2025年8月1日デイトレ

NF日経レバ

見通し

[東京 1日 ロイター]

 – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な値動きが想定されている。

米国市場でインフレ再燃懸念などを背景に株安となったことが嫌気されそうだ。

寄与度の高い東京エレクトロン<8035.T>が業績予想を下方修正しており、指数へのネガティブ影響に関心が寄せられる。

    日経平均の予想レンジは4万0600円─4万1000円。

戦略

想定レンジ補正値込み28,500〜29,000円。

結果

暴落からのレンジ相場。昨日の上げすぎを調整。

始値高値安値終値
日経22541,02941,064
(41,000)
40,588
(40,600)
40,799
△270
NF日経レバ28,41028,900
(29,000)
28,300
(28,500)
28,655
△360

反省

12,100〜12,300円のズレ。らんちき相場から一転想定通りの展開。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

8月に入り1日の日経平均は反落。終値は270円安の40799円。米国株安や  $東京エレクトロン (8035.JP)$ の下方修正などを嫌気して下落スタート。小安く始まるも、売り気配で始まった多くの半導体株の値が付くにつれて、一気に下げ幅を400円超に広げた。40500円台に入り、東京エレクトロンがストップ安で寄り付いたところで売りが一巡。

そこから40900円台まで値を戻したが、節目の41000円近辺では上値が重くなった。後場は動意が乏しくなったが、東京エレクトロンが改めて売られたことから、やや下げ幅を拡大。後場の安値圏で取引を終えた。一方、半導体株を除いては多くの銘柄が上昇しており、TOPIXはプラスで終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆6100億円。業種別では電気・ガス、陸運、建設などが上昇した一方、精密機器、電気機器、海運などが下落した。

【本日の買い売り優勢状況】

8月1日の東証プライム市場では、買い優勢金額は1.07万億円、売り優勢金額は1.01万億円となった。

トップニュース

更新 -【任天堂決算速報】売上高は前年同期比132.1%増の5723.63億円、経常利益は前年同期比15.6%減の958.22億円

 $任天堂 (7974.JP)$が8月1日引け後に2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕連結決算を発表。

売上高前年同期比132.1%増5723.63億円

営業利益前年同期比4.4%増569.28億円

経常利益前年同期比15.6%減958.22億円

1株当たり四半期純利益(EPS)82.48円

関連記事:任天堂、4-6月期(1Q)経常は16%減益で着地

三菱重工、堅調な防衛受注や原発新設の恩恵に期待感!関税影響は限定的か 【決算プレビュー】

●  $三菱重工業 (7011.JP)$ が8月5日後場中に2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算を発表する。

●会社側は関税影響を通期業績予想に織り込んでいない。実際の影響や見通しコメントに注目。

●防衛受注は堅調か。関西電力の原発新設への動きで原子力事業に長期恩恵期待が高まる。

●アナリスト16人による総合評価は、「強気」となっている。平均目標株価は3623.33円で、8月1日現在株価とほぼ同水準。目標株価レンジは2500~4300円。

トヨタ-反発 円安進行を好感 4カ月ぶりの1ドル150円台

 $トヨタ自動車 (7203.JP)$が反発。円安進行が好感されている。円安進行を受け、為替感応度の高い自動車株に買いが入っている。  $SUBARU (7270.JP)$ 、  $マツダ (7261.JP)$ 、  $日産自動車 (7201.JP)$ なども高い。

三井物産-後場プラス転換 1Q最終益31%減 コンセンサス上回る

 $三井物産 (8031.JP)$が後場プラス転換。同社は1日12時、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は1916億円(前年同期比30.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは1694億円。

イオン-3日続伸 1Q営業益18%増 経費構造の改善が着実に進展

 $イオン (8267.JP)$が3日続伸。同社は7月31日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は563億円(前年同期比17.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは535億円。

主要4事業の増益が全体をけん引し、経費構造の改善が着実に進展。営業収益、営業利益は1Qとして過去最高を更新したとしている。

みずほFG-3日ぶり反落 通期最終益を上方修正も材料出尽くし

 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が3日ぶり反落。同社は7月31日、26.3期通期の連結純利益を従来の9400億円から1兆0200億円(前期比15.1%増)に上方修正すると発表した。1Qの堅調な実績および今後のビジネスのアップサイド期待を踏まえた。市場コンセンサスは1兆0029億円。

積水化学工業-売り気配 1Q営業益5%増もコンセンサス下回る 上期売上高は下方修正

 $積水化学工業 (4204.JP)$が売り気配。同社は7月31日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は212億円(前年同期比5.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは215億円。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $富士電機 (6504.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は14.19%上昇の8652.0円だった。

一方、値下がり率トップは $東京エレクトロン (8035.JP)$、終値は18.02%下落の22405.0円だった。

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