2025年9月22日:NF日経レバの結果と反省

戦略のまとめ

寄り前の予測では、日経平均は前営業日終値付近でのもみ合いを想定し、NF日経レバ(1570)の想定レンジを34,400円〜35,200円と設定。押し目買いは34,400円付近、戻り局面では35,000円〜35,200円での利確を基本戦術とした。

実際の値動き

  • 日経225:始値45,193円、高値45,756円、安値45,193円、終値45,493円(+447円)
  • NF日経レバ(1570):始値35,000円、高値35,810円、安値34,970円、終値35,410円(+750円)

寄り付き直後を安値に、その後は一気に高値まで駆け上がる展開。前場に勢いを強めた後、後場はじわじわと上げ幅を縮小しながらもプラス圏を維持して取引を終えた。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

  • 乖離値:10,000〜10,200
  • 値幅:1,000

想定レンジ(34,400〜35,200円)を大きく上回り、予測とのギャップが鮮明に表れた。

反省

ロイター予測、想定レンジともに大きく外れ、寄り早々にショートでエントリーすれば確実に損失を被る展開であった。序盤の強さを見誤らず、柔軟に戦略を切り替える姿勢が不可欠であった。特に35,200円突破時点でのトレンド転換を早期に捉えられなかった点が課題である。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

本日の日経平均は447円高の45,493円と大幅反発。米国株高を背景に寄り付きから買い優勢となり、半導体株やファーストリテイリングの上昇が市場を牽引した。途中700円超の上昇を記録し、史上最高値を更新。売買代金は5兆3100億円と活況を呈し、特にレーザーテック(6920)が+10.5%高で大商いを演じた。業種別では電気機器、石油・石炭、化学が上昇、海運や情報・通信は下落した。

本日の注目銘柄

  • レーザーテック(6920):インテル向け受注期待から大幅続騰、年初来高値を更新。
  • 三菱UFJ(8306):利上げ観測を背景に年初来高値を更新。
  • 楽天銀行(5838):日銀利上げ期待から大幅反発。
  • アドバンテスト(6857):半導体関連の活況継続で続伸。
  • 三井物産(8031):バフェット氏の買い増し報道で後場急騰。

次回戦略

翌日は祝日前の調整が意識される可能性が高い。NF日経レバ(1570)は35,000円を下値の目安としつつ、35,800円〜36,000円が上値抵抗となる見込み。短期線の反発とMACDの底打ちサインが重なれば上昇余地が広がる一方、利確売りに押される展開も想定すべきである。乖離値と値幅が拡大傾向にあるため、逆張りではなくトレンドフォロー寄りの戦術が有効だと考える。

閉めの言葉

今日の相場は、予測を大きく裏切る強さを見せた。改めて「市場は常に想定外を織り込む」ことを痛感する一日であった。読者の皆さんも、同じ局面に立ったときに柔軟な判断を下せるよう、日々の観察と記録を続けていただきたい。

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