NF日経レバ
寄り前情報

[東京 29日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小動
きの展開が想定される。前日の米国株式市場では、半導体大手エヌビディア<NVDA.O>の決
算で人工知能(AI)需要が旺盛であることが裏付けられ、主要3株価指数が続伸したが
、東京株式市場ではおおむね織り込み済みだ。きょうは手掛かり材料に乏しい中、積極的
な売買は手控えられるとみられている。
日経平均の予想レンジは4万2700円─4万3000円。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、昨日の東京株式市場について「エヌビデ
ィア決算を受けて株安になると想定されていたが、日経平均は300円超高で予想外の強
さとなった」と話す。注目イベントが一巡し、市場に過熱感が残る中、日経平均は足元の
水準での小動きとなりやすいという。
一方、市場の目線は国内政治に向いている。来週は自民党総裁選挙の実施の是非
や日程を巡る動きが出るとみられている。関連報道があると、市場は一時的に反応すると
みられている。
きょうは国内で7月の鉱工業生産速報、8月の東京都区部消費者物価指数が公表
されるほか、日印首脳会議が開催される。
28日の米国株式市場は続伸し、S&P総合500種<.SPX>とダウ工業株30種
<.DJI>が最高値を更新した。前日発表のエヌビディアの決算は一部投資家の高い期待に届
かなかったものの、AIインフラ関連の支出がなお堅調であることを裏付けた。
戦略
想定レンジ31,400〜31,700円。
結果

乱高下激しい前場。
後場は一進一退。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
日経225 | 42,774 | 42,807 (43,000) | 42,611 (42,700) | 42,718 △110 |
NF日経レバ | 31,410 | 31,420 (31,700) | 31,120 (31,400) | 31,300 △150 |
反省
ロイター予測大きく外れて、大動きの相場展開となった。
この予測では勝てない。いち早く損切り、Exitしないと。
東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)
市場概況
29日の日経平均は3日ぶり反落。終値は110円安の42718円。米国株の上昇を好感できず小幅に下げて始まると、すぐに下げ幅を3桁に拡大。半導体株の一角や小売株が弱く、前場は下げ幅を広げてはやや戻すといった動きを繰り返した。200円超下げたところでは売り圧力が和らいでおり、後場に入ると戻りを試しにいった。
14時台半ば辺りからは急速に下げ幅を縮め、前日終値近辺でクロージングオークションに突入。ただ、引けにかけはまとまった売りに押されており、3桁の下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4000億円。業種別では非鉄金属、パルプ・紙、卸売などが上昇した一方、不動産、保険、輸送用機器などが下落した。
8月29日の東証プライム市場では、買い優勢金額は7,495.04億円、売り優勢金額は8,242.56億円となった。
トップニュース
総務省が29日に発表した7月失業率は2.3%と、6月(2.5%)から低下した。また厚生労働省が発表した7月有効求人倍率は1.22倍で、6月(1.22倍)から横ばいだった。
LINEヤフー-9日ぶり反発 LINE、アプリ内課金を外部に開放 来月から=日経
$LINEヤフー (4689.JP)$ が9日ぶり反発。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が9月から対話アプリ「LINE」の課金機能を外部の企業に開放すると報じた。
大同メが上値追い加速で年初来高値更新、AIデータセンター向け案件で注目度高まる
$大同メタル工業 (7245.JP)$ が上値追いを加速し年初来高値を更新した。一時48円高と値を飛ばし900円台に突入した。
日本時間前日の $エヌビディア (NVDA.US)$ の25年5~7月期決算発表を受け、AI半導体などデータセンター案件で高水準の需要が確認されたことで、東京市場でも光デバイス関連など関連銘柄に改めて投資資金を誘導する契機となった。そのなか、同社はデータセンターの発電機に使われる中高速ディーゼルエンジン用軸受けで旺盛な需要を獲得しており、会社側でも同商品分野を成長ドライバーとする方針を標榜していることで物色人気に火がついた。
サッポロHD-後場上げ幅拡大 サッポロ不動産売却、東急不や野村不など3陣営応札=日経
$サッポロホールディングス (2501.JP)$ が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は29日14時22分、同社の不動産事業売却に向けた2次入札に、 $東急不動産ホールディングス (3289.JP)$ 傘下の東急不動産や $野村不動産ホールディングス (3231.JP)$ の野村不動産、米ファンドのローンスターなどの3陣営が応札したことが分かったと報じた。
日鉄鉱が後場終盤に上げ幅を拡大、9月末を基準日として1株から5株に株式分割へ
$日鉄鉱業 (1515.JP)$ が後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後3時ごろ、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることが目的という。
住友ゴム、153億円で米AIベンチャー買収=車両の故障予知サービス展開へ
$住友ゴム工業 (5110.JP)$ は29日、米人工知能(AI)ベンチャーのバイアダクトを買収したと発表した。住友ゴムのタイヤの摩耗状態などを検知する「センシングコア」と、バイアダクトのAI技術を組み合わせ、10月から北米で法人車両向けの故障予知サービスを展開する。買収額は約153億円。
日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、 $電通グループ (4324.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は5.94%上昇の2924.0円だった。
一方、値下がり率トップは $良品計画 (7453.JP)$、終値は3.10%下落の3188.0円だった。