NF日経レバ
寄り前情報

[東京 15日 ロイター]
– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米国株高や為替の円安基調を背景に買い先行でスタートする見通し。
朝方は底堅く推移するとみられているが、今晩の米消費者物価指数(CPI)の公表や米企業の決算発表、週末の参議院選挙など国内外でイベントを複数控え、取引一巡後は様子見ムードが広がりそうだ。
日経平均は3万9500円を軸に一進一退の展開になると予想されている。
日経平均の予想レンジは3万9200円─3万9800円。
戦略
想定レンジ補正値込み26,500〜27,100円
結果

前場レンジ相場、後半上昇レンジ。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 39,525 | 39,678 (39,800) | 39,379 (39,200) | 39,678 +218 |
NF日経レバ | 26,910 | 27,085 (27,100) | 26,700 (26,500) | 27,085 +270 |
反省
ロイター予測よりも狭いレンジ。12,600〜12,400円のズレ。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比218.40円高の39678.02円、東証株価指数(TOPIX)が2.50ポイント高の2825.31で終了した。
米国株高を受けて小高く始まった後は、しばらくプラス圏とマイナス圏を行き来した。方向感が定まらないまま、小幅なプラスで前場を終了。一方、半導体株の動きが良くなってきたことから、後場に入って13時を過ぎた辺りからはじわじわと上げ幅を広げていった。終盤にかけても買いの勢いは緩まず、200円を超える上昇となって高値引け。プライムでは値下がり銘柄の方が多く、TOPIXは小幅なプラスにとどまった。新興グロース株は敬遠されており、グロース250指数は2%を超える下落で安値引けとなった。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、保険業、電気機器、医薬品が続いた。値下がり上位には卸売業、不動産業、パルプ・紙が並んだ。
7月15日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,687.29億円、売り優勢金額は8,173.69億円となった。
トップニュース
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フジクラ-大幅続伸 トランプ氏、AI・エネルギー関連に700億ドル民間投資と伝わる
$フジクラ (5803.JP)$が大幅続伸。ブルームバーグは15日7時23分、トランプ米大統領が同日に総額700億ドル(約10兆3400億円)に上る人工知能(AI)・エネルギー関連の新規民間投資を発表する見通しだと報じた。報道を受け、同社にはデータセンター向けの電線需要拡大などに期待した買いが入っている。 $古河電気工業 (5801.JP)$ 、 $住友電気工業 (5802.JP)$ 、 $SWCC (5805.JP)$ も高い。
$データセクション (3905.JP)$が大幅反落している。東京証券取引所が14日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けにかかる委託保証金率を15日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。
また、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を15日売買分から50%(うち現金担保分20%)にすると発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感から売られているようだ。
東京エレクトロン-反発 エヌビディアが中国へのGPU「H20」販売再開を発表
$東京エレクトロン (8035.JP)$が反発。半導体大手の米エヌビディアが米国時間14日に、中国へのGPU「H20」の販売を再開すると発表したことが好感されている。
中国向けの新しいGPUも発表されており、エヌビディアの株価は時間外で3%高となる場面がみられた。中国向けの回復期待から国内の半導体関連にも買いが入っており、同社や$ディスコ (6146.JP)$、 $SCREENホールディングス (7735.JP)$ 、 $KOKUSAI ELECTRIC (6525.JP)$ などが高い。
日産自動車-3日ぶり反落 追浜工場の車両生産を27年度末に終了
$日産自動車 (7201.JP)$が3日ぶり反落。同社は15日14時35分、神奈川県横須賀市の追浜工場における車両生産を2027年度末に終了すると発表した。同工場での車両生産は日産自動車九州へ移管、統合する。現在、同工場で生産しているモデルや今後生産を開始するモデルは、日産自動車九州で生産する予定。生産終了後の同工場については、今後幅広い選択肢を検討し、最適な活用方法を決定する。従業員は27年度末まで同工場での勤務を継続する。その後の雇用や勤務については、方針を決定し次第、従業員通知するとともに組合との協議を開始する予定としている。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、$古河電気工業 (5801.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.49%上昇の7660.0円だった。
一方、値下がり率トップは$良品計画 (7453.JP)$、終値は3.68%下落の6665.0円だった。