NF日経レバ
寄り前情報

[東京 28日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調
な値動きが想定される。朝方に決算を発表した米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>の株価
が時間外取引で下落しており、東京市場にも売りが波及するとみられている。ただ、決算
内容への市場の見方は割れており、売り一巡後は押し目買いが下値を支えるとみられてい
る。
日経平均の予想レンジは4万2200円─4万2700円。
エヌビディアは8─10月の売上高が540億ドル(プラスマイナス2%)になると
の見通しを発表、LSEGのデータのアナリスト予想531億4000万ドルを上回った
[nL6N3UJ0TC]。生成人工知能(AI)向けのインフラ拡充を目指すクラウドプロバイダー
からの需要が背景にあるが、中国事業を巡る不透明感から、時間外取引での株価は3%程
度下落している。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは、決算
内容は悪くないものの、株価に過熱感があるため、好材料出尽くしとなりやすいと分析す
る。「株価水準的に調整が必要な状態で、(決算が)良くても悪くても下がっていただろ
う」という。
一方、エヌビディアの決算内容を消化した後は、買いに転じる可能性もある。また、
決算ではAI向け半導体への旺盛な需要が示されており、出遅れている関連銘柄には買い
が入りやすいとの見方もあった。
きょうは日銀の中川順子審議委員の発言機会があるほか、米国でウォラー連邦準備理
事会(FRB)理事が経済見通しについて講演する。
27日の米国株式市場は、引け後のエヌビディアの決算発表を前に続伸し、S&P総
合500種<.SPX>が過去最高値を更新した。ハイテク・人工知能(AI)関連大型株は強
弱まちまちで、マイクロソフト<MSFT.O>が約1%高となった一方、メタ・プラットフォー
ムズ<META.O>は1%近く下落した。
戦略
想定レンジ30,700〜31,200円。
結果

寄り早々のたまわった動きから終日強い動きに転じる。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 42,308 | 42,828 (42,700) | 42,299 (42,200) | 42,828 +308 |
NF日経レバ | 30,730 | 31,450 (31,200) | 30,620 (30,700) | 31,450 +480 |
反省
ほぼ一致も、寄り早々の乱痴気相場に振り回されると取りにくい。
11,400〜11,300円のズレ。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
28日の日経平均は大幅続伸。終値は308円高の42828円。米国株は上昇したが、引け後に決算を発表したエヌビディアが時間外で下落したことを警戒して、200円超下げて始まった。ただ、ネガティブな影響が懸念された半導体株の売り圧力が限定的であったことから、開始早々にプラス圏に浮上。序盤は上げ幅を3桁に広げた後に再びマイナス圏に沈むなど値動きが荒くなったが、次第にプラス圏が定着した。
11時辺りから動きが良くなり、200円を超える上昇で前場を終えると、後場も強い基調が続いた。半導体株も大半がプラス圏に浮上する中、終盤にかけては上げ幅を300円超に拡大。42800円台に乗せて高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6500億円。業種別では鉱業、非鉄金属、証券・商品先物などが上昇した一方、小売、繊維、精密機器などが下落した。
【本日の買い売り優勢状況】
8月28日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,987.39億円、売り優勢金額は7,473.26億円となった。
トップニュース
中川日銀委員の発言で円買い、クロス円きょうの安値 ドル買いでドル円は小動き
ハト派寄りとされる中川日銀審議委員は、利上げの環境という意味では4月よりは不確実性は下がった、4月と比べて改善傾向にあると述べた。やや利上げに前向きな発言を受け 円が上昇。ユーロ円は171.22円付近、豪ドル円は95.74円付近、ポンド円は198.64円付近まで軟化、きょうの安値をつけている。一方、ドル買いも見られるため、ドル円は147.10円台でもみ合い。
三菱商事-後場プラス転換 米バークシャー系が同社株を買い増し 所有議決権9.74%→10.23%
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ソフトバンクG-大和が目標株価引き上げ 保有資産価値にアップサイド大きい
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芝浦電子が急伸、台湾ヤゲオ「経産省との協議整い当局承認見通し」と開示◇
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大阪チタニウム-新高値 航空機向けチタンの需要増期待から買い続く 東邦チタニウムも高い
$大阪チタニウムテクノロジーズ (5726.JP)$ が新高値。航空機部品向けのチタン需要回復への期待から買いが続いている。
航空機需要の増加が期待されるなか、8月21日には米ボーイングが中国と最大500機の航空機販売契約の最終合意に向けて交渉中であることが伝わった。また、25日には大韓航空がボーイング機103機を発注したことも報じられている。これらを手掛かり同社株はこのところ騰勢を強めている。
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$サンリオ (8136.JP)$ が4日ぶり反発。SBI証券では、ブランディング戦略が奏功しファン層がグローバルで拡大と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を9420円→10000円と引き上げた。
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$日立製作所 (6501.JP)$ が4日ぶり反発。同社は28日、鉄道事業者向けに、エネルギーマネジメントを支援する「鉄道電力分析サービス」を同日より提供開始すると発表した。
NANO MRNA-底堅い カイオムとmRNAエンコード抗体医薬創出に向け共同研究契約締結
$NANO MRNA (4571.JP)$ が底堅い。同社は27日、 $カイオム・バイオサイエンス (4583.JP)$ と、カイオムの「Tribody技術」を始めとする最先端の抗体創薬技術と同社のmRNA創薬基盤技術の融合による「mRNAエンコード抗体」の創出に向けた共同研究契約を締結したと発表した。
【動いた日本株トップ】
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $フジクラ (5803.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は5.52%上昇の12320.0円だった。
一方、値下がり率トップは $ニコン (7731.JP)$、終値は4.27%下落の1672.0円だった。