2026年1月19日|NF日経レバ(1570)の結果と反省

戦略のまとめ

前日は急騰後の調整局面を想定し、日経225は53,500円〜54,000円のレンジ相場を基本シナリオとした。53,700円近辺での下値確認を重視しつつ、戻り局面では売りが出やすいと判断。方向感よりも値幅を意識し、慎重なスタンスで臨んだ。

NF日経レバ(1570)については、乖離値が4,500〜4,800円と高水準である点を最大の警戒材料とし、想定レンジを48,800円〜49,800円、値幅は700円前後と設定。寄り付き直後の動きに過度な期待はせず、49,000円前後での値固め確認後の短期回転を基本戦略とした。

実際の値動き

日経225は、始値53,390円、高値53,583円、安値53,091円、終値53,583円(前日比▲352円)となった。寄り付きから売りが先行し、前場には53,000円台前半まで下落。その後は下げ止まりを見せたものの、戻りは限定的で、終日重い値動きとなった。

NF日経レバ(1570)は、始値48,120円、高値48,670円、安値47,760円、終値48,670円(前日比▲690円)。想定レンジを明確に下回る場面があり、指数以上に下方向への感応度が高い一日であった。前場に安値を付けた後は持ち直したものの、戻りはあくまで自律反発の域を出ていない。

本日の日経225とNF日経レバの乖離値及び値幅

本日の乖離値はおおむね4,000〜4,800円で推移し、高水準ながらやや縮小する場面も見られた。ただし、依然として通常水準と比べると大きく、レバレッジETF特有のブレの大きさには注意が必要な局面である。

NF日経レバの値幅は約700円(47,760円〜48,670円)と、事前想定どおり大きな値動きとなった。指数が比較的落ち着いた動きであった一方、短期資金の売買がレバレッジ商品に集中している状況が改めて確認された。

反省

日経225のロイター予測、ならびにNF日経レバの想定レンジはいずれも下振れし、上値の重さを過小評価していた点は明確な反省材料である。引けにかけて反発は見られたものの、あくまで戻りの範囲にとどまり、調整が一日で終わらない可能性をより強く意識すべきであった。

特に、乖離値が高止まりしている局面では、安値圏での逆張りを急がず、下げ止まりの確認をもう一段待つ姿勢が求められたと感じている。

東京市場サマリー(MOOMOO証券より引用)

16日の日経平均は続落し、終値は174円安の53,936円となった。前日の米国株高を受けて一時はプラス圏に浮上したが、前日に材料を織り込んでいた反動から売り直され、前場では下げ幅を400円超に拡大した。

10時台半ばに53,700円近辺で下げ止まった後、後場には急速に値を戻したものの、戻り一巡後は再び売りに押されて終了。東証プライムの売買代金は約7兆200億円と高水準を維持した。

本日の注目銘柄

半導体メモリー不足を背景に、キオクシアホールディングスが上場来高値を更新し、年初来でも際立った強さを示した。一方で、スエズ航路再開報道を受けて海運株は軟調となり、テーマ反転時の下落スピードの速さが改めて意識された。

また、下水道インフラ関連としてHmcommが急騰するなど、指数が重い中でもテーマ株物色は継続しており、物色の二極化が鮮明であった。

次回戦略

日経225は53,000円台前半で一応の下値を確認したものの、戻り局面では依然として売り圧力が強い。次回は53,000円〜53,800円を中心とした、やや下方にシフトしたレンジを想定したい。

NF日経レバ(1570)は、乖離値の高さを前提に、47,800円〜48,800円での値固めを確認してからの対応を基本とする。値幅は引き続き700円前後を想定し、初動と出来高の変化を最重要視する局面である。

閉めの言葉

調整局面は派手さはないが、相場の本質が最も表れやすい。値動きに振り回されるのではなく、乖離と値幅という数字に正直でありたい。淡々と向き合う姿勢こそが、次の一手を静かに準備してくれると感じている。

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