2025年6月27日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

[東京 27日 ロイター] 

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米国株高を好感する流れで買い先行でスタートする見通し。

前日の米市場では主要3指数がそろって上昇し、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)も高かったことで、東京市場では引き続き半導体関連銘柄に買いが入るとみられている。

半導体株がけん引する形で、日経平均は節目の4万円を試す展開となりそうだ。

    日経平均の予想レンジは3万9600円─4万円。

戦略

想定レンジ補正値込み27,400〜26,900円。

結果

かなり強い相場。

始値高値安値終値
日経22539,86640,267
(40,000)
39,866
(39,600)
40,150
+566
NF日経レバ27,43527,955
(27,400)
27,425
(26,900)
27,750
+815

反省

ロイター予想、良い感じ。ズレが300円近く縮まり、想定相場大外れ、エントリーすれば負けていた可能性があり、日経225をしっかり見ながら取れるかどうか?

12,400円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比566.21円高の40150.79円、東証株価指数(TOPIX)が35.85ポイント高の2840.54で終了した。米国株高を好感して、寄り付きから200円を超える上昇。開始早々に節目の4万円を上回った。半導体株、防衛株、自動車株などに強い買いが入った。

600円超上昇して40200円台に乗せたところで買いが一巡。10時以降は値動きが落ち着き、しばらく40200円近辺でもみ合った。後場に入って13時台半ば辺りから緩やかに上げ幅を縮めたが、4万円より上はキープ。500円を超える上昇となり、終値で4万円を上回った。1月7日の終値40083.30円を上回り、年初来高値を更新している。TOPIXも3月27日につけた2815.47pを上回り、年初来高値を更新した。

業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、輸送用機器、証券・商品、電気機器が続いた。値下がり上位には鉱業、食料品、倉庫・運輸が並んだ。

【本日の買い売り優勢状況】

6月27日の東証プライム市場では、買い優勢金額は1.09万億円、売り優勢金額は9,851.8億円となった。

トップニュース

トヨタ-7日ぶり大幅反発 自動車関税の引き下げ期待が高まる 輸送用機器が上昇率トップ

 $トヨタ自動車 (7203.JP)$が7日ぶり大幅反発。米国による自動車関税の引き下げ期待が手掛かり。

ラトニック米商務長官が26日に米国と中国が先月スイスのジュネーブで合意に達した関税などに関する貿易枠組みの合意について、最終的な理解の取りまとめに至ったと話した。また、米ホワイトハウスのレビット大統領報道官が26日の記者会見で、相互関税の停止について「期限は重要でない」と述べ、停止期限を延長する可能性を示したことも伝わっている。

関連銘柄: $SUBARU (7270.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$、 $マツダ (7261.JP)$など。

芝浦メカトロニクス-新高値 米ハイテク株高を好感 半導体中小型株も幅広く上昇

 $芝浦メカトロニクス (6590.JP)$が新高値。前日の米国市場では、 $エヌビディア (NVDA.US)$が連日で高値を更新。AI向け需要拡大への期待などから半導体関連が買われ、フィラデルフィア半導体株指数も上昇した。この流れを受けて、今日半導体関連の国内中小型株も買われている。

関連銘柄: $東京エレクトロン (8035.JP)$、 $ディスコ (6146.JP)$、 $シンフォニア テクノロジー (6507.JP)$、 $TOWA (6315.JP)$など。

パナソニック-大和が目標株価引き下げ 固定費見直し後の収益改善策具体化を待ちたい

 $パナソニック ホールディングス (6752.JP)$が反発。大和証券では、固定費見直し後の収益改善策具体化を待ちたいとコメント。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を1650円→1600円に引き下げた。大和では、今後はポートフォリオマネジメントや2026年1月以降スタートする新体制の在り方、注力領域の成長シナリオの具体化がポイントになると想定。

日立製作所-大幅に4日続伸 製造ライン立ち上げと歩留まり向上を支援する技術開発

 $日立製作所 (6501.JP)$が大幅に4日続伸。同社は26日、グループ会社の日立ハイテクと共同で、製造ライン立ち上げと歩留まり向上を支援するプロセスインフォマティクス技術を開発したと発表した。今回、リチウムイオン電池の試作ラインを用いた検証において、限られたデータでも従来よりも高精度な性能予測ができることを実証した。

ANA-後場上げ幅拡大 「次期中期戦略で株主還元強化」 社長が株主総会で言及=日経

 $ANAホールディングス (9202.JP)$が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は27日、同社がきょう開いた定時株主総会において、芝田浩二社長が「2026年度からの次期中期経営戦略では株主還元の強化を打ち出したい」と語り、自社株買いの実施への意欲も示したと報じた。

三菱HCキャピタル-続伸 DXコンサルのインダストリー・ワンと業務提携

 $三菱HCキャピタル (8593.JP)$が続伸。同社は27日、DXコンサルティング事業などを展開するインダストリー・ワン(東京都中央区)との業務提携を発表した。同社の広範な顧客基盤とファイナンス機能、インダストリー・ワンのコンサルティング力とデジタル領域の知見を合わせることで、高付加価値なサービスの提供による社会課題の解決をめざすとしている。

東電HDは続伸、政府が柏崎刈羽原発「緊急時対応」を了承

 $東京電力ホールディングス (9501.JP)$は続伸。政府は27日に原子力防災会議を開き、東京電力柏崎刈羽原発で事故が起きた際の避難計画などを定めた「緊急時対応」を了承した。これについて複数のメディアが報じており、報道を受けて東電HD株は上昇している。

三菱ロジスネクスト-3日ぶり反落 フォークリフト電動化9割に 中国で新車投入へ=日経

 $三菱ロジスネクスト (7105.JP)$が3日ぶり反落。日本経済新聞電子版は27日、同社が2035年までにフォークリフトの電動化率を現在の約6割から9割に高めると報じた。25年度内にも中国での現地専用の電動車種を投入する。特徴は徹底的な「現地化」で、現地調達した電池やモーター、油圧部品などを採用し、価格を中国メーカーに近い水準まで下げたとしている。

住友電気工業-丸三が新規「買い」 出遅れ鮮明な国内電線メーカーの最大手

 $住友電気工業 (5802.JP)$が大幅に4日続伸。丸三証券では、出遅れ鮮明な国内電線メーカーの最大手と評価。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価4000円でカバレッジを開始した。

丸三では、為替前提1米ドル146円などを主因に26.3期会社計画の上振れを予想する。26.3期は関税影響に伴い主力のワイヤーハーネスの一時的な業績停滞を見込むものの、構造的な要因ではないと想定。しっかりと価格転嫁などの対応を進めつつ、27.3期以降の緩やかな回復を見込む。

資生堂-急騰 インディペンデント フランチャイズ パートナーズが同社株買い増し 保有割合7.28%→8.30%

 $資生堂 (4911.JP)$が急騰。同社について、英投資会社のインディペンデント フランチャイズ パートナーズが保有株を買い増した。6月27日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.28%→8.30%となっている。

GFAが高い、ZoomARTトークンの上場決定を発表

 $GFA (8783.JP)$が高い。同社は26日取引終了後、子会社が保有と支援を行っている「ZoomARTトークン(ZMAT)」が、暗号資産取引所のBitMartへの上場が決定したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。実物アートをもとにしたトークンで、上場は6月30日を予定しているという。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。その中で、 $ディスコ (6146.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は7.50%上昇の42020.0円だった。

一方、値下がり率トップは $ニデック (6594.JP)$、終値は3.78%下落の2778.0円だった。

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