NF日経レバ
寄り前情報

[東京 26日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調
な値動きが想定される。週明けの米国株式市場で主要3株価指数が反落した流れを引き継
ぐ見通し。一方、為替のドル/円は前日の大引け時点から円安方向に振れており、日本株
の下値を支えるとみられている。
日経平均の予想レンジは4万2500円─4万2800円。
きょうは手掛かり材料が乏しいため、日本株はドル/円の動向や時間外取引での米株
先物をにらみながらの展開になりそうだ。足元のドル/円は147.70円台と、前日の
大引け時点の147.10円台から円安に振れており、下値を一定程度支えるとみられて
いる。
米国株式市場は、週末22日は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が年次経
済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で
利下げに着手する可能性を示唆したことを受けて大幅高となったものの、週明けの市場は
反落して取引を終えた。22日にダウ工業株30種<.DJI>が過去最高値を更新しており、
この日は米金利見通しや週内に控える半導体大手エヌビディアの決算が意識された。
みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、先週の米国株式市場の反応
は楽観的だったと話す。「今後の利下げの道筋はデータ次第であることには変わりないの
に、いいとこどりとなっていた」という。きょうの東京株式市場は投資家が冷静さを取り
戻すとみている。
今日は米国で8月の消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、7月の耐久財受
注(商務省)などが発表される。
戦略
想定レンジ31,100〜31,400円
結果

下落、、、。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 42,619 | 42,703 (42,800) | 42,137 (42,500) | 42,394 △413 |
NF日経レバ | 31,180 | 31,250 (31,400) | 30,400 (31,100) | 30,810 △590 |
反省
ロイター予測、想定レンジを大きく下回る下落。
11,400〜11,700円のズレ。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
26日の日経平均は3日ぶり大幅反落。終値は413円安の42394円。米国株安を嫌気して3桁下落スタート。寄り付き近辺でドル円が鋭角的に円高に振れたことも売りに拍車をかけ、序盤では下を試しにいった。
600円超下げて42100円台に入ったところで売りは一巡。円高にブレーキがかかったこともあり、42400円台辺りまでは値を戻した。10時以降は動意が乏しくなり、マイナス圏でこう着感が強まる展開。後場は42400円近辺でのもみ合いに終始し、400円を超える下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆6200億円。業種別ではプラスは倉庫・運輸の1業種のみで、繊維やパルプ・紙が小幅な下落にとどまった。一方、医薬品、電気・ガス、サービスなどの下げが大きかった。
8月26日の東証プライム市場では、買い優勢金額は6,490.58億円、売り優勢金額は7,835.76億円となった。
トップニュース
日本との合意「週後半に発表」=81兆円投資、詳細明かさず―米商務長官
ラトニック米商務長官は25日、FOXニュースのインタビューで、日本との関税交渉の合意に関して「今週後半に発表する」と明らかにした。米国への5500億ドル(約81兆円)の投資に関連があるとしたが、詳細については触れなかった。米政権は日本との合意に関する共同文書を作成する方針。
日本の長期金利が上昇。ベンチマークとなる10年債は1.622%を付けている。リーマンショックの2008年以来の高水準
日銀が公表している基調的変動に活用する消費者物価指数(7月)
刈込平均 前年比 +2.0% 前月 +2.3%
加重中央値 +1.1% 前回 +1.4%
最頻値 +1.5% 前回 +1.4%
日産自動車-大幅安 子会社に不正アクセス 一部デザインデータが流出=日経
$日産自動車 (7201.JP)$が大幅安。日本経済新聞電子版は26日12時47分、同社が同日に、デザイン業務を委託している子会社のクリエイティブボックス(東京都渋谷区)のデータサーバーに不正なアクセスがあったことを明らかにしたと報じた。
インテグラル急伸、出資企業が年内IPO目指し9月に有価証券届出書提出と報道◇
$インテグラル (5842.JP)$が急伸している。この日、ロイター通信がTOPPANホールディングス<7911.T>傘下の半導体フォトマスクメーカー、テクセンドフォトマスクが年内の新規株式公開(IPO)を目指し、「9月初旬にも金融庁に有価証券届出書を提出することが分かった」と報じた。
QPS研究所-SMBC日興が目標株価を引き上げ 海外防衛案件の取り込みが今後のカタリスト
$QPS研究所 (5595.JP)$が大幅続伸。SMBC日興証券では、海外防衛案件の取り込みが今後のカタリストと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1800円→2600円に引き上げた。
オキサイド-後場プラス転換 NEDOの「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」に採択
$オキサイド (6521.JP)$が後場プラス転換。同社は26日12時、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」において、「光量子コンピュータ産業化に向けたTFLN光技術の研究開発」が採択されたと発表した。
クリングル-後場買い気配 慶大とHGF用いた末梢神経障害に対する再生治療法開発で共同研究へ
$クリングルファーマ (4884.JP)$が後場買い気配。同社は26日11時30分、慶應義塾大学医学部(東京都新宿区)とHGF(肝細胞増殖因子)を用いた末梢神経障害に対する新規再生治療法開発に関する共同研究契約を締結し多と発表した。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $楽天グループ (4755.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は3.90%上昇の928.2円だった。
一方、値下がり率トップは $日産自動車 (7201.JP)$、終値は6.25%下落の340.3円だった。