NF日経レバ
寄り前情報

[東京 8日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、大幅な反発が想定されている。
米国市場でハイテク株の下落が一服したことを好感する買いが優勢になりそうだ。
為替の円安も支援材料になる。
一方、米高関税への警戒感は依然、くすぶっており、買い一巡後は戻り待ちの売りが上値を抑えるとみられる。
日経平均の予想レンジは3万1700円─3万3000円。
戦略
想定レンジ19,700〜21,000円。
補正値1,800円。
結果

大幅に回復するも、売り買い拮抗。方向性なし。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 31,729 | 33,257 (33,000) | 31,703 (31,700) | 33,012 +1,876 |
NF日経レバ始値 | 19,035 | 19,375 (21,000) | 18,660 (19,700) | 19,080 +1,885 |
反省
補正値1,900〜1,000円まだ捉えにくそう。
ポジション解消してスッキリ。
損きつかったけど、いい勉強になりました。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より)
市場概況
8日の日経平均は4日ぶり大幅反発。終値は1876円高の33012円。7日の米国でナスダックが上昇して株安連鎖終了に対する期待が高まったこと、為替市場で円高に一服感が出てきたことなどから、大幅高スタート。前日全面安となった反動で多くの銘柄に買いが入った。
開始早々に32000円を上回って上げ幅を4桁に広げると、前場のうちに次の節目の33000円も突破。2100円超上昇して33200円台に乗せたところで買いが一巡したが、上値が重くなっても大きく失速することはなかった。後場は動意が乏しくなり、33000円をやや下回る水準でもみ合う時間が長かった。しかし、大引けにかけて水準を切り上げ、終値では33000円を上回った。新興銘柄にも強い買いが入っており、グロース250指数が10.2%高と2桁の上昇率となった。
東証プライムの売買代金は概算で5兆4200億円。業種別では全業種がプラスで、非鉄金属、保険、銀行の3業種は2桁の上昇率となった。一方、医薬品、陸運、電気・ガスなどは相対的に見劣りする上昇となった。
4月8日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,553.27億円、売り優勢金額は8,722.12億円となった。
トップニュース
GFAが急伸、オプション活用の取引戦略開始とビットコイン・ショートの利益確定を材料視
$GFA (8783.JP)$ が急伸している。同社は7日の取引終了後、日経平均のオプションを活用した取引戦略を開始すると発表。更に8日朝に、ビットコインのショートポジション決済による営業外収益の計上について公表し、材料視されたようだ。
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$ が急騰。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が3年間で1000億円規模の不動産を取得すると報じた。
記事によると、三菱UFJ銀行がファンドに300億円拠出し、三菱UFJ信託銀行が運用するという。300億円の投資をもとに外部からの資金を調達し、3年の取得総額は1000億円規模を見込む。今後2000億円近くをめどに増額することも検討する。ファンドをつくり都心のオフィスや住居に資金を投じ、将来的な地価上昇が生むリターンを狙うとしている。
りそなHD-8日ぶり大幅反発 キンドリルジャパンと戦略的パートナーシップ契約締結
$りそなホールディングス (8308.JP)$ が8日ぶり大幅反発。同社は7日、IT大手キンドリル(米国)の日本法人であるキンドリルジャパンと、戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。
「半導体」が5位、米半導体株安一服で買い戻し誘発も持続性に懸念<注目テーマ>
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が5位にランクインしている。
ここ東京株式市場では、トランプ米政権の関税政策による世界経済へのデメリットを懸念してリスク回避の流れが加速し、日経平均は瞬間的に3万円トビ台まで売り込まれる場面があった。特に指数寄与度の大きい半導体関連株の下げが投資マインドを委縮させた部分が大きい。
フジクラがS高カイ気配、米株市場の地合い引き継ぎ連続S安後の鮮烈切り返しへ
$フジクラ (5803.JP)$ が急速人気化、満を持してリバウンドに転じ700円高はストップ高となる4293円でカイ気配に張り付いている。前日まで2営業日連続のストップ安を含め3営業日続落し、この間に1760円も水準を切り下げていたが、きょうはその反動から空売り買い戻しや、突っ込み狙いの押し目買いに拍車がかかっている。
$アニコム ホールディングス (8715.JP)$ が大幅高で5日ぶりに反発している。7日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、 $光通信 (9435.JP)$ グループの光通信とその共同保有者による株式保有割合が5.17%と新たに5%を超えたことが判明しており、需給思惑から買われているようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は3月31日としている。
日本製鋼所-SMBC日興が目標株価引き上げ 引き続き原子力・防衛銘柄として推奨
$日本製鋼所 (5631.JP)$ が急騰。SMBC日興証券では、引き続き原子力・防衛銘柄として推奨し新規原子力案件に期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を7400円→7600円に引き上げた。
精工技研-急騰 東海理化と共同開発した技術がトヨタのスイッチ部品に採用
$精工技研 (6834.JP)$ が急騰。同社は8日10時30分、 $東海理化電機製作所 (6995.JP)$ と共同開発した日本初の小型部品向け型内塗装技術が、 $トヨタ自動車 (7203.JP)$ のハイエースに搭載されるスイッチ部品に初めて採用されたと発表した。
高砂熱学工業-MSMUFGが目標株価を引き上げ 良好な事業環境継続を織り込んだ水準で割安感に乏しい
$高砂熱学工業 (1969.JP)$ が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、良好な事業環境継続を織り込んだ水準で割安感に乏しいと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価は6000円→6100円に引き上げた。
岡本硝子-9日ぶり大幅反発 3D・超精密形状ガラス製品製造ラインの試験稼働開始
$岡本硝子 (7746.JP)$ が9日ぶり大幅反発。同社は8日12時、世界初の3D・超精密形状ガラス製品製造ラインについて試験稼働を開始したと発表した。
日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。
その中で、 $フジクラ (5803.JP)$ は本日値上がり率トップ、終値は19.48%上昇の4293.0円だった。一方、値下がり率トップは $第一三共 (4568.JP)$ 、終値は0.56%下落の3356.0円だった。