2025年8月12日デイトレ

NF日経レバ

見通し

[東京 12日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、底堅い値動きが想定される。

8日の米国株式市場でのハイテク株の上昇や為替のドル高/円安進行を受けて主力株を中心に上昇し、7月24日に付けた年初来高値(4万2065円83銭)を更新する見通し。

    日経平均の予想レンジは4万1900円─4万2200円。

    3連休明けの日経平均は底堅くスタートする見通し。米国株式市場は前日は下落したが前週末には史上最高値を更新しており、きょうの東京市場は週末の米ハイテク株高を消化する展開となりそうだ。

足元のドル/円は148.20円台と、週末の147.30円

台から円安に振れており、輸出関連株もしっかりとなる見通し。

    きょうは米国で7月の消費者物価指数(CPI)が発表される。年内の利下げ期待が

高まる中でのインフレ指標となるため、市場では注目されている。市場では「買い一巡後

はCPIを控え様子見ムードが広がり、徐々に上げ幅を縮小するだろう」(みずほ証券の

三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方があった。

    週明け11日の米国株式市場は、投資家が今週発表されるインフレ指標や、米中貿易

を巡る動向を注視する中、下落して取引を終えた。

戦略

想定レンジ補正値込み29,900〜30,500円

結果

寄りからの強い相場、後場後半調整も大きな上昇となった。

始値高値安値終値
日経22542,09842,999
(42,200)
42,083
(41,900)
42,718
+897
NF日経レバ30,62031,710
(30,500)
30,590
(29,900)
31,340
±1,340

反省

ロイター予測、想定レンジ大きく外す大幅な上げ、大局観みずにショートレンジで入っていれば、ひどく焼かれていた。

11,300〜11,500円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比897.69円高の42718.17円、東証株価指数(TOPIX)が42.16ポイント高の3066.37で終了した。

日経平均株価が大幅に上昇し、昨年7月に付けた過去最高値を上回って推移した。米関税政策を巡る不透明感が和らいだことなどが投資家心理を支えた。東証株価指数(TOPIX)も連日、最高値を更新した。

前週末に業績・配当予想を引き上げた $サンリオ (8136.JP)$が大きく上昇し、全市場で売買代金トップとなった。業績予想の下方修正が嫌気された $オリンパス (7733.JP)$は売られた。

業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、銀行業、情報・通信業、証券・商品が続いた。値下がり上位にはその他製品、石油・石炭、パルプ・紙が並んだ。

【本日の買い売り優勢状況】

8月12日の東証プライム市場では、買い優勢金額は1.44万億円、売り優勢金額は1.21万億円となった。

トップニュース

金利・債券市況〕先物、小安い=長期金利は出合いみられず

債券先物は小安い。長期国債先物の中心限月2025年9月物は、前週末比06銭安の138円56銭で取引を終えた。安寄りした後は売り買いが交錯し、方向感を欠いた。長期金利の指標となる新発10年物国債379回債は、出合いがない。

外為サマリー:一時148円40銭台に上昇後伸び悩む、米CPI控え持ち高調整

12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円34銭前後と前週末8日午後5時時点に比べ1円03銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円27銭前後と同51銭程度のユーロ高・円安で推移している。

大成建設、東洋建設を買収へ=1600億円で全株式取得

  $大成建設 (1801.JP)$が、  $東洋建設 (1890.JP)$を買収する方針であることが8日、分かった。TOB(株式公開買い付け)などを通じて全株式の取得を目指す。買収額は約1600億円。買い付け価格は1株1700円強となる見通し。大成建設は同日、記者会見を開いて説明する見通し。

住友不動産-大幅高 同社株主のエリオットが声明文を発表 いっそうの資本効率改善を要求

 $住友不動産 (8830.JP)$が大幅高。同社株を保有する英エリオットインベストメントマネジメントは12日、同社に対し、資本効率の改善、株主還元の強化、および政策保有株式の縮減という重要課題において、対応が不十分であるとの声明を発表した。

松屋フーズ、上期経常を一転9%増益に上方修正、通期も増額

  $松屋フーズホールディングス (9887.JP)$ [東証P] が8月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の11.4億円に急拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の8億円→24億円(前年同期は22億円)に3.0倍上方修正し、一転して8.8%増益見通しとなった。

日産化学-5日続伸 1Q営業益25%増 半導体材料の好調推移など寄与

  $日産化学 (4021.JP)$が5日続伸。同社は8日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は181億円(前年同期比25.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは167億円。

応用地質-後場急落 上期営業益15%増 4-6月は営業赤字

  $応用地質 (9755.JP)$が後場急落。同社は12日14時30分、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は26.8億円(前年同期比14.6%増)だったと発表した。2Q(4-6月)は3.8億円の赤字となった。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は全般的に上昇し、市場センチメントは改善している。その中で、 $三井金属鉱業 (5706.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は12.89%上昇の7556.0円だった。

一方、値下がり率トップは $NIPPON EXPRESSホールディングス (9147.JP)$、終値は12.34%下落の3025.0円だった。

タイトルとURLをコピーしました