっており、節目付

近では戻り売りも見込まれている。

    日経平均の予想レンジは3万5800円─3万6100円。

戦略

想定レンジ補正値込み 22,300円〜22,600円。

結果

寄り、早々高値からの下落レンジ。

始値高値安値終値
日経22535,96236,075
(36,100)
35,773
(35,800)
35,839
+134
NF日経レバ22,40022,630
(22,600)
22,155
(22,300)
22,225
+140

反省

13,400〜13,600円のズレ。高値は想定通りながら、安値は一段高くなった。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

28日の日経平均は4日続伸。終値は134円高の35839円。前週末の米国株の上昇を好感して、200円超上昇して始まった。開始早々には節目の36000円を上回り、上げ幅を300円超に拡大。買い一巡後は翌日が休場で手がけづらさもある中、上値の重い地合いが続いた。前場では3桁高の状態をキープしたが、後場に入ると上げ幅を2桁に縮める場面があった。終盤にはやや盛り返しており、3桁の上昇で取引を終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆7200億円。業種別では輸送用機器、建設、銀行などが上昇した一方、繊維、証券・商品先物、電気機器などが下落した。

【本日の買い売り優勢状況】

4月28日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,123.04億円、売り優勢金額は7,603.36億円となった。

トップニュース

【決算速報】さくらインターネット、26年3月期は積極投資で減益見通し

 $さくらインターネット (3778.JP)$ が28日、25年3月期連結決算を発表した。生成AI向け計算基盤の旺盛な需要に応えたインフラ投資、サービス展開などで過去最高の収益となった。

●売上高は前期比43.9%増の314億円(ブルームバーグ市場予想は310億円)

●営業利益は368.7%増の41億円(予想35億円)

●純利益は350.7%増の29億円。(予想21.3億円)

●1株当たり当期純利益は75.23円。(予想53.2円)

同時に発表した26年3月期連結業績予想は以下の通りで、市場予想を下回った。

●売上高予想は前期比28.6%増404億円(ブルームバーグ市場予想は430億円)

●営業利益予想は8.3%減38億円(市場予想51億円)

●純利益予想は18.3%減24億円(市場予想31.7億円)

●1株当たり当期純利益予想は60円(市場予想79.2円)

関連記事:さくらネットが後場急落、積極投資響き26年3月期は減益見通し

【レーザーテック決算速報】2025年6月期 第3四半期の売上高は前年同期比7.4%増の1688.35億円、純利益は26.9%増の526.94億円

 $レーザーテック (6920.JP)$ が4月28日大引け後(16:00)に2025年6月期 第3四半期の連結決算を発表した。

売上高前年同期比7.4%増1688.35億円

純利益前年同期比26.9%増526.94億円

1株当たり四半期純利益(EPS)584.27円

アドテストは反落、26年3月期は連続営業最高益更新見込むも買い続かず

 $アドバンテスト (6857.JP)$は反落している。前週末25日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を発表し、営業利益で2420億円(前期比6.1%増)と前期に続き過去最高益更新を見込むとしたことから朝方は高く始まったものの、前週末まで3連騰した後だけに買いが続かず利益確定売りに押されているようだ。

信越化—大幅続伸、大規模自社株買い発表が買いインパクトに

 $信越化学工業 (4063.JP)$は大幅続伸。先週末に25年3月期の決算を発表しているが、同時に発表した自社株買いの実施にポジティブなインパクトが強いようだ。

関連記事:【信越化決算速報】2025年3月期の売上高は前年同期比6.1%増の2.56兆円、純利益は2.7%増の5340億円

三菱鉛筆は大幅安、1~3月期営業減益で失望売り

 $三菱鉛筆 (7976.JP)$は大幅安。前週末25日取引終了後に1~3月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比12.5%増の225億8800万円、営業利益は同16.6%減の25億5600万円だった。海外市場での売り上げが堅調に推移したことに加え、為替による押し上げ効果もあり増収に。一方、利益面では販管費の増加が重しとなった。通期で増収増益を見込んでいるだけに失望売りを誘ったようだ。

アイシン-急騰 豊田織機が非公開化検討と報じられトヨタ系に思惑買い

 $アイシン (7259.JP)$ が急騰。 $豊田自動織機 (6201.JP)$が株式非公開化を検討していると報じられたことが材料視されている。

山崎パン—大幅反発、製パンの販売数量改善傾向をポジティブ視

 $山崎製パン (2212.JP)$は大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表。営業利益は168億円で前年同期比1.8%増となり、ほぼ市場予想線上での着地となっている。通期予想は550億円、前期比6.0%増を据え置きだが、原材料価格のマイナス影響を引き下げており、数量増でカバーする計画のようだ。第1四半期に低調だった製パンの数量は4月に入って改善傾向、外食チェーンの値上げやコメ価格の高騰などが追い風になっているようだ。

日比谷設が後場上げ幅拡大、前期は一転最終増益見通しで大型案件の受注進む

 $日比谷総合設備 (1982.JP)$が後場に上げ幅を拡大した。28日午後2時、25年3月期の連結業績に関し、最終利益が計画を13億円上回る59億円(前の期比22.9%増)で着地したようだと開示した。

日立建機-急騰 今期最終益1.9%増見込む 前期は13%減

 $日立建機 (6305.JP)$が急騰。同社は25日、26.3期通期の連結純利益(IFRS)予想を830億円(前期比1.9%増)に、年間配当予想を175円(前期は175円)にすると発表した。市場コンセンサスは861億円。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。

その中で、 $信越化学工業 (4063.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.60%上昇の4313.0円だった。一方、値下がり率トップは $日東電工 (6988.JP)$、終値は5.82%下落の2477.0円だった。

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