2025年8月6日デイトレ

NF日経レバ

寄り前情報

 [東京 6日 ロイター]

– きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な値動きが想定されている。

前日の米国市場では、米景気懸念がくすぶる中、株価の主要3指数が反落しており、投資家心理の重しになりそうだ。

企業決算などを手掛かりにした個別物色は引き続き活発とみられる。

    日経平均の予想レンジは4万0200円─4万0600円。

戦略

想定レンジ27,800から28,200円。

結果

ロイター予測に反し、堅調な動き。

始値高値安値終値
日経22540,43040,850
(40,600)
40,420
(40,200)
40,794
+245
NF日経レバ28,07528,650
(28,200)
28,075
(27,800)
28,605
+360

反省

取れない展開。

ズレが縮まり、ロイター予測外れから、早めの損切りができたかどうか。

12,200〜12,400円のズレ。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

市場概況

今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比245.32円高の40794.86円、東証株価指数(TOPIX)が30.03ポイント高の2966.57で終了した

米国株安を受けて、寄り付きは3桁の下落。しかし、すぐに切り返してプラス圏に浮上した。米AMD株の時間外の下落を嫌って半導体株の多くが下落した一方、他の多くの銘柄には買いが入った。指数は前日終値近辺でしばらくもみ合った後、10時台半ばからは上を試しにいく展開。後場に入って300円超上昇したところで買いが一巡したものの、高値圏で取引を終えた。半導体株が若干日経平均(+0.6%)の上値を抑えた分、TOPIX(+1.0%)が相対的に良好なパフォーマンスとなった。大型株優位となったことで新興銘柄は蚊帳の外に置かれており、グロース250指数は下落した。

業種別では33業種中32業種が上昇し、下落はサービス業の1業種のみ。値上がり率1位は不動産業で、以下、建設業、鉱業、石油・石炭、金属製品、卸売業と続いた。

【本日の買い売り優勢状況】

8月6日の東証プライム市場では、買い優勢金額は9,893.4億円、売り優勢金額は9,419.08億円となった。

トップニュース

対米投資、協議に基づき実施=林官房長官「戦略分野で推進」

林芳正官房長官は6日の記者会見で、日米関税合意に含まれる最大5500億ドル(約81兆円)の対米投融資について、日米間の協議に基づき実施するもので、米側の意向のみで内容が固まるわけではないとの立場を示した。「米側がさまざまなプロジェクト候補を日本側に提案することが想定されており、半導体や医薬品など戦略的分野で案件の組成に向けて議論を重ねたい」と述べた。

河野発言受けドル円上値重い、参院選前に利上げ求めるべきだった

自民党の河野氏は、円高誘導のため利上げが必要だ。参院選を前に政府は日銀に対し金利引き上げを求めるべきだったと述べた。やや円買いが見られるが今のところ値動きは限定的。ただ、欧米時間で再び材料視される可能性も。日本語で「円高誘導のため利上げが必要」とのニュースが流れた時は無反応だったが、英文で流れた際にやや円が買われた。

川重、4-6月期(1Q)最終は72%減益で着地

 $川崎重工業 (7012.JP)$ 26年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比72.4%減の42.4億円に大きく落ち込み、通期計画の820億円に対する進捗率は5.2%にとどまり、4年平均の38.6%も下回った。

メルカリ—大幅続落、GMV成長率の伸び悩みをマイナス視

 $メルカリ (4385.JP)$ 大幅続落。前日に25年6月期の決算を発表、営業利益は278億円で市場予想を10億円ほど上回ったとみられる。ただ、MarketplaceのGMV成長率はガイダンスの10%前後成長に対して4%増にとどまり、4-6月期は前年同期比1.8%増と減速している。26年6月期コア営業利益は280-320億円のレンジ予想、開発人件費の資産化を実施する中で、やや期待を下回る水準と捉えられているもよう。

三井不動産-急騰 1Q最終益91%増 分譲が好調

 $三井不動産 (8801.JP)$ が急騰。同社は8月5日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は1242億円(前年同期比91.1%増)だったと発表した。

分譲が、国内住宅分譲で引き渡しが進ちょく、投資家向け・海外分譲などで物件売却が進ちょくしたなどにより、大幅な増益となった。賃貸やマネジメント、施設営業も増益となった。また、固定資産売却益を計上したことも寄与した。

東映アニメ-東海東京が目標株価を引き上げ ONE PIECE映像投入による利益成長は不変

 $東映アニメーション (4816.JP)$ が大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、「ONE PIECE」映像投入による利益成長シナリオは不変と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4030円→4160円に引き上げた。

【動いた日本株トップ】

日経225の構成銘柄は横ばいで推移し、市場センチメントは変化していない。その中で、$日本製鋼所 (5631.JP)$は本日値上がり率トップ、終値は6.10%上昇の9925.0円だった。

一方、値下がり率トップは$オークマ (6103.JP)$、終値は9.25%下落の3680.0円だった。

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