2025年9月25日とNF日経レバの戦略

前日を振り返って

24日の日経平均は45,630円(+136円)で続伸、連日で史上最高値を更新した。前場は半導体株の乱高下に押され安値45,205円まで下落したが、後場にかけて買い戻しが入り、終盤は高値圏で引けた。

NF日経レバ(1570)は寄り付き35,310円から安値34,950円まで下げたが、その後は反発し35,680円まで上昇、終値は35,640円(+230円)。想定レンジ内の推移で戦略は有効であった。

前日の乖離値は10,000〜10,300とやや拡大、値幅は700と前日より縮小した。高値圏維持のなかで押し目買いが効く展開が続いている。

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寄り前情報

ロイター予測によれば、本日の日経平均は45,350〜45,850円のレンジが想定される。米国市場は主要3指数が下落(ダウ-0.37%、NASDAQ-0.33%、S&P500-0.28%)と軟調で、半導体株安が国内に逆風となる可能性がある。一方でドル円は148.80と円安基調が続いており、輸出関連株は下支えとなる。

日経平均先物は45,420円と小動き。VIXは16.18まで低下し投資家心理は安定気味であるが、利益確定売りが出やすい水準でもある。

本日の戦略

想定される日経平均のレンジを踏まえ、NF日経レバ(1570)の想定レンジは 35,300〜36,000円 とする。下値では配当権利取り需要や押し目買いが入りやすく、上値では心理的節目36,000円が強い抵抗となる見込みである。

  • 移動平均線:短期線が上昇傾向を維持しており、35,200円付近が押し目の目安。
  • MACD:ゼロライン付近でゴールデンクロスが接近、買い優勢への転換が意識される。
  • RSI:過熱感はなく50〜60水準、上値余地が残る状態。

戦略としては「押し目買い優先・36,000円付近で利確」を基本とし、寄り付き直後の下落局面では慌てずに待ち構える姿勢を取りたい。

閉めの言葉

本日も高値圏での一進一退が想定されるが、押し目を拾えるかどうかが成果を分ける一日となろう。上昇相場でも焦らず、待つことを戦略の一部とできるかが重要である。読者の皆さんも、自らのルールを信じて相場の波に柔軟に向き合っていただきたい。

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