前日を振り返って
前日は、急騰後の調整局面を想定したレンジ戦略で臨んだが、結果としては想定以上に上値の重さが意識される一日となった。日経225は53,700円付近で下げ止まりを見せたものの、戻り局面では売り圧力が強く、終始方向感に欠ける展開であった。
NF日経レバ(1570)についても、乖離値が4,500〜4,800円と高水準で推移する中、指数以上に下方向への感応度が高く、値幅は約700円と依然として大きかった。調整が一日で終わらない可能性をより強く意識すべき局面であり、高値圏での慎重姿勢の重要性を改めて突きつけられた一日である。
寄り前情報

米国株式市場はキング牧師生誕日の祝日を控え、先週末はほぼ横ばいで終了した。ダウ、NASDAQ、S&P500はいずれも小幅安にとどまり、リスクオフ一色という状況ではない。一方でVIX指数は15台後半と低位を維持しており、急激なリスク回避ムードは限定的とみられる。
為替はドル円が158円台前半とやや円高方向に振れており、これが日本株の上値を抑える要因となりそうだ。日経平均VIも30前後まで低下しており、相場は荒れにくいものの、戻り売りが出やすい地合いが続いている。
ロイターによると、本日の日経平均は短期的な過熱感を冷ます動きが継続しやすく、予想レンジは53,500円〜54,000円とされている。高市首相の会見や機械受注の発表を控え、様子見ムードが広がりやすい一日となりそうだ。
本日の戦略
日経225はロイター予測どおり、53,500円〜54,000円のレンジ内での推移を基本シナリオとする。前日に確認された53,700円近辺は短期的な下値の目安となる一方、54,000円手前では戻り売りが意識されやすい。寄り付き後に安く始まった場合でも、安易な逆張りは避け、下げ止まりと出来高の落ち着きを確認したい。
前日の乖離値は4,500〜4,800円と高水準であり、本日も急激な乖離縮小は想定しにくい。日経平均の想定レンジを踏まえると、NF日経レバ(1570)の想定レンジは48,800円〜49,800円を中心に、値幅は引き続き700円前後を想定する。
戦略としては、49,000円前後での値固めを確認してからの短期回転を基本とし、寄り付き直後の動きには過度な期待を持たない。上値追いはリスクが高く、49,800円近辺では利益確定を優先したい。一方で48,800円を明確に割り込むようであれば、無理な買いは控え、調整の深掘りを警戒する。
閉めの言葉
調整局面は地味で退屈に感じられるが、相場の力関係が最もはっきりと表れる時間帯でもある。派手な上昇を追いかけるのではなく、下げ止まりを丁寧に確認する姿勢が、次のチャンスを呼び込む。本日も値幅を味方につけ、淡々と向き合っていきたい。

