2025年5月9日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 9日 ロイター]

 – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸が想定されている。

米英貿易合意を好感する動きや、米中貿易摩擦が緩和に向かうとの思惑を背景に米株高となったことが支援材料になりそうだ。

為替が円安に振れていることも追い風に、心理的節目3万7000円の回復も視野に入る。

一方、一巡後は戻り売りが上値を抑えるとみられている。

    日経平均の予想レンジは3万7000円─3万7500円。

戦略

想定レンジ補正値込み23,700〜24,100円

始値高値安値終値
日経22537,33237,557
(37,500)
37,219
(37,000)
37,503
+574
NF日経レバ24,23024,400
(24,100)
24,010
(23,700)
24,290
+535

反省

ロイター予想はそれなりだが、日経レバ想定より300円強い動き。併用し日経225も視野に入れないと教訓。

13,100〜13,200円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

9日の日経平均は大幅続伸。前引けは549円高の37478円。米国株高と円安進行を好感して、寄り付きから400円を超える上昇。高く始まった後は動意薄の時間帯がしばらく続いた。10時辺りからは緩やかに水準を切り上げる動きとなり、11時近辺では上げ幅を500円超に拡大。高値圏で前場を終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆6600億円。業種別では倉庫・運輸、銀行、情報・通信などが上昇している一方、医薬品、海運、その他製品などが下落している。

【本日の買い売り優勢状況】

5月9日の東証プライム市場では、買い優勢金額は1.01万億円、売り優勢金額は1.01万億円となった。

トップニュース

【NTT決算速報】15期連続増配の予定 今期最終益4%増見込む

 $日本電信電話 (9432.JP)$は5月9日後場(13:00)に25年3月期連結決算を発表した。

売上高は前期比2.5%増の13兆7047億円。

●営業利益は前期比14.2%減の1兆6495億円。

●純利益は前期比21.8%減の1兆円。

1株あたり純利益は11円96銭。

【三菱重工決算速報】急落、売上高は前年比7.9%増の5兆271億円、事業利益は35.6%増の3831億、今期の受注高は16%減

 $三菱重工業 (7011.JP)$が5月9日、2025年3月期連結決算を発表した。5期連続増収、増益になる。受注高、売上収益、当期利益及びフリー・キャッシュ・フローは、過去最高となった。

売上高は前年比7.9%増の5兆271億円

事業利益は前年比35.6%増3831億円

●親会社の所有者に帰属する当期利益は前年比10.6%増の2454億円

1株あたり四半期純利益(EPS)73.04円

配当は、従前公表の一株当たり22円から1円を上乗せした一株当たり23円を予定する。前年度比3円の増配。

●直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比12.7%減の733億円に減った。

月島HDが後場急上昇、新たに500万株を上限とする自社株買いを発表

 $月島ホールディングス (6332.JP)$が後場急上昇している。午後2時30分ごろに、昨年12月3日に発表した自社株買いとは別に、新たに上限を500万株(発行済み株数の11.52%)、または120億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は9月1日から来年8月31日まで。

空港施設-後場急騰 今期営業益1.2%増見込む 中計目標を上方修正

 $空港施設 (8864.JP)$が後場急騰。同社は9日15時、26.3期通期の連結営業利益予想を45.3億円(前期比1.2%増)に、年間配当予想を37円(前期は21円)にすると発表した。

コムシスHDが5日続伸、取得上限320万株の自己株取得枠を設定

 $コムシスホールディングス (1721.JP)$が5日続伸し、一時106円高の3371円を付けている。9日午後3時、自己株取得枠を設定すると発表、材料視された。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。その中で、 $NTTデータグループ (9613.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は14.26%上昇の3990.0円だった。

一方、値下がり率トップは $三菱重工業 (7011.JP)$、終値は5.57%下落の2731.5円だった。

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